BELLを詳しく解説

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BELL(ベル)

総合ヘルメットブランドとしてのプライド。
1954年の創業から、オートレーシング、モーターサイクル、サイクリングのそれぞれのカルチャーから生み出された製品群。
それは、グランツールを主戦場とするプロロードレーサーやワールドカップを転戦するダウンヒラーなどのプロユースのみならず、週末に汗を流すファンライダーから自転車通勤をするビジネスマン、更には保育園からスーパーマーケットまで子供を乗せて走り回るママ達まで、その全ての人たちの頭部を守るためにあります。

ベルの本社内に併設された品質管理施設『DOME』。
そこにはあらゆる局面を想定した実験設備が並び、創業から60年以上が経過した現在でも安全対策への姿勢を緩めることはありません。
全てのヘルメットはモデルごとに最適化された『PURPOSE BUILT』の名の下に設計。

そこにヘルメット専業として築き上げてきたノウハウやクールでユニークなデザインが加わり、他に類のない品質へと昇華します。
大人から子供まで幅広いラインアップを持つことが出来る。
それこそがベルが持つ最大の魅力であり、プライドでもあるのです。



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ABOUT BELL
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ベルの歴史。それは世間の常識を疑い挑戦し、常に超えてきたプロフェッショナル達に選ばれ続けてきた歴史でもあります。
1923年ロスアンゼルス郊外の小さなガレージで生まれ、アメリカのモータースポーツ、サイクルカルチャーの中で磨かれてきたその歴史は、他のヘルメットメーカーが持つことの無い、ベル自身が持つルーツであり唯一無二の真実です。
頭を守るヘルメットということにおいてその素材や形、機能やデザインに至るまで、常に時代をリードし切り開いていく。いつも限界に挑むクレイジーで偉大なるヒーロー達にとって、それこそがベルを選び続ける理由でもあったのです。

ブランドが始まって90年以上経った今、その歴史は世界中に広がり、あらゆる場所で愛され語り継がれ、また深まり続けています。
グランツールやワールドカップの勝者、ローカルトレイルを愛し守り続けるビルダー。ヒルクライムをアグレッシブに攻めるウィークエンドウォーリアー、都会の雑踏を切り分けるコミューター、初めての自転車にチャレンジするキッズまで。その場所や時間が何であろうとも、自分達の限界に挑戦し超えていく、その誰もがそれぞれのプロフェショナルであり、同じ地平にいるのです。

ベルは、そんな人達に選ばれ続けるために変わらず時代の先頭を走るヘルメットのオリジンであり、そしてプロフェショナルな存在であり続けます。そのことが、今もこれからも変わらない、ベルの進むべき道だと信じているからです。



MOTTO
bell motto

1954年以来、ベルはアクションスポーツにおける様々な転倒シーンを想定し、その目的に叶うプロテクション機能を有する製品を提供し続けてきた。
広範囲に渡る試験の取り組みは、現実のライド、つまり2つとして同じ衝撃は起こりえないという事実に基づいている。
その事実はやがて、何十年に及ぶヘルメットに関する豊富な専門知識と最先端の研究開発施設「ドーム」から“ベルスタンダード”という試験規準を生みだす。
この“ベルスタンダード”とは、まさにベルのプロテクションに対する全面的なコミットメントであり、アスリートを確信に満ちてパフォーマンスを発揮させることを可能にするものである。

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ヘルメットは常に前を低くして装着し、額を保護してください。
決してヘルメットを後ろに傾けて額を出すようには装着しないでください。
※警告 フィッティング調整はすべて、ヘルメットが適切な位置にあるときに行ってください。これに従わない場合、事故のときにヘルメットがずれたり外れたりする可能性があります。




HISTORY
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1923年
狩猟用の罠や魚の缶詰工場で働いていたジョージ・ウェイトがカリフォルニアで「ベル オートパーツ社」設立

1933年
ロイ・リチェッタは高校を卒業後、ジョージの元で働くことになった。彼は自動車レースを始め、ジャンクパーツの山から「ベルスペシャル」の小型車を組み上げた。 その後ロイはレーサーとして、またレースカーの製造やパーツのデザイナーとしての才能も開花させた。

