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現在というものは、
過去のすべての生きた集大成である

(トーマス・カーライル/哲学者)

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こんばんは
最近、世界史を紹介している系YouTubeチャンネルが
面白くてたまらないメルマガ書きのメルです。

このビッグウェーブが学生時代に来ていれば、
赤点で苦しむこともなかっただろうに・・・

我が人生、後悔だらけ。
あの時ああだったら、こうしていればという
”たられば話”は時間の無駄と分かっていても
ついつい考えてしまいます。

過ぎた時は戻らない。
だからこそ、得た教訓はせめて次の世代へ。

遥か昔の人々も似たようなことを考えたのでしょう。
得た教訓を、幼い子供にも分かりやすいように噛み砕き、
民話や童話が生まれました。


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「幸せの青い鳥」

貧しい家に生まれたチルチルとミチルの兄弟は
魔法使いの老婆に頼まれ、
青い鳥を探す旅に出かけます。

二人は行く先々で青い鳥を見つけ、
手に入れることができましたが、
鳥はその国を出ると真っ黒になって死んでしまい、
連れて帰ることができません。

 一生懸命探しても見つからない
「本物の青い鳥」探し疲れた二人は、
自分達の部屋で目を覚まします。
すると、二人の家の鳥籠の中に
青い鳥がいるではありませんか。

チルチルとミチルは
青い鳥を魔法使いの老婆に
この鳥をあげることにするのでした。

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幸せの象徴としてなんとなく知られる青い鳥と
その鳥にまつわるチルチルとミチル兄弟の物語。

その人に合った幸せは、
その人のすぐ側に必ずあるのだということを
教えてくれています。

今日ご飯が食べられる幸せ。
住む場所がある幸せ。
自転車に乗れるだけの健脚を持つ幸せ・・・

当たり前になっていて見えなくなっている幸せって
改めて思うと結構たくさんありますね。

見失いがちな”幸せの青い鳥”
それらを決して見失わないように、
こちらの新作ジャージのご紹介です。



【きゅうべえ限定】
幸せの半袖ジャージ
千鳥ブルー











もし何か大変なことが起こって青い鳥が見えなくなった時は、
このジャージを着てサイクリングでリフレッシュすると、
きっと本物の青い鳥もジャージの青い鳥たちにつられて
きっと姿を見せてくれることでしょう!


民話や童話には、
昔の人々から後の世の人々に対する
”生きる術”がたくさん詰まっています。

ならば、わたしたちも、
現代社会を走っていく上で身をもって学んだ教訓をもとに、
「サイクリスト民話」なるものを作ってみたら
面白そうだと思いませんか?

急ブレーキは落車のもと。
ハンガーノックは突然やってくる。
気をつけないと僅かな段差でも落車する。

などなど、自転車にも後世のサイクリストへと
受け継いでいきたい教訓がたくさんあります。

後世に教訓を残したい自転車あるあるや
教訓エピソードをお持ちの方は、
きゅうべえのメルマガまでお寄せください!







青い鳥には青い空を!

鳥たちが一番のびのびと過ごせる場所、
青く輝く大空。

青い自転車は色々なブランドが出していますが、
空の色の自転車といえば、
そう、Bianchiです!

Bianchiは1895年創業の自転車ブランド。
自転車の歴史と共に成長してきました。

そんなBianchiを語る上で、
イタリア語で碧空・天空を意味する
チェレステカラーのフレームは欠かせません!

ブランドの象徴とも言えるチェレステカラーに対する
イタリア職人たちのこだわりと愛は深く、
その色味は毎年空の色を見て決めているため、
同じモデルでも、発表された年によって少しずつ違っています。



Bianchi
2022年モデル
VIA NIRONE7
Microshift R9


こちらはBianchiエントリーモデルの
現行デザインになります。

例年に比べてまろやかで、優しい色味が特徴です!

※2023年モデルはまだ入っていないので、
現行モデルは2022年モデルになります。




エントリーモデルですが、
その走行力は十分!

ハイエンドモデルに裏付けされた
確かな技術力と安定感のある走りで、
あなたのサイクリングライフを
軽やかにしてくれることでしょう!

大空を駆ける青い鳥のように、
青空カラーのヴィアニローネで
気持ちのいい走りをお楽しみください!






先日、日本昔ばなしの内容が
コンプライアンスを意識した内容に
変更されているというニュースが話題になりました。

さるかに合戦の親蟹は一命を取り止め、
桃太郎は鬼ヶ島の鬼と最後に仲直りをする。

私たちが知っているものとは一味違う
現代の日本昔ばなしに世間は結構ざわつきました。

しかし!
昔からこどもたちの価値観や倫理観を形成するのに
一役も二役も買っている「童話」という存在は
本来時代に合わせて姿を変えていくもの。

お馴染み「シンデレラ」も、
元となった民話はエグくて生々しい
というのは有名な話ですよね。

だいぶ”アレ”な民話の数々を、
グリム兄弟やシャルル・ペローといった当時の学者たちが
ふんわりとした表現に修正し、童話として発表。

その後、某デ●ズニーによって夢と希望と魔法が加えられ、
私たちが知る現在の姿になりました。


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「シンデレラ」

裕福な家の一人娘エラは、
父の再婚相手やその連れ子に
灰被り(シンデレラ)と呼ばれて冷遇され、
召使いのような生活を送っていた。

ある時、王子の結婚相手を探すため
国中の娘を招待した舞踏会が開かれることになった。

案の定行かせてもらえないエラの元に現れた妖精
フェアリー・ゴット・マザーは、
ボロのドレスを魔法で美しく、ネズミやカボチャを従者と馬車に変え、
「12時になったら魔法は解ける」という忠告と共に
エラを舞踏会へと送り出した。

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見たことがなくても、読んだことがなくても、
皆なんとなく知っている「シンデレラ」

内容を知っているからあえて見ることもない。
そんな立ち位置の作品ではありますが、
2015年に実写化されたリリー・ジェームズ主演作は
「知っているから見ない」で見逃すには勿体無い完成度です!

