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10分で誰でも簡単にできるロードバイク洗車・メンテナンスの方法

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更新日 :

投稿者:mechanic

10分で誰でも簡単にできるロードバイク洗車・メンテナンスの方法

従来の自転車の洗車方法では、「やり方がわからない」「色々揃えるのが面倒」「水洗いできる環境がない」「そもそも洗うのがめんどくさい」という声も多く聞きました。

ここでは簡単に自転車をキレイにする方法について紹介していきます。

今回使用するケミカル・洗浄剤は、WAKO’S(ワコーズ)ケミカルより発売されている、自転車のすべての箇所を洗浄することできるフォーミングマルチクリーナーです。


ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクなどの自転車は、道を走っている以上、徐々に汚れていきます。自転車が汚れていると、

・見た目がよくない
・駆動ロスが増える
・パーツの寿命が短くなる
・整備不良や故障を発見しづらい

など、多くのデメリットがあります。ですので、自転車は定期的に洗車をする必要があります。

ロードバイクの洗車、掃除、メンテナンスにはやり方や、どこまで念入りに、またはどの程度の頻度でやるかなどにより様々な方法があります。ここでは【ワコーズ フォーミングマルチクリーナー】を使った水なしでできる方法をご紹介します。

全くやらないよりかは、少しでもやる方が断然いいので住環境や、自転車の使用頻度、メンテナンスにさける時間によって、ご自分に合ったメンテナンスの方法を試してみてください。

 

目次

『フォーミングマルチクリーナー』とは?

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WAKO’S(ワコーズ) ケミカルより発売されている『フォーミングマルチクリーナー』は、

・水洗いできない環境でもOK
→水で洗い流さなくてもふき取るだけ

・使い方が簡単、特別な道具は必要なし
→パーツによって、ケミカルの使い分け無し!吹き付けて布で拭うだけ

・あらゆる箇所、パーツに使える
→タイヤ、ブレーキシュー、チェーン、ゴムや樹脂パーツも洗浄OK

というのがポイントです。

 

『フォーミングマルチクリーナー』の使い方

用意するものは、布と『フォーミングマルチクリーナー』だけです。屋外でやる必要もなく、水も必要ないので、部屋の中で作業できるのも強みです。床には段ボールやシートを引きましょう。

自転車のすべてのパーツに使用することができます。
従来の洗車用ケミカルは、部分によって使用するケミカルを変える必要がありましたが、その必要もありません。

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使い方は、『フォーミングマルチクリーナー』をキレイにしたい部分に吹きかけ、布で拭くだけです。

【リム・タイヤ】

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シリコンが入っていないノンシリコンタイプの為、タイヤやブレーキ、リムに使用しても滑ることがありません。

ホイールのリム面は、シューの削りかすや特に雨天走行時は油分により黒ずみが付着します。制動力も落ちてしまいます。またタイヤも油分が付着していると劣化が速まります。洗浄することで付着した油分を落としましょう。

 

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フォーミングマルチクリーナーを吹きかけ、布で拭くだけで…。

 

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リムに付着していた黒ずみ(油分やシューの削りかす)が取れました。黒ずんでいたデカールもきれいに、新品のようになりました。

【ブレーキ】

雨天走行後はブレーキシューに油分が付着しやすいです。シューに油分が付着することで、制動力が落ちてしまいます。そしてタイヤと同様にゴムのため油分による劣化も起こります。また砂や小石がシュー付着しているとブレーキをかけた時に砂がリムを削るため、リムの消耗が速まります。

前述のようにシリコンが入っていないため、ブレーキシューにかけても問題ありません。しっかり洗浄しましょう。

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【ハブ】

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掃除しづらいハブ周りも…。

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拭くだけでOKです。

【ブラケット・バーテープ】

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ブラケットやバーテープは汗や油分で汚れています。ブラケットやバーテープに使っても、粘ついたりといったこともありません。

【その他パーツ】

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サドル、ペダルも洗浄できます。余裕があればサドルやペダルも定期的な洗浄をお勧めします。

【フレーム】

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泡で汚れを浮き上がらせるので、多少の砂は問題ありません。あまりに大量に泥や砂が付いた場合は、あらかじめ取り除けるだけ取り除きましょう。

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サッとひと拭きでOK。

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ボトムブラケット周りは非常に汚れが溜まりやすいポイントですが…。

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ピカピカになりました。

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白い部分は汚れが目立ちます。汚れ戻りもないのできれいにふき取ることができます。

