第52回★インターハイ開幕!
みなさんこんにちは!DJがらぱです!
私は今、埼玉に来ています。
いよいよ、高校生の夏の一大イベント、「高校総体」いわゆる「インターハイ」が始まります!
高校生にとって、とても大切で特別なこのインターハイ。
高校生活の集大成、と言い切る選手もたくさんいます。
もちろん、1年生から活躍する選手も中にはいて、3年間インターハイで記録や成績を出し続けている選手も。
そうなると、もうその選手の「一時代」という感じです。
今年で言うと、4月にあったアジア選手権でもアジアの頂点に立った奈良の野口正則選手や同じ奈良で1年生から国体やインターハイのトラック種目で優勝を重ねている元砂勇雪(もとすなゆう)選手など、目が離せない選手がたくさんいます。
インターハイで成績を残した選手は、そのあと大学や実業団などで活躍したり、海外のレースで素晴らしい走りをしていたり、本当に素晴らしい活躍をしています。
私はおととしの大阪インターハイからこの高校生の大切な大切なレースのお手伝いをさせていただいています。
去年は「がばいばあちゃん」で有名な佐賀。
そして今年は埼玉です。
まず2日からはトラック競技。
そして5日にロードが行われます。
今年使われるトラックの競技場は500mバンク。
日本にあるトラックは333m、400m、そして500mの3つが主な大きさ(そのほかには、海外では主流な250mバンクもあります)。
その中でも500mは一番1周が長いバンクです。
競技の距離は決まっているので、特に変わりはないように思いますが、500mバンクは一周が長いこともあり、途中の直線(ホームストレッチとバックストレッチ)が非常に長いことが特徴です。
逆に今年アジア選手権が行われた奈良競輪場などの333mバンクは一周が短いので、直線の距離が短く、ほとんどカント(角度)がついたすり鉢状の形状。
この形の違いで、得意不得意はかなり決まってきます。
今年はどんどん踏んでいく選手、パワーのある選手が直線で力を発揮するかな、などと想像しています。
ちなみに京都の向日町競輪場は400mバンク。
ちょうど500と333の間を取ったような感じで、日本ではこの400mバンクが一番多いです。
トラック競技は、競技場の中にいさえすれば競技のすべてを眺めることが出来ます。
でも、沿道で応援するようなオープンな感じではなかなかないので、競技場へ足を踏み入れるまでの敷居が少々高いのが難点。
でも、すべてを自分の目で見ることが出来るのでとても魅力的なんです。
各都道府県にある競輪場では「愛好会」という組織があるところが多く、一般の方でもバンクを走る機会があります。
競輪、というと、ギャンブルのイメージが先行してしまいがちですが、一競技としてトラック競技を見てみると、非常に奥が深くてエキサイティング。
特にアマチュアのトラック競技は種目が非常に多く、その種目種目での特徴をとらえると、とても楽しく観戦できます。
時まさにオリンピック間近。
オリンピックでもトラック競技は様々な種目でバトルが繰り広げられます。
北京へ見に行くのはなかなか難しいですが、トラック競技に親しむ手始めに、インターハイ観戦はいかがですか?
インターネットでも中継されますので、埼玉は遠い~という方も楽しんでいただけますよ。
ぜひ「埼玉 高校総体」で検索してみてくださいね!
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投稿者情報:DJ GALAPA