みなさん、こんにちは。

いえ……Bonjour(ボンジュール).
月1メルマガ担当の吉仲です。



今年も始まりましたね、
「ツール・ド・フランス 」
ご存知の通り、100年以上の歴史を誇る、
世界最大のプロロードレースです。

選手たちはフランスの各所に設けられた
全21ステージ・合計3400kmの起伏に
富んだコースを舞台に、3週間もの
長い期間に渡って
熾烈な争いを繰り広げます。

「前回からもう1年?」と思ってしまい
ますが、2020年はコロナウイルスの
影響で約2ヶ月延期され8月末の開催
だったので、今年は10ヶ月ぶりの
ツール・ド・フランスとなるわけです。

今年のツールは6月26日、
フランス西端のブレストで開幕しました。
ブルベの最高峰「パリ・ブレスト・パリ」
の折り返し地点としても知られる港町ですね。

大規模な落車が二度も発生してしまい、
波乱の幕開けとなった第1ステージ。
オランダのマチュー・ファンデルプール
選手が悲願であったステージ
優勝を飾った第2ステージ。

本メルマガを執筆中の現在は、
第3ステージが終わり、マイヨジョーヌは
依然マチュー選手がキープしている
という状況です。

やはりこれからの展開で注目したいのは
ディフェンディングチャンピオンで
あるところのタデイ・ポガチャル選手
でしょうか。

まだ力をセーブしているようにも
見えますが、25歳以下でトップ成績の
選手に与えられるホワイトジャージ
「マイヨブラン」を第1ステージから
キープし続けています。

そして、そのポガチャルにまさかの
逆転負けを喫したプリモシュ・
ログリッチ選手も、逆襲の青い炎を
燃やしているに違いありません。

まだまだレースはこれからです。
みんなもツール・ド・フランス観戦しようぜ!



***


ツールについて本格的に書くと
それだけでメルマガが終わってしまい
かねないので、商品を
ご紹介していきたいと思います。

さて、レース観戦をしていると、
勝負自体以外にも見どころポイントが
たくさんありますよね。



特に面白いのが、選手の装備。
世界一のレースとあって、身に纏う
ウェアやマシン、パーツ類も一級品。

ちょっとチープな表現になりますが、
いわば自転車の「ガチ勢」と言えるでしょう。

……僕も「ガチ勢」って言われてみた〜い!

レースに出る気はありませんし、
楽しい範囲で乗ることしか
したくない性分な僕ですが、何故か
「高機能」や「ハイエンド」といった
言葉には惹かれてしまうんですよね。
メルマガ読者の皆様にも、同じ思いを
抱えている方は多いはず。きっと。

というわけで、今回は「ガチめ」
テーマにおすすめ商品をご紹介して参ります!!

「マジのガチ」ではなく、「ガチめ」です!






FULCRUM
SPEED 40 DB



まずはこちらのホイール。

皆さんは愛車のホイール交換って
やったことありますか?
数ある自転車カスタムの中で
1番変化が実感できると言っても過言では
ありませんので、ファンライド中心の方
にもぜひ一度試してみて欲しいです。




「Fulcrum」は航空宇宙工学の
エンジニアによって立ち上げられ、
今やホイールの定番ブランドの
1つとして知られています。

このホイール「SPEED 40」は、
カーボン製の適度なハイトを
持つリムによって、剛性と
空力性能を発揮。

また、「2-WAY FIT」という
テクノロジーによって、クリンチャータイヤ
とチューブレスタイヤの2つに対応しています。
様々なシーンでの活躍が期待できる
オールラウンダーなホイールです。


詳しくはこちら

<キャリパーブレーキの方はこちら>

続いて、足回り繋がりでフロアポンプをご紹介します。






Panaracer
ワンタッチフロアポンプ



チューブやタイヤの製造を手掛ける
Panaracer製だからこその安心感。



手元の大きいゲージで空気圧が
確認できるうえ、入れすぎた時には
エアリリースボタンで空気を
抜くことができるので、
細かい調整が非常にしやすい!




