FINISH LINEを詳しく解説

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FINISH LINE(フィニッシュライン)について


アクセサリ



走りにあわせてえらべる洗浄剤、潤滑剤、保護剤が揃った、FINISH LINE(フィニッシュライン)。
プロチームもメンテナンスに使用する高い品質のケミカルは、適材適所で使用することにより愛車をクリーン&パーフェクトな状態に保ちます。
自転車専用であることにこだわる世界でただひとつのケミカルブランドです。



アクセサリ


・MAINTENANCE 愛車のお手入れ

月一ライダーであれ、毎日乗る人であれ、愛車を常にメンテナンスしておくことは大切です。
ペダリングは軽くなり、変速はスパッときまり、自転車の楽しさは増すばかりで、
きっともっと遠くへ、そしてもっとスピードを出してと、走ることが面白くてたまらなくなるでしょう。
日常的な自転車の点検は簡単で、すぐに済み、やってみると楽しくなってきます。
フィニッシュ ラインは、クリーニングや潤滑をはじめ、自転車の整備に必要な品々をすべて揃えました。
このリーフレットは、自転車の主要ポイントとその整備の方法について述べています。
さらにくわしくお知りになりたい方、ご質問のある方は最寄りのフィニッシュ ライン取扱い自転車店へどうぞ。


・CLEAN 清掃

愛車をどんどん使いながら、常にキレイにして新品のようにしておきましょう。
その一番の早道は、フィニッシュラインの「バイク ウォッシュ」のような自転車用洗剤をスプレーし、1〜2分待ちます。
そしてやさしく洗い流しましょう。2〜3回車体をポンポンと地面に弾ませて水滴を切り、布で拭き取ります。
主要ポイントに少し油をさせば、それで完了。
ハードに走った後は毎回こうしてキレイにしましょう。


・LUBE 潤滑

注油なんてすぐできてカンタンなことです。 走り方と状況に応じて適切な潤滑剤を選び、キレイに掃除したパーツに差してください。
いつもそうしていると、スムーズに静かに走れます。 また機能部品の性能もよくなり、走るのが楽しくなるでしょう。


・注油ポイント

・チェーン : 1駒ごとのリンクジョイントとサイドプレート
・ディレーラー : ピボットと内側のスプリング
・ブレーキアーム : ピボットとケーブル
・レバー : 内側のピボット、スプリング、ケーブル


・PROTECT 保護

キレイに磨き上げられた自転車は、見栄えがよいだけでなく長持ちします。
愛車を新車のようにしておくには、フィニッシュラインの「ショールーム」をお使いください。
使い方はカンタンです。ただシュッと吹きつけて、拭き取るだけ。
これだけでツヤが出て、紫外線から塗装を保護し、砂ぼこり、泥、汚れをよせつけません。


・専門店による総点検

時間が経つにつれて、あなたの愛車はくたびれ、新車のときのスカッとした感覚は失われていきます。これは当然のことです。
スポークニップルは緩み、ケーブルは伸び、サドルは弾性を失い、どんどん疲れは進行していきます。
このリーフレットに記されたような定期的なメンテナンスを施すことは、自転車を常に最高の状態に維持し、整備不良による高価につく損害を防ぎます。
しかしながら、近くの専門店でプロのメカニックによって行われる総点検にまさるものはありません。
彼らはホイールの芯を出し、主なベアリングを調整してグリスを交換し、変速システムやブレーキを調べ、ケーブルを新品にし、タイヤやチューブの摩耗をチェックしてくれます。一年に一度はプロの手による総点検を依頼しましょう。


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■01. チェーンのクリーニング


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チェーンをきれいにしておくことは大切です。泥や汚れ、砂は放っておくと蓄積してドロドロになり、短期間のうちにチェーンを磨耗させてしまいます。
チェーンばかりでなく他の駆動系パーツも、とり返しのつかないことになります。これらの高価なパーツ類は、自転車を気持ちよく、効率よく走らせる重要なカナメです。
チェーンをきれいにし、長持ちさるためにも5〜7回走ったら掃除をしましょう。

