日本の夜明けぜよ

(時代劇「鎌倉天狗」より)



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こんばんは、
メルマガエルです。



梅雨の時期が近づいて来ましたね。
雨への備えは万全ですか?

例年だと梅雨に入る前の今の時期が
一番雨が多く降るイメージがありますが、
今年はかなりカラッとしていて、
サイクリスト的には助かる反面、
水不足は大丈夫かと少し心配になってきます。

しかし、少ないからこそ油断大敵!
晴れそうだと油断していていると夕立に巻き込まれがち。

防水アイテムで身の回りを固め、
急な降水に備えていきましょう!


急な雨OK!防水サコッシュ



LIBIQ
サコッシュ


サイクリストのために生まれたカバン
「サコッシュ」

はるか昔、サイクルロードレース中に必要なエネルギーを
走りながらでも補給できるようにと
補給食や吸水ボトルなどを入れるための袋を
肩からかけていたのが始まりとされています。

時は流れ今、始めはただの袋だったサコッシュには
ポケットが生まれ、防水機能が追加されました。



ただ撥水性の高い生地を使っているだけでなく、
染み込みを少しでも減らすための止水ファスナーを採用。

さらに、側面ポケットのファスナーには
撥水生地によるカバーがついており、
入り口の僅かな隙間からの入水もブロックしてくれます。



手が塞がらず、外さなくても中身を
出し入れしやすいサコッシュは
自転車との相性は100点満点です。




サイクリングの荷物は極力コンパクトに!
スマホや財布を突然の雨から守りましょう!


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突然の雨、一番嫌なのは何ですか?

私はくつ下が濡れて
靴の中がジュクジュクになるのが
何よりも嫌いです。

靴下ジュクジュク問題には様々な予防方法があります。
ポピュラーなものでいうとシューズカバー。
梅雨時期重宝されている方も多いのではないでしょうか?





パールイズミ
レインレーサーシューズカバー 93


着心地と快適性にこだわって作られた
ストレッチ性の高いシューズカバー。

雨を弾く防水効果だけでなく、
空気抵抗を減らす効果も!




シューズとぴったり密着し、
結構しっかり水を弾いてくれる優れものです。

また、レインパンツで足首部分を覆うことで
上からの侵入を防いでくれるため、
防水効果は更に高くなります。

バジル
スケイン バイシクルレインパンツ メンズ





シューズカバー+レインパンツ
この組み合わせは最強です。

しかし、シューズカバーは自転車用であるが故に
靴底部分にビンディングペダル用の穴が空いているため、
サイクリング以外では着用できないのが玉に瑕。

あと、防水性が高いが故に
蒸れやすいというのが個人的に苦手なんですよね。
蒸れ=水分なので……

そんな私みたいに蒸れるのが嫌だという方や、
サイクリング以外の場面でも足を濡らしたくない方に
おすすめしたいのが、コチラのソックスです。


前代未聞!防水ソックス!?


デックスシェル
防水 ULTRA THIN ソックス


薄くてしなやか、湿気が溜まりにくく、
杭臭効果もあるコチラの靴下は、
なんと完全防水!?!?

防水・防風性能を持った特殊な透湿素材
「ポレール皮膜」で作られています。

蒸れない!?濡れない!?
夢のような靴下です!




ホンマか?ホンマに完全防水なんか!?
サイクリング以外の場面でも着用できるのが最高ですね。
グジュグジュ靴下と完全におさらばできる日も近い!!!!

現代技術、スゴすぎませんか?

実は自転車業界の技術はまだまだ進化中。
「あったらいいな」が続々と実現してきています。

雨が降ると視界が悪くなります。
視界の悪さは事故のもと。
自分はどれだけ気をつけていても、
後続車両が気づいてくれるとは限りません。

いかに自分の存在を後ろにアピールするかが
安全に走るための鍵になってきます。

視界の悪い雨の日、
気づいてもらうために「光」はかなり有効です。
あなたの自転車にテールライトはついていますか?

減速を感知、光ってアピール!



キャットアイ
TIGHT KINETIC
リアライト 電池式 光源:レッド LED 5個
TL-LD180K


縦に長いこちらのテールライトには、
他のテールライトには付いていないような
安全機能が搭載されています。

それは「加速度センサー」!
減速を感知すると輝度を最大まで上げて点滅することで
自分の存在をアピールする「ブレーキモード」が内蔵されています。

もちろん防水性にも優れており、
その防水性能は「水没させても大丈夫」なIPX7!

走行中の振動にも強く、
長くお使いいただけるライトです。




テールライトは安全の要!
もし反射板で済ませている方がおられましたら
この機会に是非テールライトへのアップグレードを!

そして、ライトついでにもうひとつ。

先日、夕方走っていると
フロントライトを付けていない自転車と遭遇しました。

暗い道での無灯走行は非常に危険!

