ラレー CLB/CLB-S のんびりサイクリングにピッタリな英国生まれのクロスバイク
装いを新たにクラブスポーツが復活しました!
クッション性の高いコンフォートサドルに、汚れから衣服を守るチェーンケースを採用。
クラシックな佇まいを演出する共色の前後フェンダー。ブレーキ、ハブにも信頼性の高いシマノパーツを採用している点も妥協しないラレーならでは。
CLBの兄妹車種として誕生したCLB-Sはスタッガードフレームモデルで、フレーム中心からヘッドチューブへ延びる2本のパイプは平行にならび、線の美しさを演出しながらも、跨ぎやすさにも貢献している。
直感的な操作が可能なレボシフトや26×1.5の太めのタイヤも魅力です。
目次
RALEIGH CLB CLUB SPORT
CLUB SPORT CLB
CLB/CLB-S クラブスポーツは自転車の元祖、英国の伝統クラブモデルスタイルのクロスバイクです。
クラシックな細身のフレームにスポーツ自転車として本気過ぎない、英国メーカーらしい紳士淑女の為のスポーツバイク。
普段使いから休日のゆったりとしたポタリングやサイクリングにピッタリなバイク。
普段使いには欠かせない前後フェンダー、キックスタンド、チェーンケースが標準装備。別途購入が必要ですが、バスケット(カゴ)の取付も可能です。
販売価格:79,200円(税込)
【サイズ】
480mm(158~170cm)
530mm(166~170cm)
【カラー】
アガトブルー、アガトグリーン
CLUB SPORT CLB-S
販売価格:71,500円(税込)
【サイズ】
420mm(154~165cm)
【カラー】
キャニオンレッド、ナチュラルカーキ
フレーム
フレームはラレーが得意とする細身のダブルバテッドクロモリパイプを用いたホリゾンタルフレーム。
デカールデザインは現行のロゴデザインではなく、昔ながらのロゴを採用し、主張しすぎないクラシカルな装い。
兄弟機のCLB-Sはスタッガードフレームモデルとなっており、上下パイプを平行にはしらせたパラレルスタッガードというデザインを採用。
線の美しさを演出しながらも、低床でスカートなどを着用時に跨ぎやすさにも貢献。小柄な女性向けのデザインになっています。
グリップ&サドル
サドルとグリップには皮革のようなフェイクレザーを用いたコンフォート仕様のものを採用。
さらっとした表面はグリップ力こそは高くないが、ふんだんに盛り込まれたクッション性で長時間のライディングでも痛くなり辛く、休日のゆったりとしたライディングにぴったりなセレクトになっています。
フェンダー
クラシカルな雰囲気をより演出するラレーらしさのデザインが施された、前後のフルフェンダーは軽量で頑丈なアルミ製。
フレームのカラーと供色が用意されるなどなかなか豪華な仕様です。
チェーンケース
2021年モデルはアルミ製のチェーンケースが標準装備。
一般的なスポーツクロスバイクにチェーンケースを取り付ける場合、FD(フロントディレイラー-前変速)が干渉したり、取り付けるためのダボ穴が用意されていないことが殆どのため、簡易なもの以外は取り付けられることが非常に稀なため、ズボンの裾を汚したくない人には嬉しい装備。
ただし、チェーンをすべて多いフルカバーではないので、自転車の右側に立つときは少し注意が必要です◎
変速機(シフター)
変速機はCLBではレバーを操作するラピッドファイヤー式、CLB-Sではシティ車(ママチャリなど)で馴染み深いグリップをひねって変速するグリップシフター採用しています。
ラピッドファイヤーでは確実な変速と、かっちりとし操作性でスポーツバイクらしい変速を行うことができます。
対してグリップシフターはグリップを上下にひねるだけで容易に変速できることから、非常に扱いやすい変速機になっています。
スタンド
サイドキックスタンドはシルバーカラーのシンプルキックスタンドが標準装備。六角アーレンキーだけで取り外しも可能です。
