GIANTカーボンフレームを詳しく解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

GIANT(ジャイアント) カーボンフレームの特徴・選び方

GIANT(ジャイアント)TCR ADVANCED SL/TCR ADVANCED

TCR ADVANCED SL/TCR ADVANCED

カーボンバイクのTCRには、TCR ADVANCED SL/TCR ADVANCED/TCR COMPOSITEの3種類がある。フラッグシップであるTCR ADVANCED SLにはシートポスト一体型のフレーム(ISP)が採用され、使用されるカーボンも高剛性のものが使用される。一方、TCR ADVANCEDはTCR ADVANCED SLの弟的なポジションであり、使用されるカーボンはTCR ADVANCED SLほど硬いものでないものの、専用ピラーを採用することでシートのポジション変更が容易となっている。ジオメトリーは両者とも同じであり、ハードなレースでも十分対応できるスペックである。

GIANT(ジャイアント)TCR COMPOSITE

TCR COMPOSITE

比較的柔らかめのカーボンを採用したモデルであるが、TCRの名前を名乗るだけあって、レーシーなジオメトリーを採用されたフレームである。値段も抑えられており、初めてのロードバイクがカーボンでもおススメできるモデルである。

GIANT(ジャイアント)DEFY ADVANCED SL/DEFY ADVANCED

DEFY ADVANCED SL/DEFY ADVANCED

ヨーロッパの石畳などでのレースを意識して作られたDEFYシリーズであるが、その設計思想はロングライドやエンデュランス系のライドでアドバンテージになる。また、ジオメトリーだけでなく、フレーム素材がカーボンであることで乗り心地・踏み切りの良さを両立しており、国内でもブルべやロングライド系のイベントでよく見かけるモデルでもある。

GIANT(ジャイアント)PROPEL ADVANCED SL/PROPPEL ADVANCED

PROPEL ADVANCED SL/PROPPEL ADVANCED

GIANT初のエアロロードであるが、PROPELの良さはエアロダイナミクスだけでなく、使用されるカーボンから来る高剛性、オールラウンドに対応できる万能性であろう。PROPEL ADVANCED SLにはシートポスト一体型のフレーム(ISP)が採用されており、PROPEL ADVANCEDには専用のピラーが付属する。ポジションが完全に決まっている上級者にはISPのフレームも良いが、専用のピラーによって容易にポジションを調整できるメリットもPROPEL ADVANCEDにある。また、どちらもフレーム専用のVブレーキを使用する。これはエアロダイナミクスとより高い制動力を得るためである。