法律でも装着が義務付けられていますので、
もし……もし買い忘れていて付けていない方がおられれば、
安いライトでいいのでつけてください……!


コスパ良し!迷ったらコレ!


リビック
NYX LIGHT (ニクスライト)
USB充電式 フロントライト 500ルーメン


もっと安いライトもありますが、
明るさや頑丈さ、防水性能、安全性など
総合的に見るとコチラのライトがオススメです。

防水性能は「雨くらいでは壊れない」IPX4
明るさは「夜の市街地を安全に走れる」500ルーメン




点灯モードは5つあり、最大で20時間光ります。




結構頑丈で充電もそこそこ長持ち、
突然の雨にも対応可能。

街頭のある道を普通に走るなら
このライトがベストアンサー!
街乗りメインの方におすすめのライトです!





雨が降っても
安全・快適なライドを!

*****

【朗報】
今年の梅雨は短いらしい


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あまり雨の降らない今年の6月。
梅雨も例年より短くなる見込みらしく、
サイクリストとしてはありがたい限りです。

でもそれって、雨による打ち水効果が
見込めないということで、
例年より暑くなる予兆なのでは……?

い、いやだ!暑いのは嫌だ!

梅雨も終わりの7月上旬、
アツアツに熱されたアスファルトから開放されて
避暑ライドに行きたくありませんか?


初夏の京都、避暑ライド



【参加予約受付中】
ス〜ッと爽やかサイクルトレイン
「青もみじ溢れる初夏の里山サイクリング」
えいでんxきゅうべえ
開催日:2022年7月9日(土)


電車×自転車!サイクルトレインに乗って
爽やかな初夏の京都を走る
サイクリングイベントの参加受付がスタート!

京都の観光列車「叡山電車」に
自転車ごと乗りこんで、涼しい京の山へ!

電車で上の方まで上ってから走り始めるので
体力に自信のない方や、坂が苦手な方でも
涼しい山道サイクリングをお楽しみいただけます!

京野菜を使った絶品ランチに舌鼓を打ち、
国の重要文化財である三千院を巡る……

初夏の京都を私達と一緒に走りませんか?




サイクルトレインはこの日だけの特別運行!
貸し切りです!

京都の歴史ある観光列車である叡山電車は
いつ乗っても観光客と地元民でいっぱい。
輪行袋を持って乗るのも気が引ける「えいでん」での旅を
広々とご堪能いただけるまたとないチャンスです。

ご参加おまちしております!





 



自転車がこの世に誕生し早200年、
ついに……ついにこの時代がやって参りました……!

チェーンレス自転車の時代が!!!!




HONBIKE
スタンダードカラー e-bike


大変長らくお待たせいたしました……!
人類が待ちわびていた
チェーンレス自転車がついに入荷しました!!

スッキリとしたデザインの
電動折りたたみ自転車です!!!


AIが坂を自動感知し、自動でギアチェンジ
アシストパワーを調整してくれるので、
走っていて非常に快適です。




また、スマホからの電源操作が可能で、
万が一盗難被害にあってしまっても
アプリと連動していないとアシストの電源が
入らないようになっているなど防犯面も電動ならでは!





盗んでも使えない。
盗むメリットが無い。

知名度が上がれば上がるほど
盗難抑止効果も見込めますね!!

そして、気になるカラーは4色展開。


直線的なデザインがなんともシャープで都会的!
白っぽいのもいいですが、私個人としては黒が好きです!

真っ黒も大人っぽくていいですが、
赤の入ったブラックレッドの活発な印象が
個人的に一番気に入っています!




いつか来るって信じてました!!!
これもうSFですよね!!?

いよいよ”未来”の乗り物が世に出回り始めました。

チェーンレスの次はきっといよいよタイヤレス。
空飛ぶホバー自転車に乞うご期待!!





自動運転、自動アシスト、
AIも随分と日常に溶け込んできました。

それらに自我は一切なく、
ただただデータをもとに学習を繰り返していくことで
精度を上げていきます。

そんなAIが自我を持つとしたら
一体どんなサービスが生まれるのでしょうか。

ペット型の愛玩ロボット?
人型のお悩み相談ロボット?
お年寄りの話し相手になる介護ロボット?

