第44回★08年のロード全日本チャンピオン決定!
みなさんこんにちは!DJがらぱです。
今回は、日本のロードレースで一番大きな一日のお話です。
今年はオリンピックイヤー。
北京に向けて、様々な選考が行われていますね。
自転車も、いよいよ最終選考レースを先週迎えました。
そして、この選考レースは、今年、2008年の日本一を決定するレースでもあります。
全日本選手権。
2008年、一番強い選手を決めるこのレースが今年は広島で行われました。
女子、男子のエリートとともに、ジュニア、U23のレースも前日に行われ、ジュニアは横浜高校の平井選手、U23は、ダイハツボンシャンス飯田の小森選手が優勝し、それぞれ新しいチャンピオンとなりました。
そして、6月1日、全日本選手権エリート。
まずレースは女子から。
女子のロードは沖美穂選手の11連覇がかかったレースとなりました。
そして、アジア選手権での派遣メンバーがすべて揃ったレースでもありました。
途中、先頭集団での激しいアタックの応酬がありましたが、それを制したのは、やはり、さすが!の、沖美穂選手。
11連覇。つまり11年間チャンピオンに君臨している、ということです。
彼女のプロとしての姿勢に、しびれたレースでした。
そして、男子エリート。
日本を代表する選手たちが集い、200キロ近い距離、5時間を超えるレースが始まります。
誰がチャンピオンになってもおかしくないメンバー。
その中でも、昨年度のチャンピオン、梅丹本舗GDRの新城選手と、アジアチャンピオンのスキルシマノ、別府史之選手に注目が集まります。
しかし、勝負は始まってみないとわからない。
序盤から動きがあったその後しばらくこう着状態になり、中盤、一度大きく動いたあと、先頭集団が11名になりました。
その後、後方の20名ほどの集団と、あっという間にタイム差が開いていきます。
誰がチャンピオンになってもおかしくないメンバー。
それが、10分も差があいてしまう。
勝負の妙、を感じずにはいられません。
そして、5時間を超えるレースは最後4名のゴールスプリントとなり、優勝したのは、スキルシマノの野寺秀徳選手。
3年ぶり2度目の全日本チャンピオンとなりました。
この日、スキルシマノは、100名の大応援団が現地に駆けつけていました。
それ以外にも、本当にたくさんの、たくさんの人たちが応援に来てくださいました。
私が実況で状況をお伝えするたび、どよめきや歓声が固まりになって沸きあがります。
すばらしい全日本のレースでした。
オリンピックは、マウンテンバイク、ロードレース、トラックレースそれぞれ男子と女子のレースがあります。
マウンテンバイクは残念ながら男子の枠が現在決まっていませんが、それ以外ではそろそろ代表選手団が決定します。
北京まであと少し。
やっぱりオリンピックはなんだか特別ワクワクしますね。
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投稿者情報:DJ GALAPA