基本の口金で米・仏の両方に対応でき、
英式バルブ用のクリップも付属するので
これ1本で家族全員使うことができます。


詳しくはこちら



***


次はトレーニング機材をご紹介します。






wahoo
KICKR SMART BIKE TRAINER
2021年新型モデル



ド定番のwahoo KICKR!





静音性・自動負荷・パワー精度…
どれをとってもハイレベルな
まさに「ガチ機材」。

数々のレースで輝かしい実績を飾り、
今回のツールでも活躍が大いに期待できる
イギリスのプロチーム「イネオス・
グレナディアーズ(旧:チームスカイ)」
がトレーニング機材として
採用していることでも有名です。

あのいかにも「精鋭が集まった騎士団」が
ごとき佇まいには、wahooのトレーナーが
一役買っているというわけです。




こういうのって、形から入って
自分を追い込んでしまうのも大いに
アリだと思うんですよね。

ガチの機材を手にして、
ガチの肉体を作り出しましょう。


詳しくはこちら




wahoo
KICKR CLIMB



wahooのトレーナーは、個性的な
周辺機器が充実していることも
嬉しいポイントですね。






こちらは、前輪を外してフォークに
取り付けることで、車体を上下させて
勾配を擬似的に再現してくれるマシンです。
すごい発想ですよね。

これがあればトレーニングの
モチベーションも否応なしに高まりそうです。


詳しくはこちら






wahoo
KICKRトレーナーフロアマット



ローラー台の必需品、
トレーニングマットのリンクも張っておきます。
こういうのは一式メーカー揃えたいですよね〜。


詳しくはこちら



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ローラー台といえば、皆さんは
「FULGAZ(フルガス)」というサービスを
ご存知でしょうか?




僕は最近知ったのですが、
これがなかなか凄そうで気になってるんです。




ダイレクトドライブ式のトレーナーを
活用したサービスと言えば、
バーチャル空間をサイクリングする
「Zwift」が有名ですが、
「FULGAZ」は実際に撮影された
車載映像
を見ながらトレーニングが
できるサービスです。

「Zwift」と同じように、タブレットや
PCからアプリを起動し、トレーナーと
連動させたらコースを選択してスタート。

ペダルを回す速度に応じて距離分
映像が進み、ペダルを回す足を
止めれば映像も止まります。
データ上の勾配がきつくなれば
負荷がかかってペダルが重くなるという
仕組みですので、よりリアルな実走感を
味わうことができるのです。




さらに、「FULGAZ」には投稿機能も
あるので、世界中のサイクリストたちが
投稿したサイクリングコースの映像と
データをダウンロードして走ったり、
自分が走った記録を他の人に
体験してもらうこともできるのです。
めちゃくちゃ未来!

コース投稿に必要な機材は2つ。
まず、ウェアラブルカメラ
などの動画撮影機材。

そして、勾配や距離を
記録するためのサイコンです。
動画を撮影しつつサイクリングし、
記録したデータと共にアップ
することによって、お気に入りのコースを
共有することができます。






wahoo
ELEMNT ROAM BUNDLE
GPSバイクコンピュータセット



はい、というわけで、
ライドデータの記録におすすめな
サイコンもご紹介しておきます。

wahooの高機能サイコン
「ELEMNT ROAM」に、
心拍数センサー、スピードセンサー、
ケイデンスセンサーの3つがセットに
なったバンドル商品です。




クッキリと見やすいカラーモニターに
よって表示されるGPSナビゲーション
機能が特徴です。
スマホを取り出してルート確認をする
手間が省けるのはありがたいですね。


詳しくはこちら

<「ELEMNT ROAM」単品はこちら>



***



情報を追っている誰もが感じている
ことだとは思いますが、今年のツール、
始まったばかりなのに
落車事故が多すぎませんか…?

