こんにちは。
きゅうべえ ONLINE SHOPの吉仲です。

みなさん、在宅してますか?

僕は普段から自転車ショップスタッフにあるまじき
引きこもり生活をしているので、生活に全く変化がありません。


しかし、季節はすっかり春・・・

メルマガをご覧の皆様の中には、
自転車を漕ぎ出したい気持ちをどうしても
抑えられない方々もいるのではないでしょうか。

そこで、今こそおすすめしたいのが室内トレーニング。
つまり、ローラー台の導入です。

室内で人に接触することなく自転車に乗れて、免疫力もアップ。

数か月後の梅雨シーズンにも活躍することは
間違いありませんので、ある意味冬よりも
ベストタイミングな気がします。


というわけで、今回は室内トレーニング入門を
検討している方々に色々なお役立ちアイテムを
ご紹介しようと思います。

それではいきましょう。




【ローラー台】

まずはなんといってもローラー台本体。

入門機として最適なのが
「タイヤドライブ式固定ローラー台」という種類です。

タイヤドライブ式とは、本体に自転車を固定し、
負荷機能の備わったローラーに後輪を接地することで
回転させるタイプのローラー台です。

もっともスタンダードなタイプとも言われ、
固定式ゆえに転倒の心配がなく、
静粛性にも優れているのが特徴です。

中でもエントリーモデルとしてご紹介したいのが、
この「ELITE NOVO FORCE」です。


ELITE NOVO FORCE



こちらのローラー台の魅力はなんといってもその価格。
人気メーカー「ELITE」のローラー台がなんとたったの2万円です!

同じ固定式ローラー台でもダイレクトドライブ式であれば
10万円台が当たり前の世界であることを考えると、かなりリーズナブルです。



安いからと言って性能も疎かにはしていません。

リモコン式の負荷調整レバーを使うことによる
本格パワートレーニングも可能なほか、
後輪との接地面であるローラーには「エラストゲル」
という素材が採用されており、気になる騒音やタイヤ摩耗を
軽減してくれるという至れり尽くせりな一品。

そして、ローラー台を検討する皆様が
何より気になっているであろうこと・・・

そう、インドアトレーニングプログラム「Zwift」

やってみたいですよね。

このローラー台でも、ある条件を満たせば
「Zwift」を始めることができます。

その条件とは、「Zwiftに接続できるパワーセンサー」を別途用意すること。

ピンとこないかもしれませんが、要するに
「自分がどれくらいの力を出して漕いでいるかをZwiftに知らせる送信機」
が必要だということです。

使用するパワーセンサーは以下の3種類から選ぶことができます。

 [1]ローラー台専用の別売りセンサー
  [2]Zwift対応のサイクルコンピューター
[3]Zwift対応のパワーメーター  


このいずれかを用意しましょう。




【1.ローラー台専用センサー】

[1]は、ELITEの場合こちらの商品の事を指します。


ELITE MISURO B+



これをローラー台に直接取り付ける事で
ローラーの回転数を読み取り、Zwiftに送信してくれます。

最もシンプルかつ確実で、安心できる方法ですね。

そして残る[2]と[3]は、実走用に作られた機器を使用して送信する方法です。

後輪を固定する仕様のおかげで、普段使いのサイコンを
そのまま使うという選択肢が増えるのも「タイヤドライブ式」の嬉しいところ。

つまり、Zwiftに対応しているサイコンやパワーメーターを
既に持っている場合は、追加で何かを用意する必要は無いということです。

持っていない方はこの機会に普段使い兼用のものとして
買ってみるのもいいかもしれません。




【2.サイクルコンピューター】





bryton AERO60E




こちらのサイコン、エアロ形状を採用しているほか、
大型の見やすいディスプレイやGPSを搭載している上に、
バッテリー駆動時間が32時間というハイスペック。

そしてなんと、当店では只今プライスダウン中です!
プロ仕様のサイコンをお得にゲットするチャンス!お見逃しなく!