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最後に

『フォーミングマルチクリーナー』は攻撃性が低いので、ゴム・樹脂どこにでも使えます。アルマイトが剥げることもありません。

フォーミングマルチクリーナーはどこにでも使える便利さを持っています。しかし、どこにでも使えてしまえる分、チェーンやスプロケット、ディレイラー周りなど、オイルなどの頑固な汚れが落ちづらいという面もあります。そういう場合は、同じくWAKO’S(ワコーズ)ケミカルから発売されている、チェーンクリーナーがオススメです。

試しにグリスがこびりついたチェーンにフォーミングマルチクリーナーを使用してみました。

【BEFORE】

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【after】

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かなりきれいになりましたが、やはりグリスの重ね塗り等でしつこくこびり付いた汚れは落ちません。しつこい汚れはチェーンクリーナーを併用しましょう。

WAKO’S(ワコーズ)ケミカル チェーンクリーナー

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チェーンクリーナーはチェーンだけではなくディレイラー等にも使うことができます。


購入はこちらから

フォーミングマルチクリーナー

WAKO’S(ワコーズ)ケミカル チェーンクリーナー


その他のケミカルについては下記記事もご参考にしてください。

自転車整備用ケミカル

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投稿者情報:mechanic

京都のサイクルショップ自転車のQBEI(きゅうべえ)が自転車メンテナンス全般に関して綴ったブログ。ネジの締め方からカーボンバイクの扱い、電動DURA-ACEまで、バイシクルメンテナンス・自転車の扱い方を幅広く掲載。

質問・コメント一覧

  • 2017/04/23 - 磯 敦

    ビアンキクマ27.2のコンポ交換

    ディオーレのコンポに交換する際、
    リアのリムごと交換しないといけないでしょうか?

    3×9からリア10速へ

  • 2017/05/01 - mechanic

    磯 敦 様

    お問い合わせありがとうございます。
    お答えが遅くなりまして申し訳ございません。

    お尋ねの件についてですが、
    まず、デオーレの現行モデルはリア10速です。
    2017年モデルのKUMA27.2はリア9速です。

    10速デオーレに交換するには、以下のパーツ交換が必要です。
    これは、9速用のパーツは10速用には使えないためです。

    ・ギアクランクセット
    ・ボトムブラケット
    ・チェーン
    ・前後ディレーラー
    ・シフター
    ・リアスプロケット

    リアホイールはそのまま使えると思います。

    よろしくお願いいたします。

  • 2019/01/09 - 安達

    新車のロードバイク(メリダ2017スクルトゥーラ4000・カーボンフレーム・グロス塗装)に、今回初めて本格的なガラスコーティング(瓶入り硬化型)を、自分でします。
    コーティング前の脱脂についてベックオンの店員さんに聞いたところ、フォーミングマルチクリーナー はじめ同社のパーツクリーナー等での使用を紹介されました。

    こちらの商品はパーツクリーナーに比べ刺激・攻撃性が弱いとのことで検討しているのですが、新車時(見た目はピカピカで特にひどい汚れ無し)のガラスコーティング前(硬化型)の脱脂に効果が有り、特に問題なく使用できますか?
    またガラスコーティング後(硬化型)のフレーム洗浄に使用した場合、施工したコーティングが剥がれたり攻撃を受ける等の問題は有りませんか?
    それとももしかすると・・・パーツクリーナーの方がおすすめですか?

    ワコーズに直接問い合わせしようとしましたができなかったので、自己責任の元でお聞きしました。分かる範囲で結構ですので、なるだけ詳細で明確なご返答を頂ければと思ってます。
    お手数をおかけしますが急ぎご返答をお待ちしてますので、どうぞ宜しくお願い致します。

  • 2019/08/05 - mechanic

    お問い合わせありがとうございます
    フレームの脱脂洗浄に関して、パーツクリーナーは塗装に対する攻撃性が高い為推奨されません。
    どうしても汚れがひどい部分にだけ、直接ではなくウェスに吹きかけ拭ってあげるような使い方が良いと思います。
    WAKOSフォーミングマルチクリーナー成分的には素材に対する攻撃性が低く、汚れを泡で浮かせて落とすようなものになりますので、砂埃などを普通に拭った際には避けられない微小なひっかき傷を防ぐことに期待できます。
    宜しくお願い致します。

質問・コメントは下記フォームよりお送り頂けます。

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