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I never did a day’s work in my life.
It was all fun.


私は一日たりとも、いわゆる労働などしたことがない。
何をやっても楽しくてたまらないからだ。

トーマス・エジソン


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世の中は小さな発明で満ちている。

エジソンが電球という
大発明をしてから約140年。
電気は今や、人類にとって
無くてはならない存在になりました。

今や、世界は電気で溢れ、
人口の光によって24時間
明るく照らされ続けています。


科学者と聞くと、
世間の需要よりも自身の探求心に忠実で、
なりふり構わず研究に打ち込む
マッドサイエンティストなイメージがあります。

しかし、発明王エジソンは
「実用性」を大変重視しました。


I find out what the world needs.
Then, I go ahead and invent it.

まず世界が必要としているものを見つけ出す。
そして、先へ進み、それを発明するのだ。

その言葉の通り、
現人類の生活基盤となる発明の数々を
生みだしてきた発明王エジソンは、
歴史に名を刻んだ伝説のビジネスマン。

世界が必要としている物を作ったからこそ
歴史に名を刻んだと言っても
過言ではありません。

そんなエジソンのアイデアの基は、
「こういうものがあったら便利なのに…」という想いと、
それを実現させるという強い意志です。

自転車にだって、ここがもう少しこうだったら…
というポイント、結構ありますよね、
今週は、そんな「あったらいいのに」を実現させた
”発明”アイテムをご紹介いたします。



快適な走りが、たったこれだけで。


KEENEST
Bison Torque sleeve
Minimalench

トルクレンチ

自転車で走っていると、
ボルトは徐々に緩んでくるもの。
ボルトが緩むと、力が適切に伝わらず、
走行時のスピードも落ちてしまいます。

速さを保つためには、
定期点検と増し締めは必須項目。
しかし、勘に頼って締めていたのでは、
逆効果です!



締めが甘いと部品はすぐ緩み、
強く締めすぎるとパーツが破損。
車体トラブルや痛みのもとになります。

それを防ぐためには
それぞれの部品に合ったトルク値で
適切に締める必要があります。

ここにエジソンポイント!



部品に合わせてトルク値を予め設定。
ソケットを取り付け、締めると…
適切な閉まり具合になった瞬間に
「カチッ」という音でお知らせしてくれるのです!

たったこれだけ、されどこれだけ。
プロの自転車屋さんレベルの調整が
自分で簡単に行える大発明です!




自分の使いなれたアーレンキーに
取り付けて使用できるのが嬉しいですが、
アーレンキーをまだ持っていないという方は、
これ単品では作業できないので注意が必要です。


\アーレンキーをお持ちでないなら!/




トルクレンチたった1つで
車体トラブルを防ぎ、フレームは長持ち。
おまけに走行スピードも上がる。

これは全チャリダー必見のアイテムです!


***


自転車の走行中や整備中、
もっとこうなれば随分快適なのに…!
と叫びたくなることはありませんか?

チェーンロックを普段使用している私は、
ロックを肩からたすき掛けして出かける度に、
「もう少し軽くはならないのか」
「邪魔だ。もっとコンパクトにしてほしい。」
と思っています。

”盗まれたくないが、身軽に走りたい”

そんな我儘なニーズに対応した
ロックが…実は、あるんです!


ペダル ⇔ ロック
まさかの2wayフラットペダル




Xpedo
TRAVERSE LOCKSTER
フラットペダル




 





一応、邪魔にならなくて軽いロックなら、
サドルの下に取り付けるタイプ…


LIBIQ
スマートスピードロック




↑こういうのが、ありますが、
個人的にペダル型の方が
面白くて好きなので、
そちらをご紹介いたしました!

身内でのポタリングの話題の種に
丁度いいのでお勧めです!


***


ポタリングからレースまで、
どんな乗り方をするとしても、
自転車に必ずつけておきたいのが
ボトルケージです。

数あるボトルケージの中でも、
個人的に一番使いやすかったのがコチラ!!


右抜きにも、左抜きにもなる
カーボンボトルケージ


LIBIQ
カーボンボトルケージ


他ブランドのボトルケージを使っていて
ここがこうだったらもうちょっと
使いやすいのに…というポイントを
しっかり押えた、横抜きタイプのボトルケージ。




実際に使ってみて、
出し入れのしやすさ、スムーズさには
相当こだわって設計されている
という印象を受けました。

このボトルケージが
他のボトルケージと一味違うのは、
たった1つで、右抜きとしても左抜きとしても
使用できるという点です。



ボトルを固定するための小さなパーツを
外して上下入れ替えるだけで、
右抜きだったケージが左抜きに、
左抜きだったケージは右抜きになります。

あともう1つ特筆するとすれば、
カーボン製であるということ。


「カーボン製がいいけど、高すぎるのは嫌だ。」

この、多くのサイクリストが感じているけど
なかなか実現しなかった需要に、
LIBIQは答えてくれました!!




