月に一度のこちらのコーナー
ヒップホップに張ってないセンサー
HIPHOPに知識ない代打
別ジャンルでも問題ないな?
……ということで、
今月はヒップホップ吉仲に代わり、
サントラマイスター・メル村メル太郎が
オススメの”サウンドトラック”をご紹介いたします!
……たまにはいいよね?
***
「作品を見たことがないけど曲は聞いたことある」
という現象、身に覚えはありませんか?
サウンドトラック……通称サントラとは、
映画やドラマ、ゲームなど、
あらゆる作品を彩る「名脇役」的存在です。
本来主役である脚本を引き立てるために存在するサントラ。
ですが、時として脇役の枠を超えて、
「W主演」の座まで登りつめてくるものが存在します。
FINAL FANTASY 14
ENDWALKER
ORIGINAL SOUNDTRACK
ゲーム「FINAL FANTASY 14 暁月の終焉」より
ゲーム内で新たに使用された63曲を収録。
心落ち着くアイリッシュ系の曲から
エキゾチックな民族音楽、オーケストラ、ロック。
あらゆる曲がこの1枚に詰まっています。
通勤やトレーニング、読書にティータイムまで、
どんな場面でも合う曲が必ず見つかります。
主な作曲者は知っている方にはお馴染みの
サウンドディレクター「祖堅正慶」さん
関わっている作品数が少ないので
一般認知度が高いとは言えないかもしれませんね。
しかしながら、ジブリでお馴染みの久石譲さんや
進撃の巨人などで知られる澤野弘之さんらと並んで
「出す曲はどれも”神曲”(当社比)」という、
大谷翔平くんもびっくりな打率を誇る凄い人です。
久石さんなら優しいピアノ曲、
澤野さんならハイセンスな英語ボーカル曲と
作曲家にはそれぞれ突出した「色」があり、
サントラの色がそのまま作品の色になるものです。
しかし祖堅さんは、脚本の方と直接やり取りしながら
作品内のシーンに合わせる形で曲を作っているため
曲によってその色がガラリと変わります。
悲しいシーンには切ないバラードが、
戦闘シーンには激しめのロックが、
舞台によっては鮮やかな民族音楽が流れ、
クライマックスには壮大なオーケストラがやって来るのです。
そのため「こんな曲が入っています」と一言では言い難く、
試聴して頂いたほうが早いと思うので、
ジャンルごとにいくつかピックアップしました。
「iTune」や「Amazon」などの
ダウンロード購入ページで試聴できますので、
ぜひ再生可能な端末をお手元にご用意ください!
アイリッシュ音楽がお好きなら
4曲目「語り継がれる言葉」
優しいピアノ曲がお好きなら
22曲目「小さな命」
壮大なオーケストラ曲に興味があれば
27曲目「ENDCALLER」
東南アジア感じるエキゾチックな曲がお好きでしたら
55曲目「多彩なる都」
激しめのロックなら
58曲目「エスケープ」
この辺りを試聴していただけば
なんとなく雰囲気が伝わると思います。
今回ご紹介した5曲の他にも色々あるので、
時間がある方はアルバムの一曲目から
試聴してみて頂ければと思います。
サウンドトラックは作品ありきのもの。
しかし、作品を知らなくても良い曲は””良い””!
「ENDWALKER」は「iTune」や「Amazon」など
様々な音楽DL販売サイトで試聴・購入できますので、
よろしくお願いいたします。
サントラは歌詞がない分日常に溶け込みやすく、
部屋で流しているだけで暮らしが
ワンランク上に感じられることもしばしば。
お気に入りのBGMで、あなたも良いサントラ生活を!
***
【あとがき】
100年後の自転車は
どんなものになっているのでしょう。
果たしてホバー機能は?
空は飛べるようになっているのでしょうか?
空をホバー移動する乗り物を
自転車と形容していいのかは謎ですが、
空飛ぶ自転車に憧れてしまうのは
映画「E.T.」の影響かもしれませんね。
あと100年……は難しいですが、
可能な限り見届けるためにも
自転車に乗って健康保っていきましょう!
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最後までお読みいただき、
ありがとうございました
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