主演のリリー・ジェームズさんのハマり役っぷりもさることながら、
王子とシンデレラの二人が舞踏会に行く前に出会うシーンが描かれ、
その出会いが舞踏会の開催につながり・・・と、
登場人物の動機付けや伏線が、無駄なく丁寧にに描写されています。

その完成度は「シンデレラストーリーの決定版」
と言っても過言ではありません。


この頃、他にもエマ・ワトソン主演の「美女と野獣」や
ウィル・スミス主演の「アラジン」など、完成度の高い
実写リメイク映画が、デ●ズニーから数多く登場しています。
思えばアナ雪やベイマックス、ズートピアもこの頃ですね。
この頃のデ●ズニー映画は本当に強い。

最近のデ●ズニーは、
コンプライアンスへの意識の仕方が
どこかズレているような気がしないでもないので、
2010年台というデ●ズニー映画黄金期が
戻ってきてほしいなぁ・・・と私は願っています。

ベイマックス2、永遠に待ってます。








連なる山脈に雄大な景色。
その間を流れる大きな川、湖。
そして、水辺に集まる集落。

ヨーロッパは童話の宝庫ですが、
どこへ行っても絵本かな?と思うほど
のどかで美しい景色が広がっています。

ツール・ド・フランスなどの中継を見ていると
ヨーロッパのいろんな景色が見れますが、
どこを切り取っても日本にはないタイプの絶景ばかりで
西洋のサイクリストが羨ましくなってしまいますよね。

ツール・ド・フランスには様々な絶景コースが登場し、
様々な街を通り抜けていきますが、
私が過去に見た中で一番行ってみたいと思ったのは、
スイスとの国境付近にある小さな湖アヌシー湖。



その畔にある小さな街「アヌシー」です。



アヌシー・・・?
聞いたことないな。

日本ではそこまで有名ではありませんが、
西洋ではバカンスを楽しむための
リゾート地として結構知られているのだとか。

この町最大の魅力はなんと言っても
ヨーロッパ1の透明度を誇る美しい湖!

フレンチアルプスのベニスとも呼ばれる
水路がたくさんある美しい街並みも相まって、
いつ行っても絶景を楽しむことができます。

フランスなので当然ご飯も美味しい!

地元の人々の日常生活には
自転車がよく使われているようで、
街を歩けば色とりどりの自転車と出会えるのも
自転車屋さんとして楽しいポイント。

景色が良くて、ご飯もおいしい。
童話のような街並みに囲まれて過ごす休暇は
さぞ素晴らしいことでしょう・・・!

湖を眺めながら音楽をきいたり、
湖畔のレストランで美味しいものを食べたり・・・
湖のある街っていいですよね。
羨ましい・・・・

そんな湖畔生活に憧れているうちに、
私は「京都からなら近くに琵琶湖があるじゃん!」
と気づきました。

色々調べてみると、食と音楽、自転車など、
「湖畔の素敵な暮らし」を堪能できるイベントが
毎週末のように開催されているではありませんか!

直近だと3月19日に、滋賀県大津市にある堅田という街で、
湖を眺めながら音楽を聴いて美味しいものを食べる
「堅田にあつマルシェ」というイベントが開催されるようで、
DJには誰が来るのだろうとそわそわしています。

楽しそうなイベントなので、
あなたも興味があれば、
足を運んでみてはいかがでしょうか?

先日ご紹介した「梅さんぽ」も、
3月開催分が参加者受付中!
こちらも湖と絶品グルメが楽しめますので、
気になる方はこちらもどうぞ!









フランス料理と聞くと
 美味しいけどテーブルマナーに厳しい、
フォーマルなコース料理が脳裏をよぎります。

しかし!そういった高級レストランは
日本で言うところの料亭や割烹みたいなもの!

蕎麦屋や串カツ屋、お好み焼き屋などのように、
美味しい郷土料理をカジュアルに提供してくれる
手頃なお店もたくさんあります。

アヌシーに行ったらぜひ食べたいのが、
「タルティフレット」という郷土料理!



タルティフィレットという料理が
どんなものかを簡単に説明すると、
じゃがいもと玉ねぎとベーコンを使った
グラタンのようなもの。

グラタンとの違いは、
ホワイトソースを使わないという所でしょうか。

ホワイトソースを使わない代わりに、チーズの塊を・・・
アルプスの地特有の、そう、ハイジに登場するような
あの美味しそうなチーズの塊をステーキほどの厚さにスライスし、
具材に乗せ、オーブンでこんがり焼き上げます。

チーズ好きにはたまらない。
お酒と合いすぎて、酒好きにとってもたまらない一皿。

ベーコン、玉ねぎ、じゃがいも、
そして美味しいチーズがあれば
自宅でも作れてしまう最強の一皿です。

是非一度お試しあれ!

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【あとがき】

幸せを運ぶ青い千鳥ジャージ
新作がいよいよ登場しました。

日本では千鳥格子と呼ばれるあの模様。
実は西洋ではhoundstooth (犬の歯)と呼ばれており、
イギリスでは結構昔から使われている柄なのだとか。

イギリスと日本、遠く離れて文化も違う二国ですが、
神話などで、なぜかよく似た伝承が伝わっていたりするので
結構興味深かったりします。

機会があれば詳しく語らせてください。
それではまた来週お会いしましょう!

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最後までお読みいただき、
ありがとうございました

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