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この商品の詳細説明
※商品情報は展示会時点のものです。
予告なく仕様やデザインが変更となる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
FELT
チュービングの魔術師ジム・フェルトが生み出すFELTのバイク。
独自開発のフレームチューブと設計思想により、他のバイクとは明らかに異なった乗り味を持っています。
そしてドイツメーカーらしく緻密な計算と実験によって製品を生み出します。
繰り返される風洞実験とシミュレーションの果てに生まれるバイクは完全に計算しつくされた究極のマシンです。
FELTのロードバイク
フレームチューブを作ることを得意とするFELTのフレームはチューブの内側を見ればFELTのチューブにかける思いに気づかされます。チューブの内側は非常に滑らかで均一の厚さで成形されています。
これによりフレームの軽量化と力の伝導に無駄が生じないため、軽くよく進むFELTのバイクが生み出されます。
またFELTのバイクを物語るうえで欠かせないのが、カーボンフレームの全数チェック。
通常のメーカーは生産された製品のうち5%程度の製品に対し検査を行います。
FELTは生み出された製品の全てを検査します。これにより高い品質を維持しています。
VR
カーボン、アルミグレード共にすべてにディスクブレーキを搭載したマルチロードバイク「VR」シリーズ。
前作の「Z」シリーズと同様にアップライトなポジションに、ロングホイールベースのジオメトリーを採用。
マルチロードの名の通り、様々なライディングシーンを想定したつくりになっており、タイヤクリアランスを大幅に拡張。
幅35mmまでのタイヤの装着が可能になった。
ブレーキ台座を廃した新しい形状のシートステイは、大幅に快適性が向上。
専用フェンダーを取り付けるためのダボ穴も用意されているので、通勤通学などの日常使いでも活躍が期待できる。
カーボンフレームに新型アルテグラを搭載したレース仕様
フレームもケーブル内蔵のため、コンポーネンツを電動式にすることも可能
■スペック
●Frame: UHC Advanced + TeXtreme カーボン、BB386、12 x 142mm Syntaceスタイルスルーアクスル、フラットマウントディスク、internal cable routing(機械式電動式互換)
●Fork: UHC Advanced + TeXtreme® カーボンモノコック、カーボンコラム、フラットマウントディスク、12 x 100mm Maxleスルーアクスル
●Headset: FSA インテグレーテッド、43-47cm:IS-21、1.125″、51-56cm:NO.42、1.125″-1.5″
●Stem: Felt VR OS SuperLite、±6°ライズ、Φ35mm、43cm=60mm、47cm=80mm、51cm=90mm、54-56cm=100mm
●Handlebar: Felt VR OS SuperLite Road VariableShape、65mmリーチ、125mmドロップ、Φ35mm、43cm=380mm、47cm=400mm、51cm=420mm、54cm=440mm、56cm=460mm
●Shifters: Shimano Ultegra R8020
●Front Derailleur: Shimano Ultegra R8000 直付式
●Rear Derailleur: Shimano Ultegra R8000、ロングケージ
●Crankset: Rotor 3D30 Adventure、48/32T、43-47cm=167.5mm、51cm=170mm、54-56cm=172.5mm
●Bottom Bracket: FSA BB386 with 30mm bearings
●Freewheel / Cassette: Shimano 11スピード、11-32T
●Brake Levers: Shimano Ultegra R8020、油圧式
●Front Brake: Shimano R8070 油圧式ディスク、160mmローター
●Rear Brake: Shimano R8070 油圧式ディスク、140mmローター
●Saddle: Prologo Kappa Space T2.0
●Seat Post: Felt VR UHC Performance カーボン、Φ27.2mm、330mm
●Seat Post Clamp: Felt、Φ30.6mm
●Rims / Wheelset: DT Swiss E1800 db 23、チューブレスレディ、20mmワイド(内幅)、23mmハイト、1655g (ホイールセット)
●Front Hub: DT Swiss 370db、12 x 100mmスルーアクスル、センターロック
●Rear Hub: DT Swiss 370db、11スピード、12 x 142mmスルーアクスル、センターロック
●Spokes: DT Swiss New aero 2.0/1.2/3.0 (NDS)、Aerocomp 2.0/1.0/2.8 (DS)、エアロスポーク
●Tires: Vittoria Rubino Pro G+ folding、700 x 28c
●Accessories: Felt アーレンキー式スルーアクスル