私は、日本で最初に普及するのは
バーチャル彼女だと思います。


「her/世界でひとつの彼女」

妻と別れ悲嘆に暮れていたセオドアは
ある日人格を持つ人工知能型OS
「サマンサ」を手に入れる。

生身の人間よりも魅力的で人間らしい
サマンサにセオドアは惹かれ、
サマンサもまた彼の想いに答えていく……



近年SFで描かれがちなAIとの恋。
AIの危険性を暗に訴えかけてくるものが多い中で
この映画はAIを人間に限りなく近い存在として
扱っているのが特徴的です。

いわゆる「siri」のような存在であるサマンサは、
セオドアと人間同士のような関係を築きますが、
プログラムであることは変えられない事実。

その違いが生み出す不和は、
AIであるサマンサには理解できない部分にあり、
セオドアだけを傷つける結果に繋がっていきます。

理想の存在になってくれる人工知能は、
人間にとって非常に便利な存在です。
AIが人の心を癒やし、人間とAIが仲良く暮らす、
そんな未来もあり得るのかもしれません。

しかし、どれだけ寂しくても
バーチャル彼女には手を出さない方が良い。

機械と人は違う存在であり、
人の心を最期に癒やすのはやはり人で、
AIと一線を引いて接することの大切さが分かる作品でした。

……それでも、プログラムと分かっていても、
自我持ちAIとは仲良くなりたい。

そんな方は参考までに
この映画「her/世界でひとつの彼女」を
見てみてはいかがでしょうか?

U-NEXTで配信中です!



【気まぐれぶらり旅】


チェーンレス!!!
ついにきましたチェーンレス自転車が!

3〜4年前の配信で
チェーンレス自転車が出てくるかもね〜
みたいなことを書いたことがあるのですが……
まさか……まさか本当に実現するなんて!!!


「本当に実現するなんて」がある一方で、
「えっ、そんな頃からあったの?」も
この世にはゴロゴロと転がっています。

遥か昔、イタリアにあるとある火山が大噴火を起こし
街がまるごと1つ飲み込まれるという大事件がありました。

その街の名は「ポンペイ」
火山灰の下で眠り続けていた当時の品々は
千年以上の時を経て発掘され、当時の暮らしぶりが鮮明に蘇り、
そして今、京都で展示されています。


発掘物から蘇った当時の暮らしには、
奴隷制度のように今ではありえない文化もある一方で、
いつの時代どの国であっても
人って全く変わらないんだなぁ……
と思わせるようなものも結構あります。

例えばコチラ



一見するとブタの置物ですが、
実はこちら重石なんだとか。

言うなれば日用品。
日々の雑貨に可愛さを求めたのでしょうか?

今のように向上での大量生産も叶わなかったであろう当時、
日用品に可愛さを求めるのが一般的だとは意外です。

他にもこんなものがあります。



これ、なんだと思いますか?

答えは「パン焼き機」
まるいパンを焼くための道具だそうです。

丸めて鉄板に並べるだけで丸いパンは焼けるだろうに、
あえて型をつくって流し込む……
いや、逆に鉄板に並べても膨らまないから
型を作って流し込んだのでしょうか?

なんにせよ、2000年も昔のこと。
日本人がせっせと稲作しては高床式倉庫に溜め込んでいた頃に
西洋ではこういうものが一般人にまで普及していたことに驚きます。

型に流し込んでつくるパン……
なんとなくですが、ふわふわとやわらかい
たまごパンのようなものを想像してしまいますね。

当時パン屋さんらしきものもあったようなので、
ポンペイの人々も仕事帰りにパンを
買い食いしたりしてたのでしょうか?
親近感が湧いてきます。

そんな昔の暮らしを垣間見ることのできる貴重な機会
ポンペイ展(京都会場)は7月3日まで!

東京会場はもう終わってしまいましたが、
この後「宮城会場」「福岡会場」と
日本中を巡って開催される予定ですので、
お近くにお住まいの方はサイクリングがてら
見に行ってみてはいかがでしょうか!



【食い倒れ道中、道すがらグルメ】



博物館に行ったらチェックしておきたいのが
博物館グルメです。

昔はそうでもありませんでしたが、
最近のミュージアムには
やけにオシャレで美味しそうな料理を
提供してくれるカフェが増えてきました。

現在ポンペイ展が開催中の
「京都市京セラ美術館」のカフェもまた、
グルメにかなり力を入れています!




私がポンペイ展に行った時にいただいたのは、
ブリティッシュ(英国風)な一皿。

大豆を中心とした野菜をトマト系のソースで煮込み、
巨大なソーセージをのせた料理です!

一皿でドンと出てくるので物足りなくなると思い、
おにぎりとスープをつけてみましたが、
豆がお腹に溜まること溜まること……
結構なガッツリ系でした。

アッツアツほくほくの野菜と
肉感たっぷりのソーセージが絶品!

他にも京野菜をたっぷり使ったプレートランチや、
屋外でたべられるピクニックセット、
ケーキなど様々なメニューが用意されています!

カフェは博物館を利用してなくても入れますので、
観光やサイクリングのついでに
立ち寄ってみてはいかがでしょうか?


***

【あとがき】

チェーンレス自転車
いよいよ手の届く所まで来ましたね!
新時代の幕開けを感じます。

別の時代の人々から
オカルト扱いされそうな最新技術が
これからもっと増えていくと思うとワクワクしますね!

チェーンレスの次は
”タイヤレス”……かな?
生きてるうちに乗れることを願います。


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最後までお読みいただき、
ありがとうございました

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