★ 簡単で最も良い方法は、チェーンを外さずにチェーンにセットし、クランクを回すだけできれいに出来る「チェーン クリーナー」を使うことです。この方法だと1分もかかりません。
Note: 他にも「シトラス バイオソルベント ディグリーザ−」や「エコテック 2 ディグリーザ−」をスプレーして布で拭き取るか、「グランジ ブラッシュ」を使う方法があります。

■02. チェーンへの注油


潤滑油を注油したチェーンは変速の切れがよく、走りが静かで、走りの効率も最高です。2〜3回の乗車ごとに一回、ほんの少し注油してください。
★ チェーンへの注油は、(あらかじめ後スプロケットを最小にしておいた上で)ペダルを逆転させ、チェーンがスプロケットにさしかかる直前のところにポタポタと落とします。
こうすれば潤滑油の差し過ぎで、スプロケットまわりがベトベトになるのを防げます。

■03. ディレーラーのクリーニング


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ディレイラーのピボットとスプリング部には特に注意してください。洗浄剤とブラシを使って、ディレイラーの内側の汚れや泥をとり除きます。
前後のスプロケットの谷間を、ブラシを使ったり、布を間につっこんだりしてキレイにします。これでディレイラーは気持ちよくスムーズにストロークいっぱいまで動くでしょう。
注油の効果を最もよくする為に、注油をする前にまずキレイにしておく必要があります。 Note: ディレイラーのクリーニングは大切です。ディレイラーは常に草やつるなどをひっかけ易いところにつき出しています。
常にきれいにしておくことで、最良の性能を発揮し、長持ちします。

■04. ディレーラーへの注油


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ディレイラーはチェーンと同じように重要で、歯切れの良いシフトを得るための支えとなり、サイクリングを本当に楽しいものにしてくれます。
ディレイラーはピボットとスプリングを使ってチェーンをシフトします。これらのスプリングとピボットに潤滑油を差すのは重要な事です。
5〜7回乗車ごとに注油してください。
● ディレイラーに潤滑油を差す時、自転車を逆さまにすると注油したい所に手が届きやすくなります。
(油圧ディスクブレーキ付の自転車の場合、逆さまにするとエアー噛みすることがありますので、注意してください。)
Note: 前後のスプロケットに特殊な潤滑剤は必要ありません。 チェーンから必要な潤滑剤を走りながら得られます。
多すぎる潤滑剤は泥やほこりを引き寄せる原因となり、駆動系パーツの性能を落としてしまいます。

■05. ブレーキ、シフターへの注油


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全てのブレーキとシフトレバーは、スプリングとピボットのまわりを動くラチェットによって機能しています。6ヶ月ごとの注油が必要です。
● 清掃:レバーのクリーニングは簡単です。少量の「エコテック 2 ディグリーザ−」と簡単なブラシまたは布での拭き取りで済みます。
もし、泥や砂がブレーキやシフトレバーの中枢部まで入り込んでいたら、専門のメカニックに見てもらうのが良いでしょう。この部品の分解と組み立ては少々複雑です。
● 注油:潤滑油を少量、スプリングとラチェットに差しながら、レバーを作動範囲いっぱいに動かしてください。 さらにピボットの上にも一滴落として中に流し込みます。

■06. ケーブルへの注油


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スムーズに動くケーブルはブレーキやシフトが最善の状態で機能するための生命線。
ケーブルに潤滑油を差すには、ケーブルを全て取り外してしまう方法から、ケーブルハウジングの端から少量を落とす方法まで、様々なやりかたがあります。
どのようなコンディションで走るかによって、ケーブルへの気をつけようは変わってきます。必要であれば4〜6回走るごとに一回、ケーブルの状態を見て注油するのが良いでしょう。
● 素早いメンテナンスの方法として、「テフロンプラス ルーブ ドライ」や「セラミック ワックス ルーブ」をケーブルハウジングの両端から少量差すと良いでしょう。
Note: ケーブル全体のクリーニングと潤滑油の差し直しの時期が来て、あなたがケーブルの取り外しに慣れていなければ、元通り正しくセッティングし、すべてを調整するのに時間がかかるので、専門のメカニックに依頼する方が良いでしょう。