今使っているものが壊れても、
次もコレと思っているくらい
気に入っています。


***


お次は、強くなりたいアスリートの、
雨の日も、雪の日も、効率的にトレーニングしたい
という想いから生まれた室内トレーナー。

自分はひたすら強くなる一方で、
ご近所さんや奥様との関係が
悪くなってしまうリスクがあるものです。

だから、ローラートレーニングがしたいけど
なかなか手が出せない…
そんな声をよく耳にします。

”静かで響かないローラー台が欲しい”

…その声に応えるべく、
今、室内トレーナー界では
静音性競争が始まっています!

そんなローラー台激戦区の中から
私がオススメするのがコチラ!


メイド・イン・ジャパンの底力



MINOURA
ダイレクトドライブ式イントラクティブローラー台
SMART TURBO KAGURA
神楽DD LSD9200




インプレブログを見てみても
「チェーン音の方がうるさい!」とあるように、
本当に静かです。

振動に関しても、随分と抑えられており、
マンション暮らしにはマットはあった方が
安心だとは思いますが、
それでもここまで抑えられていたら
十分許容範囲です!

静音性の他にも、
パワー測定精度の高さや、
ディスクロードにも対応しているなど、
品質の良さや対応力の高さは日本製ならでは。

 

日本のメーカーなので、
サポートが手厚いのもオススメポイントです!





どれくらい静かで、
どれくらいパワフルなのか。

結局のところ、実際に乗ってみないと
イメージが湧かない。
…そんなあなたに朗報です!

11月17日
ローラー台の乗り比べ大会が開催決定!


京都府京田辺市で開催される
じてフェス」という
eバイク試乗イベントの中で乗り比べできます!





先ほどご紹介した神楽DDはもちろんのこと、
世界トップレベルの選手も使用する
高性能トレーナー「KICKR SMART」や…


wahoo
KICKR SMART




バーチャルサイクリング最適な
人気モデル「NEO 2 SMART




Tacx
NEO 2 SMART 



今注目の”揺れる”ローラー台
R1



KINETIC
R1
DIRECT DRIVE 




などなど!!
一度は使ってみたい、、
豪華なラインナップになっております!

ローラー台体験会は、11月17日、
京都で開催の「じてフェス」内で開催予定!

ご興味のある方は、
「じてフェス」
で検索してみてください!



***


さて、話が逸れてしまったので
戻しましょう!

お次の発明品は、
エジソンではなく、スティーブ・ジョブズ。

彼は「音楽プレーヤー」と「電話」の2つを
合体させる所に始まり、ありとあらゆる
「あったらいいな」を詰め込んで、
いつの間にか電話の形をしたパソコンを
作り上げました。

このように、最初はシンプルな機能だったものが
利便性や需要を吸収して進化を続けた結果、
生まれたのがコチラです!


スピードを測る機械のはずが…?

GARMIN
Edge 830Jセット


速度や心拍数を計測し記録する
基本操作はもちもちろんのこと、
今や定番のマップ・ナビ機能。

さらには、仮想のパートナーと共に走る
バーチャルパートナーや、
トレーニングデータの管理など、
これ1台で、トレーニングのほぼ全てを賄えます!

しかも、今年発売されて
話題になった最新モデルには、
なんとヒルクライムのアシスト機能も!


盗難防止機能までついたのですから、
いよいよむかうと向かう所敵無しです!







ボタンでの操作に
慣れている方は >コチラ

自転車で走りに行く機会が増えるほど、
必要に感じるサイクルコンピュータ。

テレビや冷蔵庫と同じで
滅多に買い換えるものではないので、
後悔のないチョイスをしたいものです…!


***


自転車を愛する人たちの
科学への探求心には目を見張るものがあります。

100万円以上するような自転車のフレームに
使われているのは、その時代の最先端の
軽くて丈夫なカーボン素材。
この素材はどこも、
ブランドの威信をかけて開発しています。

そんな自転車の素材への探求心は、
パーツやアクセサリーにも
影響を与えており、自転車関連のアイテムの
品質の良さは他のスポーツの追随を許さない
‥‥と、私は個人的に思っております!

そんな中で、私がオススメしたいのが
こちらのバックパックです。



SUPACAZ
SWAG BAG



ハイセンスな柄が魅力の
こちらのバックパックは、
恐ろしく、強い。


耐候性で検索すると、建物の外壁や、
業務用のメタリックな機械の画像が大量に…!?