1945年
ロイは自身の車を売却し、ジョージから「ベル オートパーツ社」を買い取った。

1946年
ロイの長年の友人がレース中の事故で命を落とした。これを契機にロイはレースを安全に行う為の商品を作ることに決めた。

1949年
ユタ州ボンネビルで第1回目の「全米スピードトライアル選手権」が行われた。
BELLはここにトラック1台分のスペアパーツと出場選手のための日よけの為に大きなテントを持って出展した。このテントはその後の30年間、パームツリーと呼ばれ親しまれた。

1955年
ロス市警は「オートバイを使用する警察官はヘルメット着用」というルールを導入し、800以上の警察署にヘルメットが納品された。

1956年
ベルヘルメットカンパニー独立。

1959年
さまざまな安全規格を定める「スネル規格」において初めてヘルメットに関する基準が制定され、ベルはこの規格を通った最初の会社になった。

1960年
スカウバレー冬季五輪にて、アメリカスキーチームのオフィシャルヘルメットサプライヤーとなる。

1961年
ベルヘルメットの商品ラインは警察や消防署向けのヘルメットを含む9種類に拡大。そして、スキー用ヘルメットは自転車用としても使用されることになった。

1962年
The 500の後続モデルである「The 500 TX」がその芸術性を評価されニューヨーク近代美術館に展示される。そして現在でもMoMAにて4モデルが展示されている。

1968年
伝説のバイクスタントマン イーヴェル・ニーヴェルはラスベガスの巨大噴水を飛び越えようとしたが、残念ながら失敗。奇跡的な生還はBELLヘルメットのおかげと信じられている。

1970年
「スネル規格」はあらたに自転車ヘルメットの安全規格を制定。この規格は非常に厳しく、オートバイ用ヘルメットだけがこの規格をパスすることができた。

1975年
世界初の自転車専用ヘルメット「BELL BIKER」の登場。
このヘルメットは初めてEPS(発泡スチロール)のライナーを使用。この製法は現在でも自転車用ヘルメット製造のスタンダードとして、世界の約98%のメーカーが採用している。

1983年
「V1 pro」という自転車レース向けのヘルメットを開発。初回生産分はわずか14日で完売した。また、同年、ベルはアメリカサイクリングチームのオフィシャルヘルメットサプライヤーになった。

1984年
子供向けに「リルベルシェル」を販売開始。 同年、初のエアロヘルメット「パスート」を発表。アメリカサイクリングチームにより使用されることとなった。

1986年
国内外の数々のタイトルを獲得したマウンテンバイクのカリスマスター ジョン・トマックへのスポンサーを開始。

1990年
自転車用ヘルメットの歴史の中でもっとも価値のある発明のひとつである「インモールドマイクロシェル」製法を確立。
フォームとシェルを熱圧着成型することで飛躍的に強度と成型自由度が増すこの製法は、以後の10年のうちに全てのハイエンドヘルメットに導入されることとなった。

1996年
アトランタオリンピックにてマウンテンバイクが初めて正式種目として登場。オランダのバート・ ブレンチェンスがBELL「psycho pro」を使用し、ゴールドメダルを獲得。

1999年
アメリカでCPSC(Consumer Product Safety Commission)の自転車規格がアメリカ国内で法制化される。ベルはこの規格を始めてパスした会社となる。

2001年
「全米セーフキッズキャンペーン」から最も権威のあるチャンピオンアワードを贈られる。

2002年
BMXのレジェンドであるデイブ・ミラ、ジェイミー・ベストウィックと契約。

2004年
世界初の通勤・通学用ヘルメット「Metropolis&Citi(現在は廃番)」を発表。新たなカテゴリーとして「通勤、通学」を含む「街乗り」を確立させ、同時にヘルメットの重要性を改めて啓蒙。

