普通の生き方なんてつまらない。

(Eminem/ラッパー)


***






YEAH!




調子はどうだメルマガヘッズ!
 




誰?ってカオしてんな!
オレの名前はYOSHI THE CYCLIST(ヨシ・ザ・サイクリスト)!
自転車とヒップホップを愛する生粋のB-BOYだYO!




悪いが今回のメルマガはこのオレがジャックさせてもらったぜ!
つまり自転車 featuring ヒップホップだ!
いつもとは一味違うテンションでアゲてやっからついてきな!




Say What?
ヒップホップは音楽であって自転車は関係ないだろって?




仕方ねぇな…ヒップホップのヒの字も知らねぇ
キッズに向けて基本を叩き込んでやるぜ!




まず、ヒップホップはただの音楽ジャンルじゃねぇ!
「文化」であり「アート」だ!




もちろん、最初は音楽から始まった!
1973年、ニューヨークのサウス・ブロンクス地区が
ヒップホップ誕生の地だ。




当時、アメリカの金持ちの間ではディスコが大ブームだった。
一方、この地区はというと貧困、横行するドラッグと犯罪…
若者たちはディスコに通うマネーなんて無かったのさ。




だから公園でパーティーをすることにしたんだ。
そこで生まれたのが「ブレイク・ビーツ」だ!






2つのレコードプレイヤーに全く同じ曲のレコードをセットして、
曲の中で1番テンションが上がる部分を延々とループしたんだ。




その音に合わせて踊るダンサーや、ラップをするMC(ラッパー)、
壁に絵を描くグラフィティー・アーティスト、
その他ファッション、ビートボックス、スケボーetc…






ストリート音楽から派生したアートとカルチャー、
そのすべてを総括して「ヒップホップ」と呼ぶようになったのさ!




詳しく説明すると長くなっちまうからハショらせてもらったけどよ、
だいたいこんな感じだ!要するに、自転車に乗ることも充分ヒップホップになり得るってわけだ!



てなワケで今回はこの俺がディグった
「ヒップホップを感じる自転車アイテム」を紹介してやるぜ!
Check it out(チェケラ)!





【今週の1台】





まず紹介したいのがこいつだ。








そう、「BMX」




こいつもヒップホップと同時期にアメリカのストリートから生まれた
文化だ!厳密にはヒップホップじゃねぇのかもしれねぇけどよ、
まあ親戚みたいなモンさ!








見ろよ!自転車が宙に舞ってるぜ!




ド派手にトリックを決める様はまさに自転車と踊るブレイクダンス!
小回りの効く20インチホイールはまるでDJの操るターンテーブルみたいだろ?




\元祖BMX!/



[本店限定]
mongoose
LEGION L100


詳しくはこちら



実はBMXにも色んな種類がある。 その中でもコイツは、さっきの写真みたいに技を披露する「フリースタイル」って競技のために作られた車種だ。 なんと、この競技は東京オリンピックから自転車競技の新種目として加わることになったんだぜ?





波に乗るならこのmongooseが出してるバイクを買っときゃ間違いねぇ。 なんたって「BMX」って名前を付けたのも、専用のバイクを最初に販売したのもmongooseなんだからな! ストリートの遊びから世界中で認められる競技にまで持ち上げた立役者たるメーカーってわけだ!






こんなカラーもあるぜ! アンダーグラウンドな雰囲気がイカすだろ?
ただ走るだけの自転車ライフに飽きたならゲトっちまいなYO!




「トリックにはそんなに興味ないけど、普段使いでBMXに乗りたい」
そんなヘッズにはコイツがおすすめだぜ!



\80’sマインドを感じろ!/



[本店限定]
HARO BIKES
SLORIDE BMX26


詳しくはこちら




mongooseと並んで老舗のBMXブランド「HARO BIKES」の「SLORIDE」だ! さっきのと比べてタイヤが大きいのがわかるよな?
これはBMXの中でも街乗りに特化した「クルーザー」って車種だ。



スタンダードなBMXなら基本は立ち漕ぎだが、この車種は座ったまま漕げるように設計されているから、移動手段として安心して使えるぜ!

更にこのモデルで注目したいのは、車体のあちこちやフレームパッドに至るまで施されたデザインだ! ラジカセをモチーフにしたド派手なグラフィティは正にオールドスクール・ヒップホップ!
80’sの風を感じながら街を流せること間違いなしだぜ!





***








ヒップホップが色んな要素から成り立ってるのは最初に説明した通りだが、やっぱり花形は「ラッパー」ってイメージがあるよな!




