KONAシクロクロスバイクを詳しく解説
KONA(コナ) シクロクロスの特徴・選び方
特徴イギリスのシクロライダー、ヘレン・ワイマンを長期間サポートしているKONA。シクロクロスレース最前線からのフィードバックにより蓄積されたノウハウによって作られたKONAのシクロクロスバイクは、エントリーモデルであっても充分に即戦力となる性能を備え、またディスクブレーキやDi2対応フレームといった最先端の仕様を採用するなど、革新性も併せ持つ。これからシクロクロスレースを始めるならまず選択肢に入れたいブランドの一つがKONA(コナ)。 |
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選び方KONAのシクロクロスは、シクロクロスの競技に特化したレーシングモデルであるJAKEシリーズと、ツーリングをターゲットとしたROVEシリーズがあります。JAKEシリーズでは、マッドコンディションを走破するシクロクロスに最適な設計を目指したモデルであり、シクロクロスに参戦するライダー向けと言えます。一方、ROVEシリーズは荷物をリアキャリアに積んでロングツーリングすることを前提に作られたモデルであり、耐久性・快適性を追い求めたモデルであると言えます。そのため、フレーム素材には振動吸収性が高く頑丈なクロモリフレームが使われているモデルが多いのが特徴です。また、JAKE・ROVEどちらのモデルについてもディスクブレーキを採用したモデルが増えています。シクロクロスにおいてはブレーキングが肝になるマッドコンディション、ツーリングにおいては制動力が重要になるウェットコンディションにおいて、その性能を発揮すると言えます。 |
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JAKE長年KONAのレーシング・シクロクロスを支えるシリーズです。エントリーモデルからハイエンドモデルまで、グレードごとにラインナップされているため選びやすく、エントリーモデルでも十分にJAKEのポテンシャルを発揮します。近年、UCIルール改訂に伴いディスクブレーキの使用が許可されたため、JAKEシリーズにもディスクブレーキ搭載モデルがラインナップされてきました。オフロードを得意とするKONAのノウハウが詰まった渾身の1台です。 |
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ROVEKONAはクロモリバイクを多くラインナップするメーカーとしても有名であり、その範囲はMTBだけでなくツーリング向けのシクロクロスにも及びます。自転車界における技術革新によって、軽量・高剛性なカーボンフレームやアルミフレームが増えましたがクロモリにもメリットは多く、その耐久性や乗り心地の良さには定評があります。特に、長距離のツーリングや、荷物を積んでのキャンプツーリングなどには、クロモリの方が向いていると言えます。ラインナップの種類も多く、カラーリングやスケルトンの好みに合わせて選ぶことができます。 |