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ロードバイクの始め方 ~予算別・必要アイテムの選び方編~
「ロードバイクデビューをしたいが、なにが必要なの?」
「必要な物を揃えるために、いくらくらいかかるの?」
そんな疑問をお持ちの方に、スポーツバイクに必要なアイテムを、予算別にご紹介します。
目次
①予算10,000円 これだけは「必ず」揃えよう
ヘルメット
スポーツバイクはスピードが出るので、頭部を保護するヘルメットは最重要アイテム。万が一のためにも必ず揃えましょう。
おすすめロードバイク用ヘルメットはこちら
イタリアのメーカーのMET。デザイン性、コストパフォーマンスに優れています。ツール・ド・フランス出場チームも使用する上位モデルの性能を受け継いでいます。被ったシルエットもすっきりしており、キノコ頭になりにくいです。
非常に人気のあるメーカーのKASK。特徴は高いフィット感と固定力です。エントリーモデルでも、ハイエンド並みのデザインとカラーリングも人気の秘密。
その他のロードバイク用ヘルメットはこちら
パンク修理キット
サイクリングに出かけて、もしパンクしてしまった場合!パンク修理キットがなければ帰ってくることができません。パンク修理キットは常備するようにしておきましょう。
パンク修理には最低、「替えチューブ・タイヤレバー・携帯ポンプ」の3つが必要です。
パンク修理の仕方については、過去の記事をご覧下さい。
おすすめパンク修理セット
スタンダードなパンク修理セット
・GIZA Tube Repair Kit with Tire Lever (TOR02500) ギザ パンク修理キット(タイヤレバー付)
貼りやすいスーパーパッチが付いたセット
・Parktool TubeRepairKit (TR-1C) パークツール チューブリペアキット
ライト
暗い夜道を走行する場合もあると思います。安全・安心のためにライトは前後とも必ず装備しましょう。車や歩行者に存在を知らせることができ、事故の防止に非常に役立ちます。