何だって?「ラップってただの早口言葉でしょ」だと!?
オイオイ、わかっちゃいねぇようだな!




もちろん早口はラップの要素の一つだが、それだけで出来てるワケじゃないぜ!ヒップホップの世界において、「良いラップ」とされるものにはいくつかの条件がある!特に求められるのが次の3要素だ!



    【1.リリック】


文字通り、歌詞のことだ。
言ってる中身が何より大切ってことだな!



    【2.フロー】


リズムの乗り方や歌い方のことだ。純粋に音楽として心地良いものじゃないと意味がないからな!早口もあくまでフローのスタイルの1つだ。
早口じゃないラッパーも結構いるぜ!



    【3.ライム】


押韻(おういん)のことだ。
いかに伝えたいことを崩さずにキャッチーかつ気持ちのいい韻を踏めるかということが問われる、一番テクニカルな要素だな!




ただし、「韻を踏まなきゃラップじゃない」ってわけでもないんだ。
ほとんど韻を踏まずにリリックやフローに重点を置くラッパーもいるぜ!





***






これらをバランス良く駆使するのがラップだ!
力任せじゃうまく行かないのは自転車にも通じるよな!




そんなワケで自転車でうまく走るための3要素もオレなりに考えてみたぜ!それぞれ役立つアイテムも紹介してくからチェックしろよな!



    【1.持久力】


なんといっても大切なのはコレだな!
日頃から体力をつけることはもちろんだが、いざ走るときに上手く補給をするのも持久力の秘訣だと思うぜ!水分補給にこんなボトルはどうだ?





\カエルちゃんとHOPPING!/



OPITANO
Race Bottle


詳しくはこちら







カエルちゃんのキュートなボトルだ!
梅雨の憂鬱な気分も、カエルちゃんと一緒なら
飛び跳ねたくなっちまうかもな!ヒップホップだけに!





あとはボトルケージも多めに付けとかないとな!




\ド派手に魅せろ!/



SUPACAZ
FLY CAGES ANO limited


詳しくはこちら






アメリカのサイクルアクセサリーブランドSUPACAZのボトルケージだ!ド派手なグラデーションカラーがなんと14種類もあるぜ!
好きなのを選びな!








俺はこの「GOLD/PLATINUM」が気に入ったぜ!
ゴールドのアクセサリーみたいでまさにブリンブリンって感じだ!




    【2.筋力】


時にスプリント、時にヒルクライム…"ここぞ"ってチャンスでアタックをかけるパワーも必要だ!自分の持っているパワーを把握したいのなら、パワーメーターの導入を勧めるぜ!




\己を試せチャレンジャー!/



4iiii PRECISION パワーメーター
シマノR7000 105


詳しくはこちら





このクランクに付け替えることで、真ん中についてる計測器がペダルを漕いだときの歪みから脚力を正確に計測してくれるぜ。ローラー台でのパワートレーニングにも最適だ!


    【3.効率】


単なる身体能力ではないテクニックのことだ!ルート選びやダンシングを使うタイミング、ポジショニングなどの要素だな!色々自分で頭回すのは面倒だが、高性能なサイコンがあれば補助してくれるぜ!




\サイコン界のマスターピース!/



GARMIN
Edge 830


詳しくはこちら





言わずと知れたサイコンの王道メーカー、
GARMINのハイスペックモデルだぜ。








GPS、ケイデンス、心拍、あらゆる情報から効率を割り出してくれるぞ。
サイクリストにとって第二の頭脳と言っても過言ではない存在だ!





***






ま、こんなところだな。
要するに、リズムも自転車も乗るのは楽しいけど
極めるにはテクが必要ってことだ。




おっと、待てよ…?
"自転車を乗せる"場合もあるよな?





\輪行袋 feat.和柄!/



BIKOT
和柄輪行袋


詳しくはこちら





そうそう、輪行袋だ!
しっかし、そのへんの輪行袋ってのはどいつもこいつもシケた色してやがると思わねぇか?









それに比べてこいつを見てみな!
なんと3種あるカラーのどれもが和柄を現代風に
アレンジしたデザインなのさ!イカすだろ!









裏面にも注目してくれ!
なんと折り方がわかりやすいようにガイドが付いてんだ!
和柄で高機能でコンパクト…最高に日本らしい輪行袋だぜ!




和を重んじる日本の美学!
折り方ガイドにホントBig up(ビガップ)!