フレームにセンタースタンド用の取付台座が用意されているので、バスケットを取り付ける際はセンタースタンド変更するのがオススメです◎
クランク
クランクはチェーンリングつきのシングルクランクを採用。
デザインは非常にシンプルで、シルバーカラーにマットな質感で、他のパーツのカラーとも統一感があり、クラシックな雰囲気を一層引き立てています。
タイヤ
CST(チェンシンラバー)製の太目タイヤが装備されています。
CLB/CLB-S共にしっかりとトレッドパターンが刻み込まれて、しっかりと路面を捉えてくれそうです。
両モデル共にクラシカルな雰囲気が漂うブラウンカラーのサイドウォールが採用されているのもポイント◎
バイクレビュー
CLB、CLB-Sはサドルの高さを上げないで、スポーティーな姿勢ではなく、リラックスしたポジションで周りの景色などを楽しみながら、ゆったりとしたライディングに適した自転車です。
クッション性の高いサドルとハンドルで長時間の乗車でも疲れにくく、ちょっとしたサイクリングでもついつい普段は見慣れない場所に遠出してしまいそうです。
もちろん、通勤通学などのデイリーユースや、キャリアやバスケットを取り付ければ買い物のお供にも最適な1台。
RALEIGH(ラレー)
1887年にノッティンガム・ラレーストリートで立ち上げられたラレーカンパニーは、フランク=ボーデンが19世紀後半に香港から帰国後、事業の激務から体を衰弱。友人の勧めにより、トライシクル(三輪車)から自転車に乗り継ぐことで体力を回復し、自転車のすばらしさを体感したところに始まる。
内装変速機や、ハブダイナモなど、現代にもつながる数々の開発を行い、製品化することになる。
ラレー代表作の一つとしてあげられるロードスターは日本の一般用自転車の原点でもあった。
また、レース、サイクリングの事業にも積極的に関わり、ツールドフランスを始め、数々のレースでの優勝と、選手を支える機材の開発も行い、20世紀中葉には世界最大の自転車メーカーに発展した。ボーデンは英国自転車産業の発展とたたえられ、爵位授与にまで至る。
ラレーはその後自転車だけでなく、モーターバイク、自動車までにも業容を拡大するが、欧州大陸とは異なる環境から、自転車に集約。数々の自転車メーカーの吸収合併も行い、世界各国に代理店と工場を置くまでに成長した。貫かれた思想は、フランク=ボーデン自らが体感した、自転車のある最高の日常。
一般用途からスポーツ用途に亘り、すべての人々に、良い自転車を提供することにあった。英国特有の実用を旨とする思想が、自転車にも具現化されたのである。
日本においては、明治維新以降、欧州文化・技術の多くを英国に求める。自転車もその例にもれず。
輸入するだけでなく、ラレーを主とする英国製自転車の研究もされ、日本の自転車産業の基礎となった。
鉄鋼生産が緒についたばかりの時代にあって、1914年に鋼製リムの生産に成功したアラヤも、当時のラレー工場でのリム生産に原点を見出すことができる。
フランスやイタリアなど、欧州大陸では英国と異なる自転車文化もあったが、英国自転車文化の矜持は保ちつつ、秀逸と考えられたものは積極的に採用された。
内装変速で貫いてきた競走用自転車においても、いち早くイタリアコンポーネントの採用に踏み切る。
また世界各国に展開した現地代理店においても、各国で各国の環境に沿った自転車を提供する姿勢がとられている。
これにも、先に述べたすべての人に良い自転車を提供したいという思想の現れと言えまいか。
現代、日本でスポーツ車が普遍化する中、アラヤのラレージャパンもラレーの思想を引き継ぎ、日本人と日本での用途に合った設計の製品を提案してきた。
約130年の歴史、自転車の歴史はラレーの歴史といっても過言ではない、「変わらないこと、進化すること」を具現化したことに、世界中の支持と共感を得た実績であると確信する。

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投稿者情報:mc2