街乗り用シングルスピードの特徴・選び方
街乗り用シングルスピード
シングルスピードとは、その名の通り、変速が無いという意味ですが、最近では競技用のトラックレーサーにフリーギヤやブレーキを装備し、快適に街乗り出来るようにアレンジしたものを指すようになりました。さらにアップライトなポジションや直進安定性を重視した専用フレームの採用などで乗り易くなり、また、すっきりとした外観とシンプルな構造により比較的、低価格でトラブルが少ない為、ファッションに敏感な若者を中心に人気が高まりました。
街乗り用シングルスピードの特徴
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1ハンドル
走りを重視したものと、トリック系に大別できますが、走りを重視したものはドロップハンドルやブルホーンバーが多く採用されます。トリック系ではハンドルを極端に切り詰めたライザーバーやストレートバーが採用されます。
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2ギヤチェンジ
シンプルな外観を際立たせるスチール(クロモリ)の細いパイプを使用したものが人気です。競技用ではないので、ホイールベースを長めにしたり、フレーム剛性を少し抑えて乗り心地を良くするなど配慮されています。
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3ブレーキ
競技用はフィクスド(固定)ギヤが採用されますが、街乗りを意識したモデルではフリーギヤが採用されます。一般的な自転車からの乗り替えでも、違和感なく安全に乗車することが出来ます
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4タイヤ
タイヤは路面抵抗を抑えた700×23cなどの細いタイプが主流ですが、乗り心地を優先して、一回り太くクッション性の良い28c程度のタイヤを装着するモデルもあります。
トレンドに敏感な若者が街乗りで使うことが多いためカラフルなカスタムパーツも多く出回り、自分のファッションとライディングスタイルに合ったカスタムで、個性的なルックスのバイクに仕上がります。カスタムのベースにする場合は、シンプルな外観のものを選ぶのがオススメ。
街乗り用シングルスピードのブランド
MASIは、1949年に誕生したイタリアの中でも歴史のある老舗ロードブランドです。クロモリフレームを主に扱い、過去、世界最高峰のロードレースで数々の有名チャンピオンを生み出しています。現在は、伝統のクロモリフレームを継承しつつ、時代にあった素材でのバイク作りも心がけています。シングルスピードバイクも毎年ラインナップされており、デザイン性にも富んだ車種は街中でオシャレを演出します。また、小径車のシングルスピードも展開しています。 | |
mongooseは、BMXの元祖ブランド。1970年台初頭のモーターサイクルの映画を自転車で真似るカリフォルニアの子どもたちに頑丈なホイールを作ったことが始まりで、その遊びをBMXと名付け、競技として確立し、いち早く専用フレームを開発しました。その後はMTBの開発・発展、トップライダーの育成にも力を入れてきましたが、初心である"自転車と遊ぶ"という心を忘れないブランドです。シングルスピードバイクには、不動の人気を誇るMAURICEシリーズがあり、BMX/MTBのエッセンスが散りばめられたものになっています。 | |
SE BIKESは、BMXレースの歴史にどのブランドよりも多くの偉大なライダーたちの名前を刻んだBMXブランドで、数々の名機を発表しています。PK Ripper(ピーケイ・リッパー)、OM Flyer(オーエム・フライアー)、Quadangle(クアドアングル)などは発表以来25年を経た今もSEのラインナップに燦然と輝いています。シングルスピードバイクは、BMXレースで培ったノウハウが注ぎ込まれたものとなっています。LAGERシリーズは、ブルホーンバーと軽快さを感じられる装備で、大変人気のあるモデルです。 |

※価格帯はあくまでも目安です。各モデルの詳細な価格などご不明点は、こちらよりお気軽にお問い合わせください。
街乗り用シングルスピードについて
街乗り用シングルスピードの特徴・選び方を詳しく解説。街乗り用シングルスピードの選び方が分からない、迷ってる方に、街乗り用シングルスピードのオススメの選び方を紹介します。街乗り用シングルスピード選びにご参考ください。おすすめ人気ランキングもどうぞご参考に!