レースにはどうしても起こりうる
ことですが、早くもリタイヤを
余儀なくされる選手が出てきてしまい、
とても悲しいです。

こういう時、ヘルメットの大事さを
改めて痛感させられますね。

2輪のバランス感覚で成り立っている
乗り物である以上、レースでなくとも
常に事故には備えておくべきです。






POC
VENTRAL Lite Asian-Fit



こちらはスウェーデンの新鋭ブランド、
「POC」のヘルメットです。




「事故からアスリートを守る」という
信念のもと、研究とテストを繰り返し
積み重ねて開発されています。

また、軽量性も犠牲にしておらず、
Mサイズで200g未満というトップクラスの軽さです。




シンプルで機能美を感じさせる
デザインもグッドですね。


詳しくはこちら



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ELITE
FLY ツールドフランス2021 550ml



最後に、毎年恒例のツール・ド・フランス
記念ボトルをご紹介します。




裏には各ステージのマップが
プリントされています。

ただの記念品と侮ることなかれ。
ベースのボトルが高性能ですので、
実用性も充分ですよ!


詳しくはこちら






ELITE
FLY ツール ド フランス2021 750ml



こちらは大容量の750mlモデル。
どちらも数量限定ですのでお見逃しなく!


詳しくはこちら



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【今週の1台】







僕が好きな言葉の一つに、
「悩む理由が値段なら買え、
買う理由が値段ならやめておけ。」

というのがあります。

誰が最初に言ったかはよく
知らないのですが、安さと性能の狭間で
気持ちが揺れている時、何度も
この言葉に背中を押されてきました。
より良いものを選んで後悔したことはありません。

どうせ「更に上」が欲しくなるなら、
最初から一級品を買って大切に
長く使うのがベストなんですよ!

つまり、

今回紹介する自転車は、


これだーーーーーーー!!!!!!






Bianchi
OLTRE XR3 CV DISC 105



Bianchiのオルトレです!




大きなレースで数々の成績を残し、
2020年のツールにおいては
ユンボ・ヴィスマの活躍が記憶に
新しいBianchiの自転車。

今年からはサポートチームが変わり
オーストラリアの「チームバイク
エクスチェンジ」のバイク
スポンサーとなっています。

群雄割拠のロードバイク市場において
No.1の知名度と歴史を誇る
Bianchiは、まさにガチ勢。




オルトレは、そんなガチ勢メーカーの
技術の結晶とも言えるシリーズです。

レースでは最上位モデルのXR4を
見かけることが多いですが、このXR3にも
ほぼ同等の技術が詰め込まれています。




なんといっても「カウンターヴェイル」
これはBianchiの専売特許である
衝撃除去素材で、独自の構造を持つ
カーボンによって剛性と強度を確保
しつつも滑らかな走りを実現した
革新的なシステムです。




コンポーネントはSHIMANO 105。
ブレーキは制動力抜群の油圧ディスクです。




XR4よりもレーシーさを軽減した
ジオメトリになっていますので、
趣味でロングライドなどをされる方に
とってはむしろこちらの方が
疲れにくくていいかもしれません。


詳しくはこちら






RENAULT
MAGUNESIUM8 minivelo



本日はもう1台ご紹介させてください。
ツール・ド・フランス開催中という
ことで、フランスメーカー「ルノー」の自転車です。




自動車メーカーとしての印象が強い
ルノーですが、実は自転車も作っているんです。




クラシカルでおしゃれな
印象が漂うシルバーのミニベロ。
控えめなロゴと赤の差し色がいかにも
おフランスな高貴さを醸していて良いですね。




フレームの素材は世にも珍しい
マグネシウム合金

もちろん、ただ珍しいだけではありませんよ。
アルミよりも軽く、振動吸収性にも
優れているので、実用性もバッチリです。

メーカー・仕様・デザインのどれを
とっても特別感がありますので、
「他とカブるのは嫌だ!」という方におすすめです。


詳しくはこちら


「ルノーの自転車に乗る」
これが何を意味するかわかるでしょうか。

そう……
自分自身が「ルノー車のエンジン」
なれるということなんです!

