ライトと街灯だけを頼りに
暗い道を走る「ナイトライド」

多くの人が寝静まった深夜に走る夜の街は、
昼間の賑わいからは信じられないほどに静かで、
驚くほど走りやすい。

誰もいない道を一人颯爽と駆ければ、
まるでこの街が全て自分の物になったと
錯覚してしまいそうになります。

そんなナイトライドの醍醐味といえば、
何といっても、星空です。

走って、走って、
「もう限界だ」と足が止まり、
深呼吸をしながら見上げた先に広がる
夜空の輝きは、疲れも何もかも全部
忘れさせてくれます。


「走って良かった」
心から思える瞬間に





KPLUS
VITA






星に元気を貰ったら
またライド再開です。

そのまま家を目指すのも良いですが、
「朝焼け」を目指して
走り続けるのもまた乙なものですよ!


***


ナイトライドを楽しむ上での必需品は、
ライト以外にも実は存在しています。

それがこちら「バーエンドミラー」です。


CATEYE
BM-45 ミラー


賛否両論あるバーエンドミラーですが、
ナイトライドを楽しむのであれば、
小さなもので良いのでつけた方が良いです。

交通量が少なくて確認が疎かになりがちな時でも、
後方から来る車のライトを拾ってくれるので、
近づく車にパッと気づくことができます。






また、街灯の少ない場所を走るなら、
こういう装備もあった方が安全です!


EBON
CB-2706H セーフティベスト


自分で気を付けるだけでなく、
後方車両に自分の存在をアピールすることも、
自身の身を守る上で大切です。

まさか深夜にこんな場所で自転車と
遭遇するとは思っていない運転手に
いち早く自分の存在を気づいてもらうためにも、
見えやすくなる工夫はしておきましょう!



しっかりと装備を整えて、
安全で最高のナイトライドを楽しみましょう!

ちなみに、ミラーやセーフティベストが、
「どうしても美意識に反する!」という方には、
こういうアイテムもありますよ!




GARMIN
VARIA RTL510
リアビューレーダーテールライト
充電式 65ルーメン


後方車両が近づいてくると、
それをレーダーで察知して、
手元のサイコン(※Edgeシリーズに限る)に
お知らせしてくれます。

また、同時にLEDライトの点滅パターンを
変化することで、後方車両にも
注意喚起を促してくれる優れものです。

レーダーの精度もかなり優秀なので、
これ1つあれば、走りにしっかり集中できます。









ナイトライドの注意点は
後方車両だけではありません。

体が冷えて体調を崩してしまっては、
日常生活にも支障をきたしてしまいます。

暖冬とはいえ、
夜間は冷え込みますので、
しっかりとした防寒を!




BIKOT
コールドブレークジャケット
冬用サイクルジャージ
氷点下から10度まで対応
撥水・防風機能付き


独自開発の
特殊な防風・撥水素材が
内側の起毛フリース素材と協力して
驚くほどの温かさを提供します。




また、温まりすぎて熱くなりすぎないように、
5つのベンチレーションで、
通気性もしっかりと確保しています。




インナーと合わせれば、
気温10度〜氷点下5度まで
広く対応できるアイテムとなっているので、
冷え込むナイトライドのお供に最適です!




これ、本当に温かいので
オススメです。

今週末は、いつもの道でも、
日中とは異なる姿を見ることのできる、
ナイトライドに出かけてみませんか?


***


明るい大都会からもその姿を
拝むことができるほど明るい星は
決して多くありません。

太陽系の外にある星の中で、
最も明るく見えるとされているのが、
地球から8.6光年先にある恒星
「シリウス」



明るい星のことを1等星と言い、
暗くなるにつれて2等、3等と
数が大きくなっていきますが、
このシリウスはなんと「-1.46等星」です。

この明るさ、まるで、
夜道を走る自転車のフロントライト
みたいですね!



LIBIQ
NYX LIGHT
800ルーメン USB充電式


1等星の輝きから6等星の輝きまで
再現可能なので、日中や日没後など、
状況に応じて使い分けることが可能です!