■07. 前後ハブの手入れ


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カップ&コーンタイプのベアリングを使用しているハブは、定期的にチェックしてクリーニングしグリスを交換することが必要です。
一般的に4ヶ月毎に検査、クリーニングをしてグリスを交換します。
注意深くハブを分解しながら、「スピード クリーン」、「シトラス バイオソルベント ディグリーザ−」又は「エコテック 2 ディグリーザ−」を使ってきれい洗浄して下さい。
全ての部品を検査し、窪みや亀裂、レースの表面やボールベアリングが磨耗していないか等に注意しましょう。
「プレミアム テフロン グリス」又は「セラミック グリス」をたっぷりとボールレースの表面とベアリングに塗り、組み立てます。
ベアリングがスムーズに動き、かつ上下左右に遊びの無いように調整しましょう。
Note: シールドベアリングを採用しているハブは、外側のシーリングを時折、布などで拭くだけでいいでしょう。
水やグリス除去剤をベアリングにかけてはいけません。 適切に手入れをしたシールドベアリング ハブは長持ちします。

■08. ボトムブラケット


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一般にBBと言われるボトムブラケットは、クランクが回転するためのベアリングとシャフトのセットです。低い位置の中央にあるために、いつも汚れに関しては最悪の状況にさらされています。
シールドベアリングを採用しているBBやBBユニットは、その表面部をよく注意して点検し、常に布などで拭き、きれいにしておきます。また水圧の高い水をシールド部にかけないようにしましょう。
● BBのきしみという不快な現象には数々の原因が考えられます。 特殊な工具を要するので、専門家に任せた方が良いでしょう。
Note: セミシールドタイプかカップ&コーンタイプBBが組み込まれている車種があります。それらのタイプのBBでは、およそ6ヶ月毎にグリスを入れ替える必要があります。
BBの分解には専用工具が必要で、ハンマーやパイプレンチなどを無理に使用しないで下さい。専用工具を使わず分解しようとするとBBの破損につながり、修理に大変な費用が掛かることになります。

■09. ヘッドセットのメンテナンスと調整


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新しい技術のおかげでヘッドセットは簡単に調整出来るようになりました。ヘッドセットのゆるみはとてもイヤなもので、重大な破損を招きます。
ヘッドセットはきちんと締まっていながらスムーズに動き、前後に遊びの無いように調整しましょう。遊びをチェックするには前輪のブレーキをかけ、自転車を前後にゆすります。
ヘッドセットのベアリングにガタを全く感じないようにしましょう。一般的に適切に調整されたヘッドセットでも年に一度のクリーニングと点検、そしてグリスの交換が必要です。
Note: 正しくヘッドセットを締めるには専用のレンチが必要です。そんなに高価なものではありませんので近くの自転車専門店でお求め下さい。高価な新しいヘッドセット交換するよりはるかに安上がりでしょう。

■10. ステムのきしみ


たまにハンドルバーステムがきしむ事があります。 主に二つの原因で起こります。 土がステムとフォーク上部のステ管の間に入りこむか、ステムがわずかに緩んでいるかのどちらかで、
これを直すには、ステムをステ管から抜き取り、「スピード クリーン」できれいにしましょう。元通り組み直し、ステムを指定トルクで締めつけます。
Note: いくつかのハイエンドモデルは特殊な工具を必要とし、独特のしめつけ加減を要求します。疑問があれば専門店でお確かめ下さい。

■11. シートポストへのグリス


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「プレミアム テフロン グリス」又は「セラミック グリス」をシートチューブ内部とシートポストに薄く塗ります。これがシートポストとシートチューブが固着する“かじり”という現象を防ぎます。
また、より強力に“かじり”現象を防ぐための専用品として「アッセンブリ ルーブ」があります。
Note: カーボン製シートポストを使用するときは、洗浄剤で脱脂後、「ファイバー グリップ」を薄く塗ります。トルクレンチを使用し、締め付けトルクを厳密に管理してください。

■12. ブレーキ性能


光沢があったり、固くなったり、汚れたり、また正しく調整されてないブレーキパッドは、すべて制動力のロスにつながります。
「スピード クリーン」のような強力洗浄剤で表面をきれいにしましょう。それでも汚れが取れない時は、ブレーキパッドの表面をサンドペーパーやスチールウールなどで汚れをとり、固くなった表面をけずりとって常にきれいで新鮮に保ちましょう。
次にセッティングをチェックします。パッドはわずかにトーインをつけて、前半分が先にリムに接触するようにセッティングしなければなりません。
さらにパッドはちょうどリムのセンターに当たるようにします。外側にズレてタイヤに触れても、内側にずれてリムからはみ出てもいけません。一般的に月に一度、ブレーキパッドを点検しましょう。
● ブレーキパッドはそれほど高価ではなく、交換も簡単です。新しいブレーキパッドをつけたら、ブレーキ力の違いに驚かれるでしょう。
● リムを定期的に「スピード クリーン」や「バイク ウォッシュ」できれいにしましょう。パッドが良く働き長持ちします。