バックパック自体は、
柔らかくて軽いものですが、
本当に建物の外壁レベルで朽ちないなら
とてもスゴイ…!

他のバックパックよりは確実に長く
お使いいただけると思います。

ゲリラ豪雨や猛暑など、
気候変動の激しい今の日本だからこそ、
劣化を気にせず使えるのは嬉しいですね!




結構雑に扱ってしまうタイプなので、
このバックパックはすごく欲しい!

丈夫で、見た目も良くて、
使い勝手もイイ…おまけに軽い。
ユーザーの求めるものすべてを両立させた
バックパックって、多くないと思います。

さてさて、朗報です!
実は、このバックパックが当たる
素敵なキャンペーンを現在開催中!



\ 応募方法は簡単 /

ステップ1
きゅうべえonline shopのTwitterアカウント
@qbei_netshop」をフォロー

ステップ2
対象のツイートをリツイート!




***


素材のこだわりは
バックパックだけに留まりません。

これから冬にかけて辛くなる、
寒さに負けそうになった時。
助けてくれるのが、このシューズ。


最高の快適性は、素材から。



fizi:k
R5 ARTICA
SPD-SLビンディングシューズ


『最高のマテリアルを最良の方法で用いること』

この言葉を合言葉に開発されたこちらのシューズは、
大寒波や豪雨といった、どんな過酷な条件でも、
暖かくて快適な環境を保つため、
多くの”最先端素材”を採用しています。

中でも「メンブレン素材」と
「強化マイクロテックス」という2つの素材は
防水・透湿性が高く、土砂降りの中走っても
水が滲み込みません。

他にも、断熱アルミシートやフリース素材が
寒さから体温を守ってくれて、
寒い時期のライドに最適です。




冬のライド、何が辛いかと言うとつま先です。
胴は走っているうちに温もってきますが、
つま先は常に死んでいます。

この末端冷え性の必需品、
今年こそ買うべきか…!!!






【今週の1台】


イイ自転車とは、
一体どんなものだろうか。

速さ?軽さ?かっこよさ?

ぶっちゃけ私は全て欲しいですが、
数あるポイントから1つ選ぶとしたら
やはり「乗り心地」でしょうか。

走行中の小さな振動は、
乗る者の体力をじわじわと削っていき、
疲労として走行中の
パフォーマンス低下に繋がります。

この現象、レースなどでは特に致命的。
立っているだけでHPが1ずつ減っていく
毒の沼で戦っているようなイメージです。

長期戦になればなるほど
回復が追い付かなくなり、
最悪の場合”戦闘不能”になる…

と、いうことは、そんな毒の沼さえ克服できれば、
ライバルと大きく差をつけることが出来る
という事でもあります!



無駄な疲れと、今日でサヨナラ。



Bianchi
2019年モデル
OLTRE XR3
DISC105


この自転車の最大の特徴は
振動除去機能 「Countervail」!

このCountervailという技術は
体に伝わる振動を最大80%、
衝撃を3割も減少させた、
Bianchiの特許技術です。

振動する1つのエンジンに、
従来のカーボン素材とCountervail素材
2つの素材をくっつけて、
その上にピンポン玉を乗せて跳ね方を比べる。

…という実験動画をBianchiが出しているのですが、
これがもう面白いくらい違うので、
是非、商品ページに載せている
検証動画を見てください…!

見ていて大変気持ちが良いです!

この揺れの少なさ…
自動車のシートに伝わってくる振動より
少ないかもしれません!

在庫が残り僅か2点となっており、
再入荷の予定もありません…!!
お悩み中の方は後悔の無いよう…!!




一度ガッツリ試乗してみたいものです!!

このCountervail素材で
グラベルロードを作れば、
ファーストクラスの乗り心地が
実現しそうだと思いませんか?








想像してみてください。

朝、出勤しようとしたら
電車もバスも、全てが止まっていた。

慌てて会社に連絡しようとするも、
携帯電話すら、うんともすんとも言わない。
公衆電話を見つけるも、それすら通じないようだ。

…私なら、とりあえず
元気だったら自転車で会社に向かい、
元気じゃなかったら家に帰って
会社に連絡する手段を模索します。

どちらにせよ、
電気のある地域の人が異変を察知して
じきに復旧してくれるはずだと
思うことでしょう。

しかし、世界で同時に原因の分からないまま
電気が失われれば、経済は止まり、
物流も動きません。

店にある食料は一瞬で尽きますし、
その後入荷することもないでしょう。
…そして始まるのが、
サバイバルです。


映画
「サバイバル・ファミリー」


ある日突然、電気が消滅した。
すべての情報が一瞬にして遮断され、
ガスや水道といったライフラインも全て停止。
人々は否応なしに時給自足の生活を
強いられることとなった。