【3.パワーメーター】

そして最後に「パワーメーター」です。


4iiii Podiiiium パワーメーター シマノR7000 105



見慣れない方にはただのクランクに見えるかもしれませんが、
よく見ると中心に出っ張りがありますよね。
これがパワーメーター本体です。

一般的にサイコンはタイヤの回転数やGPS情報から
速度を計測しますが、対してパワーメーターは
「踏み込み時のクランクに生じる僅かなひずみ」を感知し、
足で回す力の強さや向きを計測してくれます。

パワーメーター内蔵のクランクはSHIMANOなど代表的な
コンポーネントメーカーからも発売されていますが、
正直どれもお高い・・・

そこで、左側だけこのクランクに変更することで、
お手軽にパワー計測をしちゃおう!という商品です。

特にこの4iiii(フォーアイ)から出ているパワーメーターは
精度の高さに定評があり、プロチーム選手が使用していた実績もあります。

ペダリングの研究など、より質の高い
トレーニングを追い求めたい人にはこれがベスト!


***


以上の「ローラー台」と、「Zwift対応パワーセンサー」
そしてもちろん「Zwiftのインストールされた端末+受信機」

この3点がZwiftを始めるための最低条件と言えるでしょう。

ここからは、室内トレーニングを更に快適にするためのアイテムをご紹介します。

せっかくなので、ELITEから出ているものに統一して見ていきましょう。




【トレーニングマット】

ELITE Training Mat



まずはこちら。
トレーニングマットです。

床を傷や汚れから守るほか、集合住宅で
気になる振動や階下への音を軽減してくれます。

マンションでローラー台を使用するなら
ほぼ必須とも言えるでしょう。

こちらの商品はELITEのイメージカラーが前面に押し出された
デザインで、まるでレッドカーペットのようです。

トレーニングへのモチベーションを否が応でも高めてくれそうですね。




【前輪ブロック】


ELITE Su Sta Elevator Bike Block Elastogel



次はこちらの前輪ブロックです。
固定式ローラー台はその性質上、どうしても後輪のほうが高くなりがちです。

底面に滑り止め加工が施された前輪ブロックを
使用することで車体を水平に保ち、 ハンドルの揺れない
安定感あるトレーニングを実現できます。

タイヤ接地面の素材には、ローラー台と同じく
振動軽減素材の「エラストゲル」を採用。



そしてこの商品最大の特徴が、高さ調節機能。

接地面パーツを移動させることで高さを調節し、
最大で6%の上り勾配を再現することができます。




【ローラー台用ホイール一式】





タイヤドライブ式が入門用として優れているのはご紹介した通りですが、
リーズナブルな反面、少し気になる事もあります。

それが、後輪パーツの摩耗問題です。

ご紹介した「NOVO FORCE」のようにタイヤの摩耗軽減処理が
されていれば多少は安心ですが、あくまでも減らすだけですので、
全く影響を受けないわけではありません。

スプロケットやホイールに関しても、レース仕様のものを
トレーニングですり減らしてしまうことはもったいないですよね。

この問題は、ローラー台で使用するための専用ホイール
を作ってしまうのが1番いい解決策です。

ホイール,スプロケットを安めのもので揃えることで、
摩耗を気にすることなくトレーニングで使い倒すことができます。

そしてタイヤは、ローラー台専用の物を取付けるのがおすすめです。


ELITE Coperton レッド/ホワイト 700×23C




ローラー台専用タイヤは、その名の通りローラー上での
快適性のみを考えて作られたタイヤです。

騒音・発熱・摩耗のどれをとっても
通常のタイヤより軽減する効果がありますので、
トレーニングを頻繁に行う方はぜひともお試しください。

ただし、屋外で走行はできないため、注意が必要です。




【スウェットネット】

最後に、汗対策アイテムをご紹介します。

実際のライドと違って室内には風が吹きませんので、
ローラー台は必然的に汗との戦いになります。

なにをさておき扇風機や送風機の用意が推奨されますが、
それでも白熱したトレーニングにおいて発汗は避けられません。

汗には塩分が含まれているため、自転車に落ちると
錆びの原因になってしまう恐れがあります。
特にハンドル周りは汗の影響を受けやすく、
奥の方まで侵入してしまうと最悪の場合
ヘッドパーツの固着などのトラブルになりかねません。

なんと、これにも対策用の商品があります。



ELITE スウェットプロテックプラス



こちらは「スウェットネット」という吸水性のある
タオル地素材で作られたネットで、車体に汗が落下するのを防いでくれます。

取付はマジックテープでハンドルとシートポストに止めるだけ。

サイコンなどのアクセサリーとも干渉しないように
作られていますし、もちろん洗濯機での丸洗いも可能です。

あとは、通常のサイクリングと同じように
ボトルに入った飲み物とタオルを準備しておけば完璧ですね!


