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SIDI(シディ)
ディーノ・シニョーリが1960年に登山靴のワークショップとしてイタリアで創業した、SIDI(シディ)。
その後、70年代からサイクリングシューズとモーターサイクル用ブーツの製造を開始。両分野においてプロライダーとの結びつきが強く、 彼らの実戦を通じてのフィードバックと最先端の技術を融合して生み出されるシューズは、イタリアの靴らしく丁寧な作りで トップライダーからアマチュアサイクリストまで幅広いカテゴリーのライダーにフィットします。
WIRE 2 WOMAN
ワイヤー 2 ウーマン
女性特有の甲が低く、幅が狭い足形に合わせた専用設計。
WIRE 2 CARBON WOMAN[新モデル]
VENT CARBON SOLE
カーボンシートと軽量合成素材を駆使して作られたソール。
前モデルの CARBON LITE ソールに比べて 25%もの軽量化を達成。最大の特徴はソールのつま先部分に設けられた開閉式スライダー付きのベントホール。
つま先から取り入れられたフレッシュエアがインナーソールの中を駆け抜けて、シューズの中を快適に保ちます。たわみ量は 1.4mm。
●VENT CARBON ソール
●TECNO 3 PUSH SINGLE
●SOFT INSTEP 4
●TECNO 3 PUSH SHORT
●ヒールカップ調節可能
●ヒールパッド交換可能
●防水、抗菌処理のCOMFORT FIT INSOLE
●アッパー素材: MICROFIBRE TECHPRO MATT
WOMAN LAST
●女性向けの先細りした細身のラスト
●レギュラーサイズより細身レギュラーサイズより細身
●甲は低く、かかとは小さ目
幅広モデル
●ソールタイプ: VENT CARBON SOLE
●24.25cm相当
●たわみ量: 1.4mm
SIDIソールのたわみ量について
SIDI シューズの進化は止まりません。最新モデルはソールに「空気の通り道」を施した“VENT CARBON SOLE”が登場。
斬新なシステムを導入しながら、従来のソールに比して 25%もの軽量化に成功しました。
また、スピードプレイ専用ペダルもラインナップするなど、SIDI はその死角をますます狭めてきます。そしてシューズの性能をひも解く時、忘れてならないのがソールの柔軟性。
SIDI のシューズはソールの剛性やパワーの伝達を保ちながら、足の血流を妨げることがないよう、柔軟性を持たせてあります。
柔軟性の目安として、SIDI では「たわみ量」を公表しています。これは 50kg の荷重をかけた時のソールのたわみ量を指します。
たわみ量コンマ何ミリの差がモデルの性格を物語り、表彰台の順番を左右することもあるのです。
SIDI シューズサイズ表
EUR - CM 換算表(ロード・MTB共通)
スリムで軽量化されたSOFT INSTEP4を搭載。つま先側のテクノ3プッシュはタン中央へと移動し、より自然な締め付けとスタイリッシュな見た目を獲得。トップにはエンボスによるデザイン加工が施され、SIDIらしいファッショナブルなモデルへと進化を遂げました。
イタリアンシューズの代名詞ともいえるブランドSIDI。伝道師の皆様におかれましてはその歴史を十分ご存じの方も多いと思いますが、今一度SIDIの原点を振り返っていただくべく、ブランドヒストリーを簡単にまとめました。どうぞお付き合いくださいませ。
SIDIはイタリア北部・ヴェネト州マゼールという小さな町に本拠を構える、サイクリングシューズとオートバイブーツのメーカーです。
この地に生まれ育ったDinoSignori (ディーノ・シニョーリ)氏が、1960 年、若干25 歳の時に設立したSIDI。その社名は、同氏の姓・名から2 文字ずつ取って命名されました。
戦時中に幼少期を過ごしたDino 氏は、子供のころから家族を支えるために、大人に交じって懸命に働きました。
