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アジア選手権

投稿者:DJ GALAPA

アジア選手権

みなさんこんにちは!DJがらぱです。

1月があっという間に終わってしまいました。
この1月後半は日本で「アジア選手権」が開催されました。
私もどっぷり2週間、アジア選手権とともに過ごしました。

アジアの強豪の中での日本選手の活躍に、そしてリオへの枠取りに、多くの期待が集まりました。
前半、伊豆大島で行われたTTとロードにも、そして後半伊豆ベロドロームで行われたトラックレースにも、たくさんの応援のみなさんが来てくださいました。

私には論じたり評価したりすることはできませんので、様々に論じられている日本チームの戦いに口を挟むことはしませんが、以前日本で行われたアジア選手権の時に比べても、日本チームが非常に厳しい戦いを強いられたと感じます。

表彰台の一角までは届いても、真ん中に届かない。
そんな種目が多くありました。

そんな中で気を吐いたのが橋本英也選手。

オムニウムという二日間で6つの種目を行う十種競技のようなトラック種目で、余裕すら見せる金メダル。
テレビでも「怪物」とニックネームをつけられるほど。
彼の自信に満ちた走りには本当に惹きつけられました。

勝ちたいと思う気持ちはもちろん選手誰しもが思うもの。
それをどのように形にできるかということの難しさとまっすぐさを改めて感じます。
今回特に強さを感じた韓国、そして中国は、海外からコーチを招聘してチームを大きく成長させているなと印象づけられました。
とにかく強い。
そして粘りを持っている。
海外コーチだから素晴らしいというわけではないことはモチロンですが、でもきちんと強化がされているのだろうなと思わせるのは選手の表情を含めての印象。
日本チームを見ていてなんとなく伝わってくる響ききらない和音とは対照的でした。

チームとして、選手をどうバックアップしていくのか、というのは、クラブチームであれ、それが日本代表であれ、同じように問われる課題なのだろうななどとも思いました。

コーチへの信頼、信じて任せられるメカニック、まっすぐに競技に向かう選手。
言葉で示せばとてもシンプルなものですが、とても大切なこと。
お互いにお互いの役割をリスペクトしながら、全力を尽くすことでチームも素敵な和音を奏でてくれるのだろうと思います。

2020年に控えたオリンピックに向けて、日本の課題は山積していることをあらためて顕在化させた今回のアジア選手権。
これからの変革に期待したいです。

私は今回前半のロードでは審判車両の中からチームカーや本部などにレース状況情報を提供するラジオツールという仕事を、後半のトラックレースでは、英語の公式MCとしての参戦で、ほぼほぼ英語漬けな2週間。
日本にいながら海外プチ留学をしているような毎日でした。
無事帰宅した現在でも未だにアタマの中で英語と日本語がぎゅうぎゅうと混在(笑)
ある程度レースで伝える言葉には言い回しがあるのですが、それを駆使しつつ、めまぐるしく変化する状況を伝えることに奔走しました。
ホント、脳みその煮える2週間でした(笑)

英語といえば、日本人選手、特に若い選手が期間中積極的に他国の選手と交流している姿を目の当たりにしました。
とても素敵なことですね。
今回ジュニアでは日本記録も出る走りもありました。
金メダルもありました。
若い彼らが今のわやわやした状態からさらに何歩も抜けだして、世界をまたにかけてくれることを願っています。
今、どんどん競技に取組みたい若い世代がいたら、参加できる合宿や実力を試せる機会が今はたくさん存在しています。
そういう情報も積極的にキャッチして、オリンピックで素晴らしい活躍を見せて欲しい!!!
強く強くそう思います。

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投稿者情報:DJ GALAPA

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