やめられない、とまらない。
(キャチコピー「かっぱえびせん」)
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スパイシーな衣とジューシーな肉がやみつきになる
ケンタッキーフライドチキン、
甘じょっぱい不思議な粉がやみつきになる
煎餅菓子、ハッピーターン
一度食べ始めると自力では止まれなくなる食べ物
……あると思いませんか?
ああ、なんて心が弱いのだろう……
「あともう1枚だけ、あともう1口だけ……」
とその誘惑に負け、袋の中身が無くなると
「モットタベタイ……」
叩くと増えるポケットのビスケットのように、
食べた分だけ増え続け、
どれだけ食べても永遠に減らなければいいのに。
……そんなことを考えていたら、
面白い話を見つけました。
あなたは「0匹のイナゴ」という
奇妙な話をご存知でしょうか?
とある研究施設で死んでも数が変わらないという
異常なイナゴが0匹生みだされた。
生みだされた後2匹破壊した結果0匹になった。
さらに2匹を他の動物の餌にしたところ、0匹になった。
その後、実験で4匹、事故でさらに数匹死んでいるが、
それでもイナゴの数は0匹のままである。
異常なイナゴ0匹が今も厳重に管理されている。
いやいや、どういう事だよ。
最初から0匹のものが何匹消えても
数が減るわけないじゃないか。
だけど、最初から居ないものを
餌にすることはできません。
この頓珍漢な話の真実はというと、
イナゴたちの”死んでも数が変わらない”という
おかしな特徴を実現させるためだけに、
その個体が死んだ際、最初から存在しなかったという形で
”世界中の記録と記憶が書き換わってしまった”というもの。
何かがおかしいぞと実験を繰り返していくうちに、
死んでも数が変わらないという個性を貫きながら
イナゴは着々と数を減らし続け、
ついに1匹もいなくなってしまったんだとか。
死んでも数が変わらない異常なイナゴも
最後は全部居なくなり、結局誰もイナゴが
存在したことを覚えていない。
もし仮に食べても減らない
ハッピーターンが実在したとしても……
減っていないと錯覚しているだけで実際には減っており、
一番肝心な「食べた記憶」だけが
なくなってしまうのかもしれません。
何にせよ、変に欲を出さず
今あるものをしっかりと味わって堪能することが
幸せへの一番の近道なのかもしれませんね。
愛車をいつまでも大切に
FINISH LINE
洗浄剤 SUPER BIKE WASH
吹き付けるだけで
素早く汚れを落とせる
スプレータイプのバイククリーナー
フレームに付着した土汚れや
油汚れを落とすのに有効です。
自転車に長く乗るためには
車体のメンテナンスは重要です。
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現代科学ではありえないような事が起こる
少し不思議なSF世界には、スターウォーズのような宇宙系から
バック・トゥ・ザ・フューチャーのような時間跳躍形まで
様々な世界が存在しています。
KPLUS
VITA
宇宙船のようなデザインの
近未来的ヘルメット
未来的なのは見た目だけでなく、
頭に吸い付くようなヘッドロックシステム
快適性を重視したインナーパッドなどにも
注力して作られています。
100キロを超えるロングライドから
宇宙での長旅まで、
幅広い場面で活躍する一品です。
どこまでをSFと言うかは意見が分かれる所ですが、
宇宙でも過去でも未来でも、未知の世界に飛ばされて、
そこで生き延び生還を目指す作品が私は好きです。
そしてもう一つ。
道中をサポートしてくれるAIロボット。
これもまたSFならではの魅力と言えましょう。
シュワちゃ……ターミネーターや、
新スター・トレックに登場するデータなど、
心は無いはずなのに、どこか人間味のある彼らには、
人間にはない魅力がたっぷりと詰まっています。
人の形をしたアンドロイドもいいですが、
手の平サイズの小型端末もまた良いものです。
主人公にアドバイスをくれる相棒でありながら、
どこか可愛らしいマスコット的な存在からは
あるはずのない愛嬌が感じられて良いものです。
あなたの相棒に
【即納】
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Rider750T
未知の道でも迷わないよう
案内してくれるナビ機能
走行中のデータを計測・保存してくれるサポート機能など、
頼れる相棒機能がたっぷり詰まった一台。
見やすくもどこか心躍る
画面デザインもまた魅力の一つです。
話し相手になってくれるような
AIシステムは流石に搭載していませんが、
外部のトレーニングアプリと連携することで、
トレーニングに役立つデータを確認することができます。
喋れるロボもいいですが、
喋れないロボも良いですよね。
何十キロ、何百キロとついてきて
サポートしてくれる自分だけの相棒、
最高だと思いませんか?
テレビなどを見ていると、
CMなどでよく「この世界の主役は君だ!」
といったニュアンスのワードを耳にします。
しかし、映画やドラマなどフィクションの世界で
”主役してる”ような主人公は程遠い存在です。
世界の主役なんてものには、
常人離れした努力と才能がないとなれません。
悲しいですが、自転車の世界だってそうです。
高校で初めて自転車競技部に入部したら、
たった数か月で頭角を現しインターハイ優勝!
スポットライトを浴び、世界から注目を浴びる
ヒーローサイクリストは自転車人口のたった一握り。
そう、誰も自分なんて見ていません。
私は背景に移り込む一般サイクリストの1人です。
街やサイクリングロードですれ違う人々が、
そんな一般サイクリストを見分けるために
どこを見て識別しているのか……
それは私ではなく自転車です。
サイクリングの主役は自転車なのです。
これぞ主人公機
Bianchi
2021年モデル
OLTRE XR4 DISC RED ETAP
主人公になれるほどのポテンシャルが無くても、
主人公を引き立てる登場人物となると、
ハードルは一気に下がります。
とはいえ、いい自転車の相棒を務めるには、
フォームや基本装備、サイクリングマナーなど、
やはりそれなりのサイクリスト力は求められます。
どんな自転車に対しても
「よっ、相棒!」と自信を持って言える
サイクリストになれたら最高ですね。
まずは背景モブからの脱却を目指して
頑張ろうと思います。