ライトが無いと人も…

ライトで自分と、車からの視認性が高まります。
おすすめライトはこちら
CATEYE(キャットアイ) VOLT200 (ボルト200) HL-EL151RC
200ルーメンで必要最低限の明るさを確保できます。カラーバリエーションも豊富なので自転車に合わせやすいです。
価格は上がりますが、より明るいモデルはこちらがおすすめです。
・SIGMA(シグマ) BUSTER600 (バスター600) 600ルーメンのハイパワーフロントライト
600ルーメンのハイパワーのライト。照射範囲もワイドなので、横から視認性も高まります。
まとめ
ヘルメット : 4,000円~
パンク修理キット : 3,000円~
ライト : 3,000円~
合計10,000円~
②予算30,000円 「より快適に」サイクリングを
①のセットに+20,000円、合計30,000円で購入できるアイテムです。
レーサーパンツ
普段着でも大丈夫なのですが、自転車専用のウエアがあればより快適にサイクリングを楽しむことが出来ます。
レーサーパンツはお尻の部分にインナーパッド(クッション)が履いています。着用すると、長時間バイクに乗っていてもお尻が痛くなりにくいです。
さらに、衣服がペダルを回す運動を妨げることもないので、サイクリングに集中することが出来ますし、肌と衣服がすれる「股ずれ」も起こりにくくなります。
ピチピチのウェアに抵抗のある方はレーサーパンツの上に普通のパンツを履く、またはインナーパッド付きのカジュアルパンツもあります。
mont-bell(モンベル) サイクル ツーリングショーツ
おすすめレーサーパンツ
日本のサイクルウェアメーカーです。
その他のレーサーパンツはこちら
サイクルジャージ
実際に自転車に乗り、前かがみになった状態で体にフィットする様に作られているので、サイクリング中も体の動きを妨げることなく、快適に過ごすことが出来ます。
体にフィットしたジャージが、サイクリング中にかいた汗を素早く吸収し、風に当たることにより素早く乾くようになっているので、汗をかいてもベタつくことがありません。
また、背中にはスマートフォンや財布、補給食などを入れられる便利なポケットがあるので、想像以上に色々なものを持ち運ぶ事が出来ます。なんと言ってもお気に入りのデザインで走ると、より走るのが楽しくなります。
おすすめサイクルジャージ
イタリアのメーカー。ウェアを提供しているプロチームからのフィードバックを受けて製品開発されます。スタイリッシュなデザインもおススメです。
日本のサイクルウェアのメーカーです。カジュアルなものをはじめ、レーシーなデザイン、そして遊び心に溢れたジャージ等、様々のデザインがラインナップにあります。
その他のサイクルジャージ
サイクルグローブ
落車時に手が切れてしまうのを防ぐためにも着用をお勧めします。
また、サイクリング中は手のひらにも多くの汗をかくため、手が滑ったり、シフトチェンジ時にミスをしてしまうことがあります。
サイクルグローブを着用すると、汗をかいても滑ることがなくなりますし、ハンドルをしっかり握ることが出来るので力も入りやすくなります。シフトチェンジも的確に出来るようになります。
また、手のひらの部分にゲルや衝撃吸収材が入っているので、疲れにくい・手が痛くなりにくいといった疲労軽減効果もあります。
おススメサイクルグローブ
快適性、操作性、使いやすさ、グローブに求められるすべての要素を高次元で実現したグローブです。
その他のサイクルグローブ
サイクルコンピューター
サイクルコンピューターがあれば、現在の走行速度のほか、走行距離・平均時速・最高時速などの情報を簡単に知ることが出来ます。
GPSやセンサーが内蔵されていて、現在の標高や方角、ルート、心拍数を計測出来る高機能モデルもあります。
心拍数やケイデンスを走行中に測り管理することで、オーバーペースになることを防ぐことができます。結果体への疲労・負担を軽減することができます。
自転車入門の方こそ、心拍計とケイデンスの計測管理をお勧めします。
おススメサイクルコンピューター
スピード、ケイデンス、ハートレートがワイヤレスで測定可能です。高度も測れるので人気の1台です。
その他のサイクルコンピューター
ボトル&ボトルゲージ
サイクリング中でも、立ち止まることなく水分補給をすることが可能になります。
保冷・保温にも対応した専用ボトルもあり、好きな飲み物を持ち歩くことも出来ます。
ボトル・ボトルケージについては下記の記事もご覧ください
まとめ
レーサーパンツ : 5000円~
サイクルジャージ : 5000円~
サイクルグローブ : 3000円~
サイクルコンピュター : 4000円~
ボトル&ボトルゲージ : 3000円~
①のセットとあわせて30,000円~
③予算50,000円 「本格的な」サイクリングに挑戦
②のセットに+20,000円、合計50,000円で購入できるアイテムです。
ビンディングシューズ
自転車専用のシューズです。シューズとペダルがカチッとくっつき(スキーやスノーボードの板と靴の用ような感じです)、効率的に自転車をこげるようになります。
通気性がいいので、長時間の使用でもムレが少なく快適です。
シューズにクリートと呼ばれる金具を取り付けます。このクリートとペダルを結合させることで足とペダルとを固定します。
シューズとクリート、クリートとペダルには互換性があるので注意が必要です。
ビンディングペダルについては下記の記事もご覧ください
おすすめビンディングシューズ
モデルによっては幅の広いワイドタイプもあるので、自分の足にフィットしたシューズを選ぶことができます。
イタリアのサドルメーカーです。サドルをはじめライダーとの接点、バーテープシートポスト、そしてシューズを手掛けています。独自の技術を多く開発しており、数多くのプロチームに供給されています。高いデザイン性も特徴の一つです。
その他のビンディングシューズ
ビンディングペダル

PD-7810
上記のサイクルシューズとセットで使用するペダルです。
樹脂製のものからカーボン製、金属製のものまで沢山の種類があります。
ビンディングペダルについては下記の記事もご覧ください
アイウエア
自転車専用のサングラス・ゴーグルです。
太陽光のまぶしさを抑えてくれるので目が疲れにくくなるだけでなく、紫外線や風もカットしてくれるので、目の健康に役立ちます。
紫外線の強さにあわせて、自動的にレンズの色の濃さを調整してくれるモデルもあります。
また走行中に飛び石や虫が目に当たるのも防いでくれます。
まとめ
サイクルシューズ : 10,000円~
サイクルペダル : 5,000円~
アイウエア : 5,000円~
②のセットとあわせて50,000円~
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投稿者情報:mechanic
京都のサイクルショップ自転車のQBEI(きゅうべえ)が自転車メンテナンス全般に関して綴ったブログ。ネジの締め方からカーボンバイクの扱い、電動DURA-ACEまで、バイシクルメンテナンス・自転車の扱い方を幅広く掲載。
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