
ANCHORを詳しく解説
ANCHOR(アンカー)について
日本最大の自転車ブランド「ブリヂストン」がプロデュースするレーシングバイクブランドがANCHOR(アンカー)。 我々はペダリングスキル、ライディングポジション、最大酸素摂取量といった要素を、社内の研究施設「アンカーラボ」において測定し、科学的に解析する。 その数値化されたデータは、走行パフォーマンスを高めるためのライディングフォームと、フレームジオメトリーの追求に生かされる。 欧米人よりも身長は低く、胴体と手足の比率の小さな日本人は、小さなフレームサイズと短いトップチューブが必要となる。 一般的な700Cホイールよりも小径な26インチを用いると小さなフレームサイズを設計しやすいが、アンカーは最適な走行性能とパーツの互換性に配慮して700Cサイズにこだわる。 それは最適なトップチューブ寸法の確保と走行性能のバランスをより難しくするが、巧みなフレーム設計により乗り越えた。 ライダーを中心にすえ、バイクとの高度なマッチングを問い続けるアンカーだからこそできる。
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ロードレーサー
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フレームセット
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アンカーの思想
フレームサイズに合わせた4種のフォーク
アンカーは、それぞれのフレームサイズに合った設計の(オフセット値の)異なるフォークを4種用意する。
一般にフレームサイズが変化することで、操作感が変わるという特性がある。
これはハンドル操作に関わるキャスター角度(ヘッド角度)が、フレームサイズにより変化するからだ。
キャスター角の異なるフレームすべてに同じフォークを装着すると、それぞれ操作感が変わり、狙った乗り味が損なわれてしまう。
そこで4種のフォークをフレームサイズごとに使い分け、『トレール値』という操作感を左右する数値を同じくし、どのサイズでも適切な操作感を得られるよう設計した。
このトレール値の基準も、アンカーの長い経験が生んだものだ。
日本人向けのフレーム設計、サイジング

『物理現象を数値として捉え、再現する』仕組み