■13. ディスクブレーキ


ディスクブレーキは、ケーブルタイプでも油圧タイプでも、最高のブレーキングパフォーマンスを提供しますが、少々複雑な機構になっていますので、専門店でサービスを受けられることをおすすめします。
ディスクブレーキの性能を最高に発揮させるための注意事項
● ローターの汚れを「スピード クリーン」で取り除きましょう。
● パッドが汚れたり、一部が欠けたり破損したりしたら、(ローターを傷めたり、ブレーキングパワーを落とすことのないよう)直ちに交換してください。
● 車輪を車体から外している状態でブレーキ レバーを作動させないでください。パッドやピストンがキャリパーから抜け落ちる原因となります。
● 初めて自転車に乗る前に、あなたのディスクブレーキ特有の必要事項を専門店に聞きましょう。
● 油圧タイプではブレーキ レバーが大きな抵抗なしに最後まで引けた場合、空気混入やブレーキ フルード漏れの可能性があります。
事故を防ぐため、速やかにメカニックの点検を受けてください。

■14. クイックレリーズ


フロントとリアホイールのクイックレリーズ レバーをチェーンの反対側にくるようにセットします。リア側のレバーはチェーンステーと平行に、しっかりと締めつけられていなければなりません。
フロント側のレバーは上に向けられ、フォークの横に固定されます。この位置にしておけば、コースわきの障害物などにあたってレバーが突然外れたりする事故が防げます。
もしクイックレリーズ方式を使うのが初めてなら、自転車専門店で使い方、締め方を教えてもらってください。

■15. カーボンファイバーパーツ


カーボンパーツは軽くて、振動吸収性が良く、成型の自由度も高いた め、フレームはもちろん、さまざまなパーツに採用されています。
事実、パーツをカーボン製に替えると、走行感が軽くなったり、乗り心地が良くなることがあります。
しかし、取扱いには注意が必要です。ハンドルバーやシートポストなどの固定部が動くのを心配してクランプを過大な力で締めすぎると、疲労や内部亀裂を起す原因となります。
カーボンパーツ表面の摩擦抵抗を上げることで固定部を動きにくくする、専用塗布剤「ファイバー グリップ」を薄く塗ることをお勧めします。
カーボンパーツ表面の光沢が無くなり始めたら、樹脂への攻撃性の無い「ショールーム」のような艶出し剤や保護剤で磨いて ください。
またカーボンパーツに大きな傷がついたり表面の樹脂が剥がれたりすると、水などが浸入し、破損の原因につながることがあります。
表面に大きな傷がついたら専門店に相談してください。

■16. 快適なセッティング


シート高は、シートに座ってペダルの一番低い位置に足先を乗せた時、ひざが軽く曲がる状態にセットします。足がいっぱいに伸びきったり、ひざが曲がり過ぎるとペダルに力が伝わりきれません。
間違った姿勢は快適さを損うだけでなく、長時間乗ると足が痙攣する原因にもなります。シートを前後に動かし、足をのせたペダルが“3時”の位置に来た時、ちょうどペダルの真上にひざが来るように調整します。
ハンドルバーは肩幅とほぼ同じに、シートとほぼ同じ高さにセットします。ショックを吸収する為に、ひじを少し曲げた姿勢をとります。
またステムの長さをかえるのも良い方法でしょう。専門店ではサイズの違うステムを置いていますので、一番合う物を選んでください。
長時間の乗車で手がシビレないように、手首を真っ直ぐにして時々ポジションを変えましょう。しっかりと、しかしリラックスしてグリップを握ります。さらにポジションの幅を広げる為に、バーエンドを付けてみるのもいいでしょう。

PARTS&ACCESSARY

FINISH LINE(フィニッシュライン)の取扱いカテゴリ(パーツ)