7月だ!


こんにちは。きゅうべえonline shopの吉仲です。
早くも2023年の前半が終わってしまいましたね。

そろそろ梅雨も開けて本格的に夏到来!

夏のレジャーといえば「海派 or 山派」
という究極の二択がありますが、
皆さんは海と山どちらが好きですか?




自転車に乗るということはこういった選択の連続。

平坦か坂道か?カーボンかアルミか?
フラペかビンディングか?

サイクリストの間には決着することのない
テーマや派閥がたくさんありますよね。
選択することの楽しさがあるのは素晴らしいことです。

というわけで、今回は「サイクリストの二択」
をテーマに商品をご紹介していきます!

色々な選択を通して装備を整え、
きたる梅雨明けに備えましょう!


(一応先に断っておくと、どっちの方が優れているかを
ジャッジするような意図はもちろんありません。
自転車の乗り方は人それぞれですからね!)



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─── サイクリストの二択 ───

ゆったり走るポタリング
or
速さを極めるタイムトライアル

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まずはこちらのテーマです。

二択というよりは塩梅の問題なので
早速趣旨がブレている気がしますが、ご容赦ください。

サイクリングのスタイルは人の数だけあれど、
大きく捉えればこの2つに
分けられるのではないでしょうか?

どちらをどの程度志向するかによって様々な
機材の選び方が変わりますが、中でも重量面と
精神面で大きく差がつくのが、鍵のチョイスです。


【ゆったりポタリング派のあなたに】



ABUS
BORDO U-GRIP


観光やグルメを前提としたゆったり派の
方におすすめなのがこちらの商品。

ロックメーカーとしてトップレベルに
信頼が置けるABUSのブレードロックです。




5mm厚のブレードはちょっとやそっとじゃ
切られるようなことはないでしょう。

リスクの少ないキー式なので、
停めている間の用事が長引いても
安心して愛車を預けることができます。




こんな感じでフレームに固定できるホルダーが付属します。

上に抜き出すのではなくホルダーを開けて
手前に取り出せるタイプなので、クリアランスに
気を遣う必要がなく、取り付け場所を
選ばないのが嬉しいポイントですね。


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家を出てから帰るまでずっと乗りっぱなし
であることを前提に鍵を持たないという
ようなスタイルの人もいますが、
道中で一度はコンビニ休憩などを
挟むという人の方が多いかと思います。

何があるかわかりませんから、やはり
何らかの鍵を持っておいたほうが無難です。


【速さを極めるタイムトライアル派のあなたに】



CROPS
Q5-COCON


なるべくかさばらず重量を増やさない方向で
鍵を持っておきたい方におすすめなのが、
コイルタイプのケーブルロックです。




写真のようにヘッド部をコイルの中に
収めることができるので、コンパクトで
ジャージのバックポケットにもすっぽり入ります。

重量もわずか148gと軽量。


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ただし、ケーブルロックである以上、
100円ショップに売っているような
工具でも簡単に切ることができてしまいます。

あくまで一時的な駐輪時の使用に留め、
なるべく自転車から目を離さないように
することをおすすめします。



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─── サイクリストの二択 ───

装備を揃えて様々な状況に備えたい派
or
荷物は必要最低限に削ぎ落としたい派

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続いての二択はこちら。
1つ目とも地続きなテーマですね。


【装備揃える派のあなたに】



BIKOT
Backpack


装備揃える派のあなた…わかります。
僕もそのタイプです。

パンクしたらどうしよう、雨が降ったら
どうしよう、怪我したらどうしよう、
スマホの充電が、変な虫が、ハンガーノックが、
もしかしたら運悪く2回目のパンクが……

といった風に、僕はかなり心配性な
タイプなので、気がつくと荷物が
山盛りになっていがちです。

結局そのほとんどは大した出番が来ることなく
帰宅することになるのですが、
それでもやはり保険として備えておきたいものです。

そんなときはこのバックパック!




軽量・コンパクトかつ過不足のない容量で
日帰り〜1泊くらいのライドでかなり頼もしいです。

これだけ入れば備えがいがありますね。

えーと、あとはお店に入るとき用の短パンも入れて…


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【削ぎ落とし派のあなたに】



PEARL IZUMI
ウォータープルーフライドウォレット


削ぎ落とし派のあなた…尊敬しています。

サイクリングロードを走っていると、
バックパックを背負うどころかサドルバッグの類も
付けていないバイクで身軽に疾走している
サイクリストが散見されます。

このタイプのサイクルウォレットは、
そういうスタイリッシュな人たちが
バッグ代わりによく使っているイメージですね。




鍵やお金、スマホなどの小物を収納し、
まとめてジャージのポケットに
入れることができます。スマート!

グローブ着用でも開けやすいファスナーや
防水素材、反射板など、サイクリング専用に
設計されているからこその気配りが光る商品です。


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最後のテーマはこちら!