何よりも明るい星シリウスは、
この先数万年先まで、地球で一番
明るい星であり続けると言われています。

しかし、実はこのシリウスを
遥かに上回る明るさを放つ天体が、
近々出現する……かもしれないのです。

その天体の名前は「ペテルギウス」
…あの特徴的な形を持つ星座
「オリオン座」を構成する赤い星です。



地球からも肉眼で確認できるほど
明るくはありますが、
オリオンほど明るくはないペテルギウスが
月と同じくらい輝くとは一体…


燃料を使い果たした恒星が、
バランスを崩して発生する大爆発。
「超新星爆発」

これが近々起こるのではないかと
言われているのです。

もし超新星爆発が起こったとすれば、
ペテルギウスの光は月ほどの大きさに拡大。
そして、昼夜問わず2〜3か月の間
輝き続けると言われています。

それは、明日かもしれませんし、
100万年後かもしれません。

いつ起こるか分からない以上、
私たちが肉眼で見ることの出来る保証は
どこにもありませんが、それでもやはり、
この目で実際に見てみたいものです。


幾千の星を胸に走る。




sigr
2020年春夏モデル
GRUS NORRSKEN JERSEY
WOMAN 反射素材ジャージ




月が太陽の光なしには輝けないように、
強い光を当てることで、
満点の星空のような輝きが生まれる
サイクルジャージです。

昼間はシンプルなグレーのジャージですが、
日が暮れてからは、後方車両からの
視認性をグッと上げてくれる、
安全性を重視した設計となっています。





生きているうちに拝みたい超新星爆発。
生で見れたら間違いなく、
一生忘れられません。

私たちが見ることが出来るかどうかは……
神のみぞ知るといったところでしょうか?

しかし、ここ数か月の間に、
例のペテルギウスの光が大幅に弱まっています。

「もしかすると、もしかするかもしれない!」
と、巷でも噂になっているので、
超新星爆発の日も近いかもしれませんよ!!



【今週の1台】


夜闇に紛れて
ナイトライドを楽しむなら、
こんな自転車が良い!!



質実剛健なドイツの自転車メーカー
センチュリオンのこの一台は、
マットで高級感のある
ブラックのフレームがカッコイイ!

 

コンポーネントにはアルテグラを搭載。
最上級コンポであるデュラエースに
限りなく近い性能を持った、
レースでも大活躍できるスペックを持つ一台です!

 

太陽の下で、レースに挑むもよし、
夜闇に忍んで走るもよし。

幅広い乗り方が堪能できる、
最高の一台です!



セール対象商品でして、
今ものすごく値段が下がっています!
これ以上下がることはないと思いますので、
この機会をお見逃しなく!!





電気が発明されるまで、
真っ暗な夜に外出する人は
ほとんどいなかった。

時は流れ、21世紀。
今や街は明かりで溢れ、
24時間地球を照らしている。

活動しているのは、
なにも人間だけではない。
普段は動かない…そう、博物館の展示品だって
夜を楽しむのだ!!


「ナイト・ミュージアム」

失業・離婚と不幸のどん底にいる
中年男性ラリーは、離れて暮らす息子に
職を探すよう急かされて職安へと向かう。

自然史博物館での夜警の仕事を紹介され
働くことになったラリーは、
警備の最中にティラノサウルスの骨格標本が
なくなっていることに気づく。

不審に思い、見回るラリーが
館内で見たのは、
まるで生きているかのように動き回る
あらゆる展示物の姿だった。



夜になると動き出す展示物。
もし本当に動くなら、
憧れの偉人(…のレプリカ)と話し放題!

もしかしたら、
作られた当初の貴重な話も聞けるかも?

アメリカの元大統領ルーズベルトに、
アヌビス、モアイ像、Tレックスなど、
世界史の教科書の中に出てくるものが
一堂に会するだなんて、夢のような世界です。

そんなファンシーな現象とは裏腹に、
主人公ラリーは、息子のニックを守りながら
命がけの戦いを繰り広げます。

このラリーの戦いが、
この作品シリーズの必見ポイント。

1作目ではタフおじさんだったラリですが、
展示物たちと戦っていくうちに
戦闘技術が飛躍的に上昇。

3作目では中国神話に登場する
首が9つもある怪物ソウリュウとも
互角に戦うほどになりました。

どんだけ強いのラリー!?

そんなラリーを見ていると、
今、自分がやっていることが上手くいかなくても、
それはまだ自分が得意なことに
出会えていないだけなのだと気づかされます。

ラリーの戦闘センスのように、
現代社会では見つかりにくい才能も、
新しいことに挑戦してみれば見つかるかも。

ラリーのパッとしない人生が
急に充実し始めたように、
最近マンネリを感じているものも、
少しの非日常で大きく変わります。

毎日同じ街を走って退屈になってきた。
そんなあなたは、是非走る時間帯を
普段と変えてみてください。

見慣れた街が知らない街に早変わり!
今まで感じたことがないほど
わくわくするライドになること
間違いなしです!





【気まぐれぶらり旅】



全て見ようと考えると、
1週間あっても足りないと言われている
ルーブル美術館。

モナリザやミロのヴィーナスといった、
誰もが知る作品は一度見てみたいものですが、
しかし、ルーブルのためだけに
1週間もとれるかと言われると、
答えはNOです。

よほど芸術が好きでない限り、1週間あるなら、
ツールドフランスのコースを走ってみたり、
モンサンミッシェルまで足を延ばしたり、
パリにある他の観光地を見てみたいと思う事でしょう。

かといって、ツアーで回ると
大人数で移動するため、
前の人の頭で作品がよく見えなかったり、
一つの作品をじっくりと見れなかったりします。

ということで今回は、
一度は見たい人気作品を、限られた時間の中で
じっくりと鑑賞する方法を伝授いたします!