2008年
カルロス・サストレ(CSC)が、当時の最新型レースモデル「VOLT」デビューイヤーで、ツール・ド・フランス総合優勝。

2009年
2011年

カデル・エヴァンス(CSC)がVOLTを着用、ロード世界選手権、そして悲願のツール・ド・フランスを制覇(2011年)。

2014年
マーケット唯一のテクノロジーを備えたエアロヘルメット、「STAR PRO」発表。



TECHNOLOGY
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フュージョンインモールドポリカーボネイトシェル

インモールディングとは、EPSフォームをモールド内で薄いマイクロシェルキャップに射出成型し、より高剛性で安全性の高いヘルメットを作ることができる。この工程はベルが最初に手がけ、今やすべての高性能ヘルメットが用いる業界基準となっている。ベルヘルメットでは一部のキッズ用ヘルメット以外すべてこの製法が用いられている。

ミップス

MIPS(マルチ・ディレクショナル・インパクト・プロテクション・システム)とは、回転衝撃から頭部への衝撃を減少させるスリップ・プレーン(滑り面)システムのこと。
ヘルメット内部に配置された1枚のシートが頭の動きに応じて動くことにより、衝撃から伝達されるエネルギーのスピードを緩め、またその強さを減少させることが目的。

スフェリカルミップス

SPHERICAL MIPS/スフェリカルミップス
スフェリカルMIPSは2つの異なるレイヤーフォームを使用している。外側はより高密度なEPP、内側は通常のEPS。2つのレイヤーは薄いハードシェルに覆われており、ボールとそこに被さるソケットのような形でMIPSを構成している。
この構造をとることで数ミリ単位での可動性を実現し、低速〜 〜高速域またあらゆる方向からの衝撃をマネジメントする。

4ポジションアジャスタブルバイザー

スリップレスなデザインのバイザーは4段階の好きな角度のポジションにバイザーを固定させることができる。

フロートフィットレース

フロートフィットレースは最高峰のカスタムフィットを実現する。このフィットシステムはシームレスにMIPSと連動され3つの調整軸(高さ、パッドの位置、テンション)を提供する。



PICK UP ITEM
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サイドトラック

デイリー

リル リッパー

スーパーエアRミップス




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GALLERY
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PARTS&ACCESSARY

BELL(ベル)の取扱いカテゴリ(パーツ)

BELL(ベル)について

アメリカで自動車やオートバイのヘルメットを作っていたBELL(ベル)。
1970年代にアメリカに訪れた自転車ブームで世界初の自転車専用ヘルメットを開発したブランドで、BELLの作ったポリスチレンの軽く丈夫なヘルメットの製法は世界98%のヘルメットメーカーも採用するスタンダードとなりました。今ではモトクロス用やマウンテンバイク用、子供用など多岐にわたるヘルメットを製造しています。

BELL(ベル)の歴史

1923年 カリフォルニアでベルオートパーツ社が設立。
1946年 自動車レースカーの製造などをしていたが、友人の事故死をきっかけにレースを安全に行うための商品の開発に移行。
1954年 ヘルメットのファーストモデル「The 500」が誕生。
1956年 ベルヘルメットカンパニー独立。
1960年 スカウベレー冬季五輪にて、アメリカスキーチームのオフィシャルヘルメットサプライヤーとなる。
以後、スキー用ヘルメットは自転車用としても使用されるようになる。
1975年 世界初の自転車専用ヘルメット「BELL BIKER」の開発。
1983年 アメリカサイクリングチームのオフィシャルヘルメットサプライヤーになる。
以後、有名ライダーへの商品供給を行い、次々に勝利を獲得。
2004年 世界初の通勤・通学用ヘルメットを発表。
現在 全世界で累計販売数10億個を突破。

アーティストシリーズ

初期のBELLヘルメットは何よりも機能性に重点を置いていました。シンプルなラインに簡易なファクトリーグラフィックのみでした。しかしそれからすぐ後に、ペインターたちがそこにちょっとしたユニークな何かを付け足し始めるました。ピンストライプ、ドライバーの名前、チームのロゴマークなど、それからBELLのカスタムデザインは1つの伝統ともなり、今日のBELLアーティストシリーズへと連綿と受け継がれています。それぞれのアーティストの価値観・観点が独創的で魅力的な商品を後押ししています。