─── サイクリストの二択 ───

リムブレーキ派
or
ディスクブレーキ派

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急に具体的な機材の話になりますが、
これってかなり永遠のテーマに近い
二択ではないでしょうか?

ディスクブレーキの普及は、ここ10年の
スポーツバイク業界においてかなり大きな変化です。

プロレースでの正式導入以降はグングンと
シェアを伸ばし続け、今や新しいモデルの
ロードバイクはディスク一色。
新常識と言えるまでの存在になりました。

ただし、リムブレーキの上位互換とは
言えないところがミソです。

ディスクブレーキは天候やロードコンディションに
左右されにくい高い制動力を発揮する一方で、
重量や価格、メンテナンス性の面においては
未だリムブレーキに軍配が上がります。

これらのことから、どちらが上というより
好みで選べる選択肢が増えたという印象があります。

流行のディスクか安定のリムか。
あなたはどっちが好きですか?


 【リム派のあなたに】    【ディスク派のあなたに】
  
ZONDA C17 前後セット    ZONDA DB 前後セット 
(SHIMANO用)       (SHIMANO用)

詳しくはこちら    詳しくはこちら


超王道ホイールのZONDAをご紹介します。

すみません、両方ZONDAです。
じゃあなんだったんだ今の話。

ただ、よく見てみてください。
同じホイールだからこそ、
リムブレーキとディスクブレーキの
違いが見えてきます。





上がリムブレーキ用、下がディスクブレーキ用です。

Campagnoloのホイールの特徴として、
スポークが3本1セットの「G3組」であることが
挙げられますが、リム仕様が後輪だけG3で
あるのに対して、ディスク仕様は前後ともに
G3になっていますね。

ディスクブレーキはスポークに負荷がかかるので、
剛性を確保するためにこのようにしたのでは
ないかと推察できます。

また、当然ブレーキシューを受け止める必要は
なくなったので、リムのサイドが
シームレスかつ全面ブラックになっています。

ビジュアル的にはディスク仕様の方がスマートで
個人的には好きですね。

そして重量はリム仕様が合計1,596g、
ディスク仕様が合計1,675g
です。
やはりどうしてもディスクの方が
重くなってしまいますね。

とはいえ、どちらにせよコスパの高い
名作ホイールであることには変わりありません。
初期ホイールからの交換を考えている方は
もちろんのこと、決戦用ホイールを大切に
したい方の普段使い用としてもおすすめできます!



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【今週の1台】


スポーツバイクの車種も多様化が進む昨今。

サイクリスト達は二択どころではない
選択の渦に飲まれながら相棒を探すわけですが、
ロード系の自転車を選んでいる人が
直面しがちなのがこの二択です。

─── サイクリストの二択 ───

ロードバイク派
or
グラベルロード派

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そう、近年頭角を表してきたグラベルロードの存在。

「オフロードもいけます」という甘美な響きが
サイクリスト達の心を惑わせるのです。


【ロードバイク派のあなたに】



GIOS
AIRONE


「いいや、俺はやっぱりロードだね」という
あなたにおすすめなのがこちらの自転車。

クロモリのホリゾンタルフレーム、サイクリストなら
誰しもが一度は憧れるのではないでしょうか?

普段着で街乗りしても違和感のない
クラシカルなデザインがいいですね。


詳しくはこちら



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【グラベルロード派のあなたに】



GIOS
MITO


同じくジオスのグラベルロードです。

充分なタイヤクリアランス、泥に強い
ディスクブレーキ、各所のダボ穴による拡張性。
グラベルに求める要素が網羅されています。




この色。いかにもグラベル!って感じでいいですよね。

こちらもフレームの素材はクロモリです。
路面からの振動を吸収してくれるので、
パッキングしてキャンプツーリングをするには
うってつけの1台です。


詳しくはこちら



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【サイクリスト川柳】


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【サイクリスト川柳】

自転車をテーマにした川柳、「サイクリスト川柳」を
募集・紹介するコーナーです。

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このコーナーでは、読者の皆様から寄せられた
川柳をご紹介させていただきます。

今週の一句はこちら!



電動に 負けるな坂の 足自慢

(かる吉 さんからの投稿)


最近はすっかり電動自転車やキックボードが
普及して、町でよく見かけるようになりましたね。

坂は自分との戦い。足をつくまいと必死に
ペダルを回していると、その横を涼しい顔で
走り抜けていく電動自転車…

想像しただけで屈辱的です。

今はいいが…バッテリーが切れたとき
果たして同じ顔をしていられるかな?

「その時」が楽しみな一句、
ご投稿ありがとうございました!


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このコーナーでは、引き続き皆様からの川柳を募集中です。
自転車に関係している内容であればなんでもOK!

優秀作品はきゅうべえが発行するフリーペーパー
「きゅうべえ瓦版」や、このメルマガ内などで
掲載させていただきます!