そんな中、東京都内に住む鈴木一家は、
「西日本へ行けば電力網が活きている」
という噂だけを頼りに、
実家のある鹿児島を目指すのであった・・・



普通のサラリーマンの父、専業主婦の母、
冴えない大学生と今どきの女子高校生。

映画「サバイバル・ファミリー」は、
どこにでもある一般家庭が、
突如サバイバルを強いられたらどうなるのか。
そんな「もしも」を追ったシミュレーション映画。

最初は「いつも通りの生活」を
続けようとしていた鈴木家も、たまらなくなって、
自転車で東京を飛び出しました。

さて、ここでちょっとした質問です。
あなたがサバイバルしながら
東京から鹿児島まで自転車で向かうなら、
どれくらい時間がかかると思いますか?

短く見積もっても2週間はかかる
のではないかと思います。

そんな距離を、
サバイバル知識はもちろん無し、
ロングライドも未経験な鈴木さんたちの
ママチャリ旅はボロボロです。

ボロボロになりながら、
満身創痍で旅を続ける鈴木一家は
果たして鹿児島まで辿り着けるのでしょうか?
彼らが過酷な旅を通して
どう変わっていくのかも必見です。


私は、この映画を見て、
こういうのが非常に欲しくなりました!!



LOUIS GARNEAU
LGS TOURING BAG REAR




これさえあれば、
水も着替えも食料も積めるはず!
サバイバル生活いつでも来いです!!


【気まぐれぶらり旅】


物で溢れる現代に生まれ育った
我々には想像もつかないことですが、
道具も殆どなかった時代が、確かにありました。



そんな時代の暮らしを、
見てしる知ることが出来るのがが、
佐賀県にある吉野ケ里遺跡

弥生時代のものだと言われている、
非常に大きな集落です。

その規模、一部では
「これこそが邪馬台国だったのでは?」
と囁かれているほど!

真偽のほどは確かめようがありませんが、
女王”卑弥呼”が貰ったと噂の金印が
福岡県の志賀島で発掘されたことを踏まえると
ありえない説ではないなと思っております!



さて、そんな邪馬台国疑惑のある吉野ケ里遺跡は、
ただ高床式倉庫と、自然豊かな村を
眺めるだけの場所ではありません。

布作りや火おこしといった、
サバイバルでも役に立ちそうなものから
勾玉づくり、銅鐸製作などの、
弥生感満載のものまで。
ありとあらゆる形で”弥生人の生活”を
追体験することが出来る、公園になっています。

私も昔一度だけ行ったことがありまして、
その時は火おこし体験をしました。

これ、一度体験しておくと、
サバイバル生活ですごく役に立ちますよ!!
おススメです!

古代の機織り機を使っての
布作り体験なんかもいいですね。
自分で織れるようになれば着るものに困りません。

弥生人になった気分を味わえる遺跡は
おそらくココだけ!!!


福岡空港から片道40kmという、
「さあ!ロードで来い!」と
言わんばかりの立地も魅力的です。

十分日帰りできる距離なので、
次のロングライドの目的地にいかがでしょうか?


QBICLE
BIKE POTER PRO






【食い倒れ道中、道すがらグルメ】


”古代米”
…食べたことがありますか?



その名の通り古代人が食べていた古代米は、
またの名を黒米と呼ばれているほど
真っ黒なのが特徴です。

いやいや、そんなの食べたことが
あるわけがない!!

…と、思いますよね?

つい最近まで私もそう思っていました。
実はこの古代米…
健康志向の方々に人気の「雑穀米」
あの中に入っていたんです…!!

黒米は濃い紫色素を有しており、
白米に少量混ぜて炊くだけで米全体が
ほんのり赤く染まります。

と、いうこいうことは…?
雑穀米がほんのり赤いのって、
古代米の力なのでは!?




黒米単品でも売っていますが、
米自体かなり固いので、それだけで炊くと
現代人の胃には合わなさそう。

お試しの際は、
「白米に少しだけ混ぜてみる」が
オススメです!!


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【あとがき】

先日、自転車ゼミに所属していた同級生が
最近運動不足だとぼやいていたので、
久々にポタリングでも行こうと誘ってみたところ…

「あ〜…長いこと乗ってないから整備せな…」
「整備したら連絡するわ…」
というパッとしない返事が返ってきまして、
あ、これは一生整備しないやつだな…
と、察しました。

家に引き籠ってゲームばかりしてないで
たまには外に出て活動しなさい!

…なんて母親みたいなことを思ったところで、
自分も似たようなものだと気づいたので、
次の休みは友人の整備進捗に関係なく、
ポタリングにでも行こうかな。


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最後までお読みいただき、
ありがとうございました

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