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スタート直前にネジの緩みを発見したりすることは結構あります。
そんな時、メカニックサービスがあれば良いのですが、レースによっては用意されてない場合や混んでいる時にも、一通りの工具が揃っている携帯工具があれば、対応が可能です。
普段のトレーニングにも必須ですので、是非、一つは持っておきたいアイテムです。

スポーツライディングの為にタイヤの性能を十分に発揮させようと思うと、きちんと空気圧を管理しておくことが大切です。
空気圧のメーターがついた専用のフロアポンプはグループに1本は必須アイテム。
もちろん、普段のライディングにも必須ですので、レースだけでなくスポーツバイクを始める時の基本アイテムと言えます。

普段のメンテナンスでも重要なチェーンの潤滑。錆びていたり、キュルキュルと音が鳴るようでは、せっかくのペダリングパワーをロスしてしまいます。
レース前にオイル切れに気付くこともあるので、グループで1つ用意しておくとよいでしょう。雨天のレースなどでは粘度が高めで雨に流れにくいものがお勧めです。

スポーツバイクのネジは多くが六角レンチで回るタイプのネジが使われています。
緊急で必要なメンテナンスは多くが六角レンチで作業することができるので、携帯工具で済ますこともできますが、しっかりとした作業には単体の工具の方が作業しやすいので、グループに1セット携帯するとよいでしょう。

ほとんどがアーレンキー(六角レンチ)で回すタイプのネジが使われるスポーツバイクですが、ところどころでは+(プラス)ネジが使われている箇所もあります。
携帯工具のドライバーは使いにくい場合が多いので、こちらもグループに1本携帯するとよいでしょう。サイズは2番が殆どですが、ところどころ0番や1番など細めが必要な箇所もあります。