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第21回★年末年始ツーリング、計画されてますか?

投稿者:DJ GALAPA

第21回★年末年始ツーリング、計画されてますか?

みなさんこんにちは。DJがらぱです。
年末年始、あわただしくてあっという間に時間がたってしまいますね。
そんな中、少ない休みを利用して、お年始のサイクリング、という方もいらっしゃるかもしれません。

ワタシの周りでも結構「日の出サイクリング」と題して大晦日の夜中から出かけたり、年始にちょっと頑張って山を登ったりという人は結構います。
かく言う私も、以前(だいぶ昔・・・苦笑)はきゅうべえのスタッフと年始は愛宕山に登ったものでした。
そのあとは誰かの家になだれこんで宴会♪
それも楽しかったです。(それ「が」かも?)

でも、自転車じゃなく、お年始に山へ行かれる方もたくさんいらっしゃいますし、何かと年末年始は人出が多いですよね。
そこで、装備はもちろんですが、やはり自転車に乗っている側が考えておくこともたくさんあるのではないかと思います。

これは普段、山へ入るときもそうですが、とにかく無茶をしないこと。まずこれが一番。
どこから人が出てこられるかわかりません。
ハイカーの方と出会う確率は年末年始のほうが高いかもしれないのです。
だからこそ、とにかくあまり無理をしない。スピードは控えめに。
これが第一です。

実際、つい最近のことですが、ワタシが知っている大学生(レースに良く出ている人です)が、京見峠で車と正面衝突をしたとか。
幸い奇跡的に身体は軽症で済んだようですが、自転車が見事にぐっちゃぐちゃになってしまったと嘆いていました。嘆けるだけ良かったと思わなきゃ駄目だし、気をつけないと!とその場で思わず説教モードに入ってしまいましたが、話を聞くだけでひやっとします。
事故はある程度仕方のない要素もあるとはいえ、でも、そんなことがあっていいはずはありません。
やはりちょっとした油断、スピードの出しすぎ、ということがあったのではないか、と思います。
ましてや自転車と歩行者がもしぶつかってしまったら・・・。
今度は自転車が人に重大な被害を与えてしまうかもしれないのですから。

ちょっと口幅ったい話になってしまったかもしれません。
でも実際ちょっとした山での事故は残念ながらちょくちょく起こってしまっているのも事実。
それがさらに「日の出ツーリング」などと称して夜間に走るとなればなおさらです。
自分の存在を知らせるためのライトはもちろんですが、周りに常に人がいるかもしれない、という気持ちで楽しんでいただけたらなあ、と思います。

また、自分がもしかして(特に山道、ダートに入るならば)昼、夜問わず、迷ってしまうかもしれない、ということも頭に入れておくべきでしょう。
地図などの装備はもちろんですが、ちょっとした非常食、サバイバルシート(アルミホイルみたいなうすーいシートですが、これがいざというときはあたたかい)、靴下の換え、ビニール袋などはいくら近くに行くときでも持っておきたいですね。

ワタシも以前、実は家の近くの北山で遭難?しかかったことがありました。
そのときは自分が企画したツーリングイベントの下見で一人で山へ入っていたのですが、北山はなじみの山だったことと所詮低い山ばかりの連なりと甘く見ていたら、見事に道を見失い、気がつけば随分ルートとはずれた川沿いにひょっこり出てきてしまいました。夕暮れが近くなっていたことと、それからその川沿いに、何と、熊の足跡を見つけてしまったことでかなりパニックを起こし、非常に怖い思いをしたのを覚えています。
そのときは何とか木の目印を見つけ出せたので事なきを得ましたが、ちょっとした散歩気分で遭難してしまう人がいるということは事実なんだなあ、とあらためて感じた出来事でした。

ま、そこまでにはならないにしても、楽しむためにはそれなりの装備と、周り(環境へも、人へも)へのちょっとした思いやりが大事だと思います。
自分だけが楽しむ、というよりも、山や自然を愛するみんなが気持ちよく、楽しく新年を迎えられるように、計画と気持ちには十分余裕を持って楽しんでくださいね!

それではまた、2008年もみなさんに楽しいお話がお届けできるように頑張りますのでよろしくお願いします。
よいお年を~(^^)

がらぱ

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