【ジオメトリー】
【ジオメトリー】
FELTの経験が活きるマルチロードジオメトリー
VRはZから引き継いだエンデュランスロードジオメトリーを基本としています。
わずかに寝かせたヘッドアングルとロングホイールベースにより、ロードレーサーに特有のふらつきやすさを解消し安定性を向上。
FELTが長年培ってきた設計により、ロードバイクらしいキビキビとした反応性は失っていません。
ダートや通勤での使用も想定したVRは、スタックハイトが高くなり、より上体の起きたアップライトポジションに変更。
操作性を高め視界を広く、バッグを背負ってのライディングにもフィットします。あらゆるライディングシーンでパフォーマンスを発揮するマルチロードジオメトリーです。
【コンプライアンス】
ディスクブレーキ化により完成したシートステースプリング
VRはディスクブレーキ化に伴い、全く新しいシートステー形状を採用しています。
応力分析の結果、シートステーブリッジは剛性に全く貢献しておらず、振動の吸収を妨げていることが分かりました。
そこでエンジニアはブリッジを廃したシートステーのデザインをスタートしました。
解析の結果、シートステーとシートチューブの厚い接合部は今まで考えていた以上に快適性に影響を与えていることが判明。
シートステーのシートチューブとの接触点を最小限のものとし、トップチューブと一体化したデザインを採用しています。
新形状によりフレーム全体の垂直方向の柔軟性は12%向上。リアステーはまるでスプリングのようにトップチューブを中心にしてリアエンドの動きを作り出します。
ダートでも路面にしっかりグリップしパワーを逃さず、抜群の振動吸収性がライダーのパフォーマンスを高めます。
【タイヤのクリアランス】
多様なライディングシーンに変幻自在に対応
多くのライディングシーンを想定したVRには広いタイヤクリアランスを確保しています。
チェーンステーのタイヤクリアランス幅は約42mm。これはタイヤの両側に6mmずつのクリアランスを必要とする
国際標準化機構(ISO)の基準に則ると、30mmのタイヤ幅まで対応することになります。
安全を確認した上で実際に装着可能なタイヤ幅の上限は35mmが目安です。
広いタイヤクリアランスで高い汎用性を持つVRですが、ロードレーシングタイヤを装着した際もタイヤの性能をスポイルしない「ロードバイク」としてのスピード性能が特長です。
23Cタイヤを装着すればレーシーに、35Cタイヤを装着すれば荒れた路面や街中の段差の振動を吸収しどこまでも走り続けることが可能です。
【スーパーコンパクトギア】
ギアレシオ1:1を実現
フロントクランクに従来のコンパクトギア(最小ギア34t)よりもさらに小さい32t、もしくは30tをスペック。
山岳ツーリングで用いられるランドナーに近い仕様です。20%を超える急坂でも楽に登れる回転数を維持できます。
一方、トップギアではケイデンス90で時速50kmまで出せるので、ホビーレースでは十分な高速域をカバーします。
どんな登りにも対応できて、ハイスピードレンジもカバーする理想のアドベンチャーギアです。
【ディスクブレーキ】
天候も路面も選ばない
新しいスタンダード
ディスクブレーキはロードバイクの新しいスタンダードです。
より高いストッピングパワーとコントロール性能、そして安定したパフォーマンスを発揮します。
フレーム側の規格はフラットマウントを採用。
ブレーキキャリパーは油圧式、もしくは対向ピストン方式の機械式ディスクブレーキを採用しているため、ドロップハンドル用ブレーキレバーでも軽い引きを実現しています。
チェーンステーのリアエンド付近は前後方向に扁平させディスクブレーキのストッピングパワーを受け止めます。
扁平部は最小限にすることで、垂直方向の柔軟性の低下を防いでいます。
【スルーアクサルズ】
ディスクブレーキの性能を引き出し、悪路走破性にも貢献
VRにはMTBで信頼性が証明されているスルーアクスルを取り入れています。サイズは前後共に軽量な12mmスルー。従来のクイックリリースで付き物だったハブアクスルのズレを防ぎ、ディスクローターとブレーキパッドの接触や変速の狂いも解消。スルーアクスルの構造的にフレーム全体の剛性は飛躍的に高まり、パワー伝達性能と、悪路での安定感が向上しています。(※VR50、VR60のみQR仕様です。)
【ウェート】
ロードバイクのスピード性能を保証する軽量性
タイヤクリアランスが広くなりオフロードにも対応するVRですが、ロードバイクに不可欠な軽量性は失っていません。
走行性能と軽量性を両立させるために解析を重ねた新しいフレーム形状により、ヒルクライムにおいてもFELTロードらしい軽快な走行感は失っていません。
【インティグレーション】
さらにVRのライディングを快適にするインテグレーション
多様なライディングシーンに対応するため、VRはアクセサリーをスマートに装着するための工夫が施されています。
トップチューブにはストレージボックスを装着するためのアイレットを装備。
ボトルケージと同じ規格のアイレットで、市販の多くのストレージを装着可能です。
全天候に対応するVRには、専用フェンダーを装着するためのアイレットも装備されています。
加工をせずにシームレスにフェンダーが装着できるようになりました。
VR専用フェンダー
アルミフレームの540mmサイズ以上には、ダウンチューブに2箇所のボトルケージアイレットを備え、合わせて3つのボトルもしくはツールボトルを携行可能です。