ということで、
ルーブル美術館へとやってまいりました。
時刻は18時、本来であれば閉館の時間です。
しかし、この時間にやって来たのには理由があります。


テクニックその1
水曜日と金曜日限定、夜間開館を狙え!


ルーブル美術館はいつ行っても激混みです。
しかし、22時まで営業している夜間開館は大チャンス!

ツアー客の多い日中は分厚い人の壁に遮られる
モナリザの前も…

なんということでしょう!
モナリザと一緒に記念撮影ができるほど
人が少ないではありませませんか!


そう、ツアー客や親子連れでごった返す
日中とは打って変わって
とても静かで大人な空間に早変わり。

ミュージアムのいた至る所で
アーティストの方々が演奏したり踊ったりと、
絵画や彫刻といった枠に捕らわれない
広い芸術を鑑賞することもできます。



テクニックその2
もう1日、開館から攻めるべし!


夜間開館時間だけだと、
とてもじゃないけど回り切れないのが
ルーブルスケール。

モナリザやミロのヴィーナスといった
有名どころは夜間でしっかり押さえて、
残りは日中に見て回りましょう。

会館直後から団体が押し寄せるまでの
僅かな時間は人が少なく、
人気の作品もしっかり楽しめます。

夜間開館で見逃した作品を見に行っても良いですし、
先に行っておいて、夜間鑑賞のための
下見をしておくのも良いかもしれませんね!

ルーブルを堪能したと感じたら、次の目的地へ!

あのシャンゼリゼ通りや、凱旋門、
オルセー美術館、ノートルダム大聖堂といった、
名所の数々は、ルーブル美術館から
散歩の範囲にあります。

地下鉄やバスでの移動もいいですが、
パリはシェアサイクルも盛んです。
是非、パリの風を感じながら、
様々な場所を巡ってみてください!

限られた時間の中で、
誰よりも充実した旅を!

Bon voyage!
(ボンボヤージュ、良い旅を!)



【食い倒れ道中、道すがらグルメ】


パン屋さんの朝は早い。
それは、パンの聖地パリでも、
同じことが言えます。

フランスのパンと言えば、
バゲット、サンドイッチ、
そして、クロワッサン。

パリの名店の
焼き立てクロワッサンの美味しさは、
どんなフレンチコースにも勝ります。

帰りのフライトの控えた午前6時、
私は一人ホテルを抜け出し、
朝食の時間までの僅かな間に散歩がてら
とあるパン屋にやってきました。

リヨン駅から徒歩10分ほど。
住宅地のなかに中にある小さなパン屋
「ブレシュクレ」

様々なパンやお菓子が所せましと並ぶ
このお店のお目当ては、クロワッサンです。

購入したらイートインもできるのですが、
オープン直後にして席が埋まっていたので

口に入れた瞬間、
サクサクで繊細な皮が「シャオッ」と音を立てます。
そこに追うようにやってくるのが、
濃厚なバターの風味です。

「あ、これ美味しい。」そう確信しながら咀嚼すると、
最初のサクサク感はどこやら…
次にやってくるのは、ほのかな甘みと、
もち米でも入れた?と問いたくなるモチモチ感。

もっちもっちもっちもっち…

うまい!!
これは何個でも食べれてしまう魔の食べ物です。
この美味しさで、まさかの1ユーロ。
たった140円ほどです。日本では考えられません。

あまりにも美味しかったもので、
もっと食べたいという強欲が発動いたしました。

とはいえ朝食も控えていたので、
とりあえずこの場では我慢して
日本に持ち帰り家族へのお土産にしようと思い、
追加で購入したのですが…
やはり48時間も経過するとだめですね。

トースターで炙っても、
あのおいしさは再現できませんでした…

ああ!神さま!
あのモチモチ感をもう一度!!

パリでしか食べられない奇跡のクロワッサン、
あなたもパリに行った際は是非ご賞味あれ!!




+++++


【あとがき】

電気が発明されて、
街が昼夜問わず明るくなり、
星が見えなくなりました。

しかし、電気が発明されて、
昼夜問わず道を明るく照らすことが
できるようになったからこそ、
私たちはナイトライドを楽しみ、
その先で出会える星空や夜景に
感銘を受けることが出来ます。

光を堪能できる
この時代に生まれてよかった!


***

2020年福袋の追加販売は、
ご好評につき残り僅か!
詳細はコチラです↓
https://www.qbei.jp/item/pc-qbei-fuku10000/

最終目的地は当日までのお楽しみ…な
アドベンチャーライドも参加者募集中!
https://www.qbei.jp/item/pi-410314/


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

最後までお読みいただき、
ありがとうございました

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



<前の配信もどる次の配信>