少年の時に出会ったサイクリングは、貧しさを乗り越えて必死に生きる彼にとって、息抜きであると同時に、プロ選手として家族を養うという夢を追いかける時間でもありました。
いくつもの職業を経験する中、青年期に身に付けたのが、他ならぬ靴作りの技術でした。様々な事情により、自転車選手としてのキャリアをあきらめたDino 氏は、靴職人として腕を磨きつつ、北イタリア中にハイキングブーツやスキーブーツを売り歩きました。
日ごとに評価の高まるDino 氏の靴……彼の名声が自転車界に届いた時、彼は靴職人として、かつて夢を追った自転車レースの世界に再び身を投じることになったのです。
80 歳を超えてなお、Dino 氏は毎朝6 時30 分に出社し常に新しいシューズの開発のために働き続けています。
SIDI のシンボルマークである「渦巻き」は、そんな彼の止まない情熱、SIDI 創業当時のイタリアの経済復興、回転するホイールなどを象徴するものです。
SIDI では現在も、アジアに生産拠点を設けず、マゼール本社と隣国ルーマニアの自社設備でのみ、生産を行っています。
ルーマニアの工場から届いたシューズは、1 足ずつ箱から取り出して隅々まで検査を行うという徹底ぶりです。靴職人としての姿勢は、今も変わることはありません。
なぜSIDIはプロ選手に愛されるのか?
SIDI のシューズは、多くのライダーに最適な履き心地を提供するため、多くの調節機能を備えています。その結果、重量は増します。しかし、手に持って軽いシューズと、重くても快適な履き心地のシューズ、どちらに価値があるでしょうか。
チームの契約によりSIDI のシューズを履けなくなったプロ選手たちが、Dino 氏を訪ねてくることこそが、その答えに他なりません。また、多くのパーツがスペアとして入手可能なことは、長く使い続けられる……というもう1 つのSIDI の魅力でもあります。
自転車用機材、とりわけシューズについて、選手から求められるのは「快適性」です。
もちろん軽いに越したことはありませんが、快適性より軽さを優先させれば、レース中盤から終盤、ヘタすると序盤から、選手は違和感を伴った不快感に苦しむことになります。
むろん、どのメーカーも「軽量と快適性」を両立させた製品を生み出しているわけで、なおかつSIDIより軽いシューズは少なくないでしょう。それでもSIDIが支持される訳を、いまいちど考えてみてください。
今でこそ当たり前のクリート位置を変更できるシステムや、ナイロンの紐でアッパーを締め付けるシステム(ワイヤークロージャー)などを考案してきた「シューズ専業のSIDI」だからこそ、SIDIが確信する「軽量と快適性」が両立するポイントに、彼らはどのブランドよりも自信を持っているのです。だからこそ、現在のSIDIのポジションがあるのです。
さて、そんなSIDIでありますが、「軽量と快適性」と同じくらい重要視している項目があります。それはルックス。なんだ、見た目かと思うなかれ。
自転車ほど、身に付けるものの色に気を遣うスポーツはないことを、賢明な皆さんならお分かりのはずです。例えばグローブの色、ボトルケージの色、バーテープの色、サドルの色…。
例えひとつでも色選びに失敗すれば、残念なサイクリストとなってしまいます。オシャレは足元からと言われますが、それはサイクリストにとっても同じこと。では、シューズの色が全体に馴染んでいればいいのでしょうか。と、いうわけにもいかないんですね。問題はデザインなのです。
Dino氏は言います。「シューズは、レースの終盤で自分の足元を見て、鼓舞されるようなものでなくちゃいかん」 つまり、カッコ悪いシューズが目に入ったら、追い込みもできない。
それゆえ、SIDIはデザインも重要視しているんだと。
エントリーモデルALBAに大きな変更はありませんが、昨今のトレンドに配慮しSHOTで2カラーのマットカラーモデルが追加され、GENIUS7ではシャドーカラーという影をイメージしたシックなカラーモデルが追加されました。
そして、大きなトピックとしてはトップモデルWIREとミッドグレードモデルERGOのリニューアルです。