第151回★ツールド北海道でした
みなさんこんにちは。DJがらぱです。
ネットにプライベートで繋ぐ時間が全くなくて、更新が遅くなってごめんなさい。
ツールド北海道、というステージレースに行っていました。
ステージレース、というレースの形態も最近は知られてきていますが、1日で勝者が決定するレースとは異なり、数日間の間、設定されたステージをほぼ毎日走り続け、その日その日のステージ優勝だけでなく、合計でのタイムやポイントを競うレースです。
もちろん、毎日同じところを走るわけではありませんので、ゴールしたら、次のステージのために移動し、また翌朝スタートする、という繰り返しになります。
ステージレースは移動との戦いです。
周回コース設定の場合はスタートゴールが同じ場所になりますが、北海道の場合はタウントゥタウン、つまりスタートの場所からおよそ150~200キロ先に設定されたゴールへ、スタッフもすべてがレース中に移動することになります。
私もスタートのセレモニーをやったらそのあと車でフィニッシュ地点に先回りし、実況し、さらにゴールを見届け、表彰式をやったら、また次のスタートの最寄の宿泊地へと移動です。
今回の北海道もレースの総距離は4日間で700キロ近くを走りましたので、移動もハンパない大変さ。
毎日場所が変わるので、ホテルも連泊は一切なしで、毎日ホテルへチェックインし、翌朝チェックアウトの繰り返しになるので、毎日パッキングをといてはやり直し、の連続です。
おかげで旅行の荷物を作るのはとてもうまくなりました(笑)
次にもうすぐ行く国体の場合は、ロード会場とトラック会場の移動こそあれ、基本的には連泊となるのでステージレースに比べるとはるかに楽です。
そんな北海道。今年も様々なドラマがありましたが、何と行っても素晴らしかったのは、コンチネンタルチームがレースをぐいぐいと作っていく中で、第3ステージにおいて大学1年生がステージ優勝をとげたこと!
この第3ステージも序盤にオロフレ峠というとても厳しい登りがあり、それまでも長距離のステージをこなしてきた選手たちにとってかなりの気力体力が要求される状況の中、最後に一番で帰ってきたのはその大学1年生、鹿屋体育大学の山本元喜でした!
この山本くん。昨年までは奈良の高校生で、奈良インターハイでも見事優勝、そして今年の全日本選手権U23(23歳以下)のチャンピオンでもありました。
が、いわゆる日本とアジアのトップ選手が走る中でのこの走りはとにかく大金星。
24年の歴史あるツールド北海道でも学生がステージ優勝をとげるのはおそらく歴史初ではないか、とのことでした。
その場で、その優勝をコールできたことに、とても幸せな気持ちになったがらぱです。
総合時間賞は最終的にブリヂストンアンカーの清水都貴(みやたか)選手でしたが、この清水選手もかつては鹿屋体育大学で自転車競技をやっていた、いわば山本選手の大先輩。
期間中には、先輩後輩で言葉を交わす、そんなシーンも多くみられました。
選手に比べれば、と思いつつ、レース終わって帰ってきたら身体もココロも結構私もボロボロですが(笑)、こうやって歴史の1ページを見届けることができるということが何よりも嬉しくて、次へのパワーになってくれるということをつくづく実感します。
次は千葉国体!
今度はトラック期間中はホテルも連泊なので(笑)、また期間中にいろんなお話をお届けしたいと思っています。
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投稿者情報:DJ GALAPA