自転車用ヘルメット(ロード・MTB向け)の特徴・選び方
近年、エアロヘルメットの登場により、空気抵抗やワット数の削減に注目されていますが、
ヘルメット選びは今も昔も安全性が一番大切なポイントです!
そのためにまず自分にフィットするヘルメットを選ぶことが大切です。
その次に目的に合ったヘルメットやお気に入りのデザインを選んでいきましょう。
何よりもまずはフィット感
- ブランドやモデルごとによって内側の形状が異なるため、自分の頭の形状に合うブランドを見つけましょう。最近アジアンフィットのモデルも多く出ていますが、アジアンフィットだからと言って全ての日本人にフィットするわけではありません。アジアンフィットとは日本人の頭部の形にあった形状をしたモデルのことを言います。
自分の頭の周囲を図り、ヘルメットの適合サイズとあったものを選ぶ。また自分に本当にフィットしたヘルメットを見つけるには、周囲だけではなく、3つの要素も大切です。
サイズが合っていない場合
頭部に衝撃を受けた時にはずれてしまい、頭部保護の役目を果たさない。または頭部とヘルメットの間に隙間がありすぎると衝撃を吸収、分散させることができません。
価格
- ヘルメットの価格差について、基本的な安全性は同じです。安全性を維持したまま、軽量にしたり、空気抵抗を減らすために素材を変えたり設計を変更することで、価格差が生まれます。またはMIPSのようなより安全な技術を採用したヘルメットは高額になります。
MIPSとは「Multi-directional Impact Protection System」の略で、多方向からの衝撃に対する防護システムです。MIPSヘルメットは、アウターシェルとインナーシェルの間に低摩擦性の層を設け、斜めからの衝撃をヘルメットが受けた時には、外層と内層が滑り合うことで頭への衝撃を和らげます。実際の事故状況で起こりうる、斜めからの衝撃に対応するよう設計されています。
ブランド・価格帯比較表
軽量性
- 軽さの重要性。100km以内のライドであればあまり軽量性は気にしなくてもいい要素です。ブルベやロングライド、ヒルクライムで使用するヘルメットは軽量性も考慮することをお勧めします。80g差あると、頭の上に80グラム乗せて走っているのと同じで、背筋や首周りの疲労感や筋肉疲労に大きく差が出ます。
重量・価格帯比較表
エアロ効果
- 空気抵抗を減らす設計がされ空力に優れたエアロヘルメット。空気を受け流す流線型の形状やベンチレーションの穴が少ない、または空気の流れをスムーズにするようにベンチレーションが設けられている特徴があります。 ベンチレーションが少ないモデルは熱がこもりやすく暑いというデメリットもあります。ロングライドで使う時は、放熱とエアロ効果を両立させたモデルを選ぶことをお勧めします。
各ブランドのエアロヘルメット
目的別
- 通勤通学時に使う、またはロングライド、レース、トレーニング用等でも選ぶモデルや価格帯が変わります。
目的別・価格帯比較表
通勤・通学用
通勤通学用は毎日使うものだから安全性が
高いのがいいよね。視認性も大事、かっこ
いいのがいいよね。高くて高性能なのはい
らないけど、ハイセーフなら高いの買った
方がいいかもね。だったらBELLのMIPS
対応の一番安いのはどう?
ロングライド・ブルベ・レース用
150KMを超えるロングライドになると、頭
の上の80gはこたえます。肩は凝るし、首
は疲れるし。単純に軽いものがいいです
が、空力も重要です。空力がいいと風に押
される力が弱まるので、首回りの無駄な力
を使わずに済みます。240g以下のヘルメッ
トがおすすめです。
自転車用ヘルメット(大人用)
こちらのカテゴリでは、一般的な大人の方がサイクリングやツーリングで使用しやすいヘルメットが並んでいます。スポーツバイクはスピードが出やすいのでヘルメットの装着は必要です。ヘルメットの形は、ブランドによって様々で、フィット感も人によって変わってきます。MTB色の強いものはバイザーが付いているものもありますが、ほとんどの場合取り外しが可能ですので、前傾姿勢を取って視界が遮られそうなときは、外して使用することも出来ます。 |
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自転車用ヘルメット(大人用)の詳細なカテゴリ
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バイザー付きややソフトな乗り方をするMTB全般、ツーリングやシティライドなどで使用される頻度の高いのが、バイザー付きのヘルメットです。バイザーは、日差しや雨などから目や顔面をガードします。ほとんどのモデルでバイザーは取り外し可能となっているので、不必要な場合はバイザー未装着でも使用していただけます。 |
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バイザー無しこちらのカテゴリのバイザー無しのヘルメットは、ロードバイクやツーリング、シティライドで使用される頻度が高いヘルメットです。強めの前傾姿勢と取る場合、バイザーがあると視界を遮ってしまうので、ロードレーサーモデルなどは、こちらのカテゴリに分類されます。ハイエンドなものは、ヘルメットとしての強度を保ちながらも、かなりの軽量化を実現しています。 |
自転車用ヘルメット(大人用)のおすすめブランド
LAS(ラス)、1974年に誕生したイタリアンヘルメットブランドです。イタリアでのハンドメイドにこだわり続け、そこからの40年間、自転車はもちろん、アイススケートやカヌー、ラフティング、クライミング、乗馬など、世界中のスポーツマン達の頭をずっと守り続けてきました。数多くのプロ選手達に愛用され、幾度となく繰り返される厳格なテストにパスし、CE、USA CPSCなど、厳しい基準の規格をクリアし、イタリアンヘルメット業界のリーダー的存在へと成長を遂げています。 | |
MET(メット)とは、イタリアのレーシングヘルメットブランドです。『涼しさを追求したホールの配列と内部のカッティング』、『フィッティング機能』、『軽い装着感』など数々の機能性を備えながら、高いコストパフォーマンスを実現しています。創立当時からヨーロッパの過酷なレースで試され続け、スマートな外観の中にその真価が秘められています。 | |
OGK Kabuto(オージーケーカブト)は、世界のニーズと信頼にこたえるために、日々、研究を重ねる日本のメーカーです。ヘルメットを始め、アイウェアやグローブなどのライダーを保護する商品を主に展開し、ボトルやボトルケージなどのアクセサリー商品も展開しています。日本人のシルエットに合う商品を展開しています。 |
自転車用ヘルメット(ロード・MTB向け)について
自転車用ヘルメット(ロード・MTB向け)の特徴・選び方を詳しく解説。自転車用ヘルメット(ロード・MTB向け)の選び方が分からない、迷ってる方に、自転車用ヘルメット(ロード・MTB向け)のオススメの選び方を紹介します。自転車用ヘルメット(ロード・MTB向け)選びにご参考ください。おすすめ人気ランキングもどうぞご参考に!