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ロード用シューズの選び方

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更新日 :

投稿者:mechanic

ロード用シューズの選び方

「自転車の中で、速く走るために交換して一番効果的なパーツはどれか!?」

自転車乗りにとってこの永遠のテーマ。

解は人によって意見が異なります。

よく言われるのはホイール。

私も効果的なのはホイールと、後はクランクだと思っていました。

漕ぎ手の力を受け止め、自転車にエネルギーを伝えるクランクの剛性が重要!

クランクがたわんでいたら話にならねーぜ、と。(そんなに踏力もないくせに…)

 

かつて議論を交わしたスタッフはハブが大事だ!と言っておりました。

ハブの回転性が悪ければ、ブレーキがかかっているのと同じだ!と。

そんな永遠のテーマに新たな答えが。

それはシューズ。

「おいおい、シューズはパーツじゃないだろ、ウェアだろ!」

そんなツッコミが聞こえてきそう。

私、気が付きました。

シューズはウェアで合ってウェアではない。

いや、ウェアであると同時に自転車を構成するパーツの一つだったのです!!

ちなみにシマノはインソールの形状から、ペダリングが改善され速く走れる、

といった事を2年前ぐらいから謳っています。

また、ツールにも出ているアダム・ハンセンはシューズを自作してツールに出場しています。

そんなウェアだけにとどまらない、早く走るために重要なパーツ、シューズに焦点を当てます。

今回のポイントは2つ、ソールの素材とシューズの締め方の様式。

 

DSCN3943

『シューズは自転車を構成するパーツの一つ』

そんなことを感じたのは、最近ソールがナイロン繊維製のものから、

カーボン製ソールのハイエンドモデルのシューズに交換したことから。

今までのナイロン繊維製ソールのシューズはペダルとビンディングで固定されているといっても、

あくまで、シューズを履いてペダルに力を入れているという感覚。

一方、ソールがカーボンのシューズは、ペダルと一体化したシューズに足を入れているといった感覚。

足に入れた力をソールが全て受け止めてくれて、無駄なくペダルに力が伝達される。

シューズがペダルの一部、自転車の部品の一部であるといった感じ。

カーボンソールは剛性が高いため、力が伝わりやすく、足の全面で踏んでいる感覚になります。

しかしその分、どこで踏んでいるのかが曖昧になり、

どこに力を入れていいのか分からなくなるといったことがあります。

また、ソールが硬いため足裏が痛くなるデメリットもあるため、

そういった面ではビギナーの方はナイロン繊維製ソールの方がいいかもしれません。

DSCN3945

締め方の様式

大きく分けて、<ベルトタイプ><ヒモ><ダイヤルロック式>

の3つがあります。

<ベルトタイプ>

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3本の独立したベルトで締めるタイプ。

(今回は一番上のベルトがラチェット式 のものもここに含めます。)

最近の主流はダイヤルロック式になりつつありますが、このタイプは今でも多くのモデルで採用されています。

太いベルトで固定するので、足が痛くなりにくく、

3本別々に締め具合を変えられるので、締め具合や角度で個人の好みに合った調整ができます。

ただ固定力の微調整ができないといったデメリットがあります。

 

<ダイヤルロック式>

ダイヤルを回してワイヤーを巻き上げて締める様式。

固定はダイヤル回すだけなので、

固定力の微調整ができ、

走行中も簡単に調整ができます。

デメリットとしては細いワイヤーで締めているため、あまり強く締めると痛くなるため、ベルトほどは強く締めれません。

また、一個か2個ののダイヤルで締めるため、部分的な締め方の調整ができません。

最近は↓のようにベルトとダイヤルの複合型が主流。

それぞれの良い所どりをしています。

pc-sidi-kaos_1

SIDI(シディ) KAOS 2017年モデル

 

<ヒモタイプ>

DSCN3944

最近私が購入したのがこのヒモタイプ。

2年前ぐらいからハイエンドモデルのラインナップに加えられました。

どうなのかなと気にしていましたが、

どう考えてもデザイン重視で実戦向きじゃないだろうと思っていました。

ところが、ツールでも使用されていた事を知り、プロが使うならいいんだろうと購入を決定。

実際使ってみるとそのフィット感と履き心地の良さに驚き。

締め付ける力が分散するのでかなり強く締めても走行中に足がだるくなったり、痛くなることはありませんでした。

後は部分的に固定力が変えられるメリットもあります。

デメリットはダイヤル式の用に微調整はできない点と、

ヒモがほどけないように、またチェーンに巻き込まれないようにヒモの処理に気を付けなくてはいけません。

この点はシューレースロックを使うことで解決できるかもしれません。

 

微調整ができないため主流になることはないと思いますが、

この履き心地の良さは今後シェアを伸ばしてくるに違いありません。

アヴェレージがどれだけ上がるか是非一度試してみてください。

 

GIRO ジロ 2013年モデル EMPIRE エンパイア

 

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投稿者情報:mechanic

京都のサイクルショップ自転車のQBEI(きゅうべえ)が自転車メンテナンス全般に関して綴ったブログ。ネジの締め方からカーボンバイクの扱い、電動DURA-ACEまで、バイシクルメンテナンス・自転車の扱い方を幅広く掲載。

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