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★11月★自転車にやさしい乗り方で快適走行

投稿者:DJ GALAPA

★11月★自転車にやさしい乗り方で快適走行

こんにちは。DJがらぱです。

すっかり寒くなってきましたね。
私の住む美山でも、今にも雪の降りそうな日が増えてきました。
今朝も朝起きたら(6時ごろですが)外は霧で真っ白。
山もすっぽり覆い隠すようなひんやりとした霧で幻想的な風景でした(でも寒いので窓越しに眺めるだけ・・・笑)

さて、通勤、通学で自転車を使われている方もそろそろ朝晩つらいなー寒いなーという季節になってきましたが、快適な通勤通学ライドを楽しんでいらっしゃいますでしょうか。

寒い時期は、特に走り始めが身体も固くなっているので、運転がどうしてもあらくなってしまったりすることもあるのではないかと(自分はそうでした)思いますが、いかがでしょうか。

でも、朝から自転車で身体を動かすことで代謝もよくなるし、活動的になれることはとても素敵なこと。
だから、できるだけ事前に準備をしたり、気をつけたりして、楽しく快適に走りたいものです。

快適走行で一番気をつけたいこと、と考えてもいろいろあるのですが、まずはタイヤ。
地面と唯一コンタクトをとるものですから、タイヤには気をつけたいところです。
まずは長く使っている場合はタイヤの磨耗などがないか、サイドなどに劣化、破れが出ていないかを確認することはもちろんですが、空気圧についても日々確かめることが大事。
朝はそんな余裕がないよーという方は、夜おうちに帰ったときにすぐチェックして、その場で空気が少なければ空気を入れてしまうのが私のようなちょっとめんどくさがりな方にはオススメ。
空気を入れるときには、一度タイヤを1周回してみて、タイヤの状態を確認しておくと安心です。
(さらに、夜空気圧をチェックしておくことで、スローパンクも見つけやすくなります。朝、もし入れたはずなのにいやに空気がない感じがするな、という時は要注意)

空気を入れるときには、バルブ(空気を入れるところ)を手荒く扱わないようにご注意を。
このバルブ付近に横方向の力がかかって裂けてしまってパンクというか空気が漏れてしまうこと、結構あります。
空気入れを使う際にどうしてもとりはずしでこじってしまうことも多いので、ここは丁寧にしておくことが大事です。

空気圧は指定がタイヤに記載されていますので、面倒でも最初はそれを参考にしておくとよいと思います。
一般的にタイヤの細いものは空気圧を高く、太いタイヤはそれほど神経質にならなくても大丈夫ですが、それでも街中を走るのであれば高めのほうが楽に走れます。
また、バルブの種類によっても空気圧をこまめにチェックする必要が。
タイヤの細いタイプのものに使われる「フレンチバルブ」はパッキンを使わない仕組みだったりする理由から放っておいても空気が抜けやすいので、こまめなチェックが必要です。
(ぶっちゃけた話、いわゆるママチャリタイプの英式や、マウンテンなど太いタイヤで使われることの多い米式は一度いれたらかなり放っておいても大丈夫ですが、フレンチはそれに比べて空気が抜けるのが早いのです)

また、タイヤの細さによって、走行中の乗り方にもそれなりに注意が必要ですよね。
ロードタイプのタイヤの細いものは、サドルにどっかり座って段差を「ゴン」と越えたりすると、いわゆるリム打ちパンクをしやすいです。
太くてブロックタイプのマウンテンバイクのタイヤは走行時は確かにロードに比べて重いですが、段差越えなどでそれほど神経質にならなくてもトラブルは少ないといえます。

といっても、そんな段差をひょいと越えるような走行テクって・・・と思われる方もいらっしゃるかも。
でも、簡単なフロントホップ、リアの抜重は覚えておいて損はありません。
サドルから腰を浮かせた状態で前は、段差に「コツン」とタイヤがあたる瞬間にハンドルを少し上に浮かせるような感じ(あるいは力を抜くだけでも)でひょい、と越えてやるだけで随分自転車に与えるダメージは少なくなります。そのまま後輪についても段差に「コツン」と当たった瞬間に当たった動きをそのまま逃がしてやる(段差に当たると、物理的に自転車はそれを乗り越えようとして上方向に動きます。その動きを妨げないように足の力をふっと抜いてやるようなイメージです)だけでリム打ちパンクは減るはず。

段差を降りるときも同じですが、降りる場合は腰を引いて後ろにまず荷重をかける感じで(ハンドルを少し後ろに引くような感じ)、段差から前輪が降りる瞬間にすっと腰を引いて前輪を段差の下にそっと「置く」ようにしてやり、後輪が降りるときは少しブレーキを当てる感じでそれまで引いていた腰を戻して、前方に荷重を移してやるようにしてすっと自転車を前へ送り出してやります(身体を段差直後の場所に残す感じ)。その時も後輪を「置く」ようなイメージで、ガチャンと音がしないような状態ならベスト。どっかり座ったままゴンと降りると最悪パンクしてしまいます。段差を登る場合も降りる場合も、自転車がガチャガチャ音がしないのがベストです。

ギアチェンジも踏み込んだ状態でなく、チェンジの瞬間少しかけている力を抜いてやるような気持ちでいるとトラブルが少なくなります。
基本は、「自転車にやさしく」ということですね。

最近の自転車、自転車のパーツは、多少の無茶をしても大丈夫なように作られていて、ちょっとくらい乱暴に乗ってもそんなにトラブルはありませんは、自転車にやさしい乗り方を意識すると、もっともっと快適にトラブル少なく乗ることができます。
それはレースでも生かされることでもあって、自転車に無理のない乗り方、やさしい、うまい乗り方をされる方は、トラブルも少なく、そして速い方が多いのです。

普段の走り方にやさしい乗り方をプラスしてあげることで、冬も快適に安全に自転車と過ごしてくださいね(^^)

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次回は冬を快適に過ごすグッズを探してみたいと思います♪

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