<自転車メンテナンス>メンテグッズ特集(ケミカル編)
メンテグッズ特集続き、ケミカル編です。
ケミカルとはグリースやオイルなどを初めとした薬品類の総称です。どれもこれもパッと見は一緒ですが、適材適所を心がけないとメンテナンスどころか逆効果にもなりかねませんので、必要なケミカルをしっかりと見極めましょう。
目次
オイル
いわゆる潤滑油なのですが、様々な性格の製品があり、最適な製品を見つけにくいケミカルでもあります。ここでは用途で分類していきます。
万能オイル
摩擦が生じる場所の多くに利用できるオイルで、スプレータイプが使いやすいです。自転車を持っているなら一本持っておくと便利です。
シリコンオイル
プラスチックをほとんど傷めないオイルで、とてもサラサラしています。金属同士を潤滑することができないので、主にワイヤーの潤滑に利用されます。
チェーンオイル
雨や高負荷に耐えられるオイルで、その名の通りチェーンの潤滑に用いられます。
種類
- ドライタイプ
- ウェットタイプ
- ワックスタイプ
比較的低粘度で、抵抗や汚れを低く抑えられるチェーンオイルです。多くの方にお勧めです。
高粘度でかなり汚れやすい代わりに、雨にはとても強いチェーンオイルです。MTBやツーリング車にお勧めです。
チェーンをワックスでコーティングするので、とても汚れにくい潤滑剤です。塗る前にチェーンをしっかり掃除して、指定された通り塗布することでその性能を発揮します。
グリス
ベアリングのように高速、高負荷回転する部分や、固着されると困る部分に使うケミカルです。
DURA-ACEグリス
自転車用としては定番のグリスで、耐久性に優れます。ハブ、ヘッドパーツに利用します。
SIS-SP41用グリス
シフトワイヤー用の、抵抗が小さなグリスです。
カーボン用滑り止め
微粒子が配合された、カーボン製品を安全に固定する為のケミカルです。
洗浄剤
自転車やパーツに付着した汚れやオイル、グリスを除去するケミカルです。
パーツクリーナー
スプレータイプの溶剤で、主に油汚れを落とすのに利用します。ハブなどにかからないよう注意してください。
ディグリーザー
パーツに塗ったり、漬け込んで油汚れを落とします。
自転車用洗剤
洗車するときに使う、専用の洗剤です。
チェーンクリーナー
ディグリーザーを入れて使うことで、黒くなったチェーンも簡単に綺麗にできます。
シェアをお願いします!
投稿者情報:mechanic