 

GO BIKE ICEMATE COOL TOWEL SINGLE
LIBIQ Race Bottle



室内トレーニング用品のご紹介は以上です。

ここまでのアイテムをわかりやすいように図にしてみました。



赤いラインを引いているものが「Zwiftを始めるのに必須のアイテム」
黄色いラインを引いているものが「持っているとより快適になるアイテム」です。

ローラー台と周辺機器は他にも色々な種類があるので、
予算に合わせてぜひ比較検討してみてください!



ただ今人気急上昇中!
〜きゅうべえ売れ筋ローラー台〜




wahoo
KICKR CORE
ダイレクトドライブ式スマートトレーナー

以前の配信でご紹介したところ、
非常に大きな反響を頂いた大人気モデルです。

プロ選手御用達の上位モデルが持つスペックは、
多くの自転車乗りにとってオーバースペック。

そのオーバーしている分のスペックを削り、
スペックを削ったことで浮いたコストを
価格へと反映させたのが、この「KICKR CORE」です。

もっと上を目指したい。
向上心に満ちたライダーさんにピッタリな一台です。



冒頭でご紹介した「NOVO FORCE」では、
別売りのアイテムが必要だった機能も
全て内臓されているので、あらゆるトレーニングが
スマートに始められるのが嬉しいですね!


パワーに自信アリなあなたに



MINOURA
ダイレクトドライブ式インタラクティブローラー台
SMART TURBO KAGURA神楽DD LSD9200
ANT+ドングルケーブルセット

こちらは上記の「KICKR CORE」より価格を抑えながら、
それを遥かに上回るパワートレーニングが可能な一品。

最大出力なんと2200W、最大斜度25%と、
プロ選手と同じレベルのトレーニングが可能です。

メーカーは、ローラー台を作り続けて30年、
安心のメイド・イン・ジャパン「ミノウラ」。

「KICKR CORE」のように内臓こそされていないものの、
Zwiftなどと連携するために必要な
ANT・ドングルはセットになっているので、
わざわざ追加で購入する必要がありません!



家から出ずに体力をつけたい今だからこそ、
僕たちと一緒にローラー台トレーニングを始めましょう!





【今週の1台】


「初めて手にしたスポーツバイク」のことを覚えていますか?

僕は、高校生の時に買ってもらった
アルミフレームのクロスバイクでした。

当時は自転車の知識が全くといっていいほど無く、
漠然と「ロードがいいな〜」と思いつつも、ショップの
店員さんに推されるがまま選んだことを覚えています。

結果としてその選択は大正解で、その後
ボロボロになるまで何年も乗り続けました。

その間何度も他の車種に目移りする事はありましたが、
ロードに乗っている今だからこそ、クロスバイクならではの
強みがいくつもあったことを認識できます。

今、僕がもし「ロードを買おうと思うんだけど」
と相談される立場になった場合、 間違いなく
「いやいや、まずはクロスの方が」と返すことでしょう。

クロスバイクの良さはなんといってもその「いいとこ取り」っぷり。

ロードほど細すぎず、MTBのように太くもないタイヤ。
ハンドルがフラットだから姿勢も楽です。

やっぱり通勤通学もクロスバイクが一番のはず。
新生活のお供にこんな1台はいかがですか?


GIOS ESOLA



本場イタリアのメーカーGIOSだからこそのおしゃれな見た目と
機能性の兼ね合いもさることながら、驚きなのは標準装備品の多さ。

なんと、[キャリア・フェンダー・チェーンガード・スタンド]が付いてこの価格。

更に!今なら[フロントライト・ワイヤーロック・フロアポンプ]
の必須アイテム3点セットをもれなくプレゼント。

この自転車を買うだけで必要なものが全て揃っちゃいます。



入学祝いや入社祝いにもぜひ。
人との接触を避ける事や免疫力を高めることが重要視される
今だからこそ、自転車のプレゼントは喜ばれること間違いなしです。



+++++


【あとがき】


ローラー台について色々調べるうちに
僕も欲しくなってしまいました。

こういう道具って一式全部
揃えたくなっちゃいますよね。

でも自分の場合、揃えたらそれだけで
満足してしまいそうで怖い・・・


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最後までお読みいただき、
ありがとうございました

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