そう思うと、めちゃくちゃ
アツくないですか!?

以上です。



***






【サイクリスト川柳】


自らの足で世界を見て回るサイクリスト
たちであれば、きっといい句を
詠むはずではないのか。

サイクリストの、サイクリストによる、
サイクリストのための川柳。
それが、「サイクリスト川柳」

このコーナーでは、読者の皆様から寄せられた
川柳をご紹介させていただきます。
今週の一句はこちら。



目を細め 口閉じ完璧 虫防御

(もくきょねこ さんからの投稿)


自転車に乗っている最中の羽虫って
うっとおしいですよね〜〜。


特に河川敷とかに発生する蚊柱。
あれに突っ込む度胸はいまだにありません。

これからの季節はより一層増えて
きますから、サイクリストの皆さんは
アイウェアやネット付きのヘルメット
などで対策するのがおすすめです。
(それでも入ってくるときは
入ってきますが……)

ご投稿ありがとうございました!


このコーナーでは、引き続き皆様からの川柳を募集中です。
川柳の内容は、自転車に関係していればなんでもOK!

優秀作品はきゅうべえが発行するフリーペーパー「きゅうべえ瓦版」
や、このメルマガ内で掲載させていただきます!

>> 川柳のご投稿はこちらから! <<



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【CHECK IT OUT!!】


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【CHECK IT OUT(チェケラ)!!】

ヒップホップ好きのスタッフである吉仲が
お気に入りの曲やアーティストを紹介するコーナー。
特に自転車との関係はありません。

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今回はツール・ド・フランスの
話題を取り扱いましたが、
ちょうど最近ぴったりなタイトルの
アルバムがリリースされたばかり
であることを思い出しました。

その名も「THE RACE」
名古屋の重鎮ラッパー、AK-69
通算11枚目となるアルバムです。

「え、もう新作出たの!?」と
驚いたのは僕だけではないはず。
それもそのはず、前作「LIVE : live」の
リリースからまだ10ヶ月ほどしか経っていないんです。
(奇しくもツール・ド・フランス
開催と周期が一致しています。)

まさに「THE RACE」のアルバム名に
恥じないスピードを体現していますね。
ラッパーとしてトップレベルの地位を
手にしてなお衰えることのない
エネルギー、締め切りギリギリでメルマガを
書いている僕も見習いたいものです。

さて、そんなアルバムの中でも
僕が気に入っているのは、2曲目。
京都出身のビッグネーム
ANARCHYを客演に迎えた、
「Pit Road feat.ANARCHY」です。

レースという一貫したコンセプトで
曲が展開されていく本アルバムですが、
この曲はタイトルの通りピットを
モチーフとしており、走っている
最中というよりは出走前の覚悟や
サポートする仲間たちに対する想いが
込められているように思います。

ヒップホップでストリートから
成り上がった二人だからこその、
「勝つ気しかないぜ!」という
強いバイブスを感じますね。

というわけで「THE RACE」のご紹介でした。

カーレースがテーマになった
アルバムですが、そこに発生する
マインドのようなものは自転車
においても変わりませんので、
きっとサイクリストにも響くはず。

このアルバムを聴きながらローラー台
トレーニングやったらめちゃくちゃ
捗りそうです。おすすめ。




+++++


【あとがき】

今回はかなり物知り顔で
語ってしまいましたが、実は僕、
ロードレースに関しては最近情報を
追い始めたばかりのニワカなんです。

かなり付け焼き刃の知識で書いて
しまったので、もし的はずれなことを
言っていたらすみません。

しかし、これは裏を返せば僕のような
素人が「なんとなくの雰囲気」を掴むだけでも
楽しく観戦できる競技だということ。

このメルマガが配信されるのは
7月3日ですので、レースはまだ
全体の3分の1にあたる第7ステージ。
勝負はこれからです。

普段はあまりレース観戦を
しないという方も、この機会に
なんとなくの雰囲気でツールを
観戦してみてはいかがでしょうか。

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最後までお読みいただき、
ありがとうございました

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