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Campagnolo(カンパニョーロ)エルゴパワーウルトラシフトのセッティング
話題のSuperRecordをはじめとするCampagnolo(カンパニョーロ)エルゴパワーウルトラシフトの取付
【対応ハンドルバー】
ブラケット取付部のハンドルバー曲線がR65~75の曲線である必要があります。基本的にはアナトミックタイプのハンドルバーへの取り付けに向いた形状です。
シャロータイプと呼ばれるクラシックな形状のハンドルバーには適合しない場合もありますのでご注意下さい。
真っ直ぐの部分に取り付けると、
十分な固定が出来ず、また、ブラケット一部に異常な力がかかってしまい、ブラケットが割れてしまうといった破損の原因となります。
【セッティング位置】
古いタイプのエルゴパワー(エスケープ)やWレバー時代のブレーキレバーでは下図のようなセッティングをしておりましたが、
エルゴパワーウルトラシフトではNG(シマノのデュアルコントロールレバーも同様です)。
できれば、
このようにハンドルバーとブラケット上部が真っ直ぐになるようにします。
また、手の大きい人の場合にはインサートを取り付けることで、バーとブレーキレバーの間隔を変えることが可能です。
手の大きさやハンドルバーとの相性によりお好みのセッティングが可能です。
【その他の注意点】
ブラケットの固定バンドは矢印が上になるようにしてください。もちろん、バンドがブラケットから完全に外さなければ、まず間違えないと思いますが、ブラケットからバンドが完全に外れてしまった場合にはご注意下さい。
固定トルクは 10Nmが指定トルクですが、カーボンハンドルなどはハンドルバーの指定トルクにもご注意下さい。
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投稿者情報:mechanic
京都のサイクルショップ自転車のQBEI(きゅうべえ)が自転車メンテナンス全般に関して綴ったブログ。ネジの締め方からカーボンバイクの扱い、電動DURA-ACEまで、バイシクルメンテナンス・自転車の扱い方を幅広く掲載。
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