・・・ん?
まだ電車に乗るには抵抗があるってか?
確かに車のほうが安全だよな!ならコイツを使え!




\マイメンとノってけ!/



MINOURA
VERGO-TF2-WH


詳しくはこちら







寝かせて乗せるのは場所も取るし、車体にも良くないからな。
このキャリアさえあれば2台の自転車をスマートに載せられるってわけだ!マイメンとの旅にはもってこいだぜ。





【もしもCINEMA】




貧民街の一角で誕生し、アメリカ全土へと浸透していったヒップホップ。
今でこそ世界中誰もが楽しめる文化となったが、黄金期と言われる1990年代後半当時、その盛り上がりとは裏腹にある課題を抱えていたんだ。




それは「ヒップホップ=アフリカ系アメリカ人だけの文化」という凝り固まったイメージだった。
つまり、黒人優位の文化だったってことさ。



そんな中、白人に生まれながらヒップホップの世界に飛び込み、新時代を切り拓いた1人の男がいた!

そう、エミネムだ!




ヒップホップを知らないヤツでも1度は名前を聞いたことがあるだろ?
紛れもなく世界一有名な伝説のラッパーだ!




エミネムは当時のアメリカに蔓延する既成概念をブチ破り、白人として初めてラッパーの地位を築いた!メインストリームへのカウンターだったヒップホップに対して、更にカウンターをカマしたのさ!




そして、そんなエミネムの壮絶な生い立ちをモデルとして作られた、
エミネムの半自伝とも言える映画がある。




「8mile」

1995年、ミシガン州デトロイトでは
「8マイル・ロード」という道を境界として、
白人と黒人、富裕層と貧困層の居住区が分断されていた。

貧民街で暮らす少年ジミーは、
いつかラップで成功して
8マイルの向こう側へ行くことを夢見ていた。

貧困、暴力、裏切り、差別…
すべてを乗り越え成り上がるために、
ジミーはマイクを掴む。





自ら主演をしたエミネムの眼力とラップの迫力は必見だぜ!




そして何より、主題歌の「Lose Yourself」は、ラップ曲として初めてのアカデミー賞に輝いたほどの超絶マスターピースだ!




映画の脚本、エミネム自身の生い立ちとも重なる内容のリリックは、
ヒップホップ界において確固たる地位を築いたその口から発せられることによって、とんでもない”重み”を帯びているぜ…!





\ 新コーナーだぜ! /


【CHECK IT OUT!!】



そして、そんなエミネムが今年突如リリースした最新アルバム
「Music To Be Murdered By」から、ひときわ目立つ1曲を紹介するぜ。
その名も「Godzilla」だ。




若干21歳の天才ラッパー、ジュース・ワールドを客演として迎えた
この曲。キャッチーなタイトルに耳に残る特徴的なビート、
ジュース・ワールドが放つエモーショナルなフック(サビ)・・・




どれを見てもドープな仕上がりだが、この曲を異彩たらしめている
最大のポイントは、ラストの31秒間の「超高速ラップ」だ。



エミネムがこの31秒間で吐き出した言葉の数はなんと224語
つまり1秒間に平均7.23語を放ってるってことだ。
高速ラップを売りの一つとするエミネムの楽曲の中でも、この記録は過去最高だと言われているぜ。




50歳手前にして今なお進化を止めることなく、尖り続けるエミネム。
その喉をいじめ倒し、最高速を叩き出してまで何を伝えようとしてるのか…歌詞の内容が気になるよな?




正直、何言ってるか全く聞き取れねえ!
これ英語圏の人も無理なんじゃねぇか??



だが、遅めのビートの上でマシンガンのように繰り広げられるラップによって生まれた笑っちまうような音のギャップの面白さと、
その圧倒的スキルに打ちのめされる感覚は、まるでリズムゲームのスーパープレイを見ているかのような気持ちよさだ。




予備知識がゼロでも英語が聞き取れなくても、エミネムの凄さ、
ひいてはラップという歌唱法の凄さを原液で感じることができるから、
ラップに興味がないヤツにも一度は聴いてほしい曲だ!





Check it out(チェケラ)!





+++++




【あとがき】




オレから伝えたかったことは以上だ!
勝手なノリに付き合わせて悪かったな!




これを期に自転車とヒップホップにもっと
興味を持ってくれるヘッズが増えると嬉しいぜ!







じゃ、俺はちょっと運ばなきゃいけないモンが
あるから、この辺で失礼するぜ!





See ya!



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最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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