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レースでの安全ということ

投稿者:DJ GALAPA

レースでの安全ということ

5月にお届けする予定の記事をアップする作業が出来ず、レースが6月をまたいでしまったため遅くなってすみません!

 

6月はまた月末くらいに記事を書きたいと思っていますのでお許しを・・・

 

さて、レースシーズン本番となってきたので、今回の記事は、レースの安全ということについて、私なりに考えてみたいと思います。

 

レース、特にロードレースをご存知の方なら、ロードレースは、楽しい反面とても危ないと思われることがあるかもしれません。
スピードが速いこと、たくさんの選手が一度に走ることなどから、いわゆる落車事故のリスクがどうしてもともなうためです。

 

でも、0にはならないまでも、レースでできるだけリスクを少なくして楽しむことは、不可能ではありません。
それはでも、参加する各自が意識を高めて行くことがなによりも大切なことなので、ここを訪れてくださっている方からまず、その気持ちを少しずつ高めていただけたらなぁと思っています。

 

大切なことは3つ。
・無理なことをしない
・危ないことをしない
・怖いことをしない
当たり前のようですが、この3つがとても大切。

 

無理なライン変更や、オーバースピードでの突っ込み。自分が出したこともないスピードで下りに突っ込むなど。
レースだから、ちょっと今までの自分よりも頑張っちゃう、という気持ちが危険な行動になってしまわないようにすることが何よりも大切です。

 

当たり前のことのようですが、実はこれをちょっと意識するだけで回避できる事故はとてもたくさんあるのです。
あるプロ選手も「練習でスピードが出せないから、という話をよく聞くけれど、そこまでのスピードを出してプロも毎日練習するわけではない。安全に走れる中で得ることはたくさんある。その積み重ねがプロのあの走りを作って行く」とおっしゃいます。
まわりをよく見ながら、急な動作をせず、無理のない余裕のある走りを心がければぐんとレースでも事故のリスクは減るはず。
そして余裕があれば、安全な直線などでまわりをかわして前に出ればあとは勝利が待っています。

 

この余裕が大切。
周りが自分と同じように安全に走ってくれるかどうか、きちんと競技管理されているかどうかは、悲しいことですが、保障されているわけではありません。
ある程度自分の身の安全は自分で守りながら、まわりの動きを見て行くことで、どんな場合にもレースを楽しむことが出来るのも事実なのです。

 

スケジュールに余裕を持つことも大切。
受付などで思いのほか時間がかかってしまったり、サインで混雑してしまったり、誘導がちょっと混乱したり、など、ということはよくあること。
ギリギリになって焦る気持ちでスタートすると、余裕がなくなってしまいます。
早め早めに準備を済ませておくことも大切です。

 

トイレも行列になるかも!
そんな予測のひとつひとつがレースの余裕につながっていくことも。

 

そんなゆとりをもった準備、そして余裕のある走り、と同時に、やっぱり積極的に前に出る気持ちがある選手は事故にあう確立も少ない、これも事実。
せっかくのレース、積極的な走りをすることも安全に走る大切なファクターのひとつです。
周りに巻きこまれることもあるかもしれません。
でも、自分がどう走ればもっと安全に走れるか、ということは常に頭のすみにおきながら走ることで、レースはもっと楽しく安全になるはず。
これからのレースハイシーズン、ぜひぜひ安全に楽しく、ガンガン走ってくださいね!

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投稿者情報:DJ GALAPA

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