>> 川柳のご投稿はこちらから! <<

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【自転車雑記】


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【自転車雑記】

自転車についての様々なことを
自由に書き散らすコーナーです。

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ビンゴやるよ〜



前に僕が担当させていただいた回のメルマガにて、
「さんぽビンゴ」にインスパイアされて
「サイクリングビンゴ」を作りました。

作ったからには自分でやらねばなるまい。
今回は実際に遊んでみようと思います。


というわけで京都駅からスタートです。

あの、早速なんですが…



京都タワーがあるんですが、左下の「巨大建造物」
クリアでいいですよね?

まだ全然走ってないのでなんかズル感が
ありますが、まあ良しとしましょう。

厳格な条例によって景観が保護されている京都。
むしろ京都タワーくらいしか巨大建造物と
言えるものはないかもしれないですね。
(建てた当時はめちゃくちゃに
バッシングされたという話も聞きます。)

というかあのイラスト、うろ覚えで
描いた京都タワーだったんですが、本物を見ると全然違う。


さて、改めてビンゴの並びを見てみましょう。

一部調整は加えましたが、要素を
ランダムに並べただけなので、
制作者である僕自身も攻略法を
全く想定していません。

う〜ん…



この斜め…いけそうじゃない?


もうすでに1つ開いたし、運の絡むマスがないし、
僕の乏しい土地勘でもなんとなく目星が付きます。


そうと決まれば出発進行。
東へと向かいます。


やってきました。鴨川。




つまり、「水辺沿いの道」をクリア。
「海辺沿い」とかにしなくてよかった〜。

残り2つです。いいぞいいぞ。




…いや、こんなんで大丈夫か?

まだ汗が、1滴もだぞ?



まあいいか。北に行きます。

斜めを揃える場合、残るは「山間の道」、
「街を見下ろす景色」です。

まあこの2つが大変そうだから…いいだろ!


えっ?


よく「ズリンッ!」ってなんないよねキミ。

そんなツルツルそうな場所なのに。
すごいね。バランス。



凄鳩(すごばと)も見れたことですし、
僕も頑張って北へ進みましょう。

京都は盆地なのでどっちに向かっても
たいてい山らしき所には行けるんですが、
やっぱり川辺を走るのは気持ちいいので
鴨川沿いに上がっていきます。


山めいてきました。

もう既に川の感じが山だもんね。



はい山!
もう完全に山間!



リーーチ!!!


自分で作ったゲームを自分でやって勝手に喜ぶという、
究極のマッチポンプが発生しています。



せっかくなので山間部を更に進んで、
大原という場所までやってきました。
里山の風景がいい感じですね。

さて、最後に残ったのは「街を見下ろす景色」
ですが、ここまでの道のりではあまりに
標高が足りず、当てはまるような景色は
見れませんでした。



というわけで、大原から西に抜け、
「京見峠」にやってきました。
雑にわかりやすく言うと、金閣寺の
ちょっと北にある峠です。

ここは一度登ったことがあるのですが、
確か峠の中腹に市街地を見下ろせる
ポイントがあったはず!頼むぞ!

というか、無いと「京見峠」って名前
なんなんだよって話ですからね。



こういう感じの道をずっと登っていきます。
写真では伝わりにくいですが、本当にキツい。

「京見峠は初心者にも優しいよ♪」みたいな
ことが書かれているのを何かで読んだことが
ある気がするのですが、体力皆無の
僕に言わせれば詐欺も甚だしいです。
いい加減にしなさい。


あ!曲がった先でいかにも視界が開けそうな雰囲気。


これは!


きた!やりました!
このライドの締めくくりに相応しい景色ではないでしょうか。

「見下ろす景色」というにはいささか微妙な
印象もあり、手前に生い茂る木が
あまりにも邪魔ですが、足の痛みと
ここに来ての滝汗に免じてクリアとさせてください。



というわけで、ビンゴ!



このあとは峠を登りきり、一気に市街地まで
下って帰りました。

あの爽快感はなかなかのものなので、
機会があればぜひ味わってほしいです。



というわけで、サイクリングビンゴ実践編でした。

この遊び、ぶっちゃけどうでしょうか?

「なんか走りたいけど、目的地にする場所が思いつかない」
そんな気分の時があれば、走り出す言い訳にでも
使ってみてはいかがでしょうか。


ん?


あー……そっか。確かにね。
うんうん。わかる。

わかりますよ、言いたいこと。


「ヌルい」ですよね?皆さんには。

ご安心ください。


そう言うと思って、ハードモードを作っておきました。
いやあ、好きですね皆さん。

是非クリアしてみてくださいね。



……え?

いやまあ、僕は、ハハハ。
いいじゃないすか。

なんか、ね。気が向いたときにでも。





***


【あとがき】

このメルマガの配信日時は7月1日の17時なので、
ちょうどこのあと19時からツール開幕ですね。

今年はABEMAでも1,2ステージの
無料配信があるそうです。
ワールドカップでの好評も記憶に新しいので、
かなり期待できそうですね。

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最後までお読みいただき、
ありがとうございました

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