安全に、楽しく
みなさんこんにちは!DJがらぱです。
夏休みも終わり。
たくさんの思い出が出来ましたか?
自転車イベントはこれからさらに盛り上がって行く季節。
9月は私もほとんどうちにいない日々が続きます。
8月の終わりには、シマノスズカロードに参加された方も多かったかもしれませんね。
1万4千人の夏のお祭りは今年も盛り上がりました。
その夏のお祭りでも、そしてその前に行われた、この間ここでご紹介した美山のイベントでも、スタッフの中でまず大切なこととして長い時間話し合われたのは「安全対策」。
自転車は、どうしても転倒のアクシデントはつきものではありますが、出来る限り安全に、事故なくみなさんに楽しんでもらいたいと思うのは当然のことです。
主催者のみなさんがコーナーにマットを置いたり、段差をなくしたり、コースに安全管理のスタッフをたくさん配置したり、ということはもちろん大切なことです。
スズカでも、コースのラインどりまでも検討されながら、さまざまな工夫がされました。
そんな中、参加されるみなさんも、これを気をつけていればアクシデントにあってしまうことをできるだけ少なくしていくことができるのではないか、というポイントがいくつかあると思います。スズカでもそんなポイントを特に初心者のみなさんに何回も講習会が行われました。
この講習会に参加された方からは、どうしても避けられないものも確かにあると思うけれど、できるだけ安全に、というポイントがとても参考になったという声が聞かれました。
そんな安全のポイント、どんなことがあるのか、サイクリングでも参考になることもあると思うのでご紹介したいと思います。
・まずは自分の安全対策を万全に
特に大切なのはヘルメットです。私もよく車で通る場所で、練習コースとしてとても有名な峠をよく通るのですが、そもそもヘルメットをかぶらずに走られている方がまだまだ多い!気軽にちょこっとだけ、という思いなのかもしれませんが、走りに出るときは必ずヘルメットをかぶることが大切です。
登ったら下ります。スピードも知らず知らず出てしまいます。
まずはアタマを守りましょう!
さらに、ヘルメットのあごひもの調節をしっかりとしておかないと意味がありません。
レース中のアクシデントで、転倒の際に、先にヘルメットがずれて脱げてしまい、頭を守ってくれなかったケースも実際あります。
軽く指が1~2本入る程度、といわれますが、圧迫感のない程度にしっかりとあご紐を締めることが大切です。
グローブも軍手でもよいのでしておくと安心です。
・「急」と「無理」のつく動作は厳禁!
「急ハンドル」「急ブレーキ」「急加速」など、「急」のつく動作はまわりを慌てさせ、追突や、後方での事故を誘発します。
レースでも、基本は「まっすぐ走ること」が大切。
サイクリングで集団で走る場合は、横に広がらず、できるだけ1列で走られると思いますが、その際特に、まっすぐ走り、急に止まったりしないことが大切です。
もし、急に何かをしなければならない場合は、大きな声で知らせることも大事。
手信号も出来ればよいですが、難しい場合は、とにかく大きな声で知らせましょう。
また、「無理」に追い越したり、「無理」に頑張ったり、というのも大変危険。
自分の余裕が持てる範囲で走ることが大切です。
・停止しているもののそばを通るときは少し広めに間隔をとる
特に停車車両のそばを通らなければならない場合、突然ドアを開けられてしまうことを常に想定しておかなければなりません。
自分が見えていても、相手は見ていない、が基本です。
実際、突然開けられたドアに突っ込む事故は多発しているそうです。
また、車道を走ることが基本の自転車。
左端を走ることが基本ですが、あまり左に寄り過ぎると危険な場合もあります。
ガラスの破片や、停車車両をよけるためなど、どうしてもギリギリ端を走っていては蛇行になってしまう場合は出来るだけ左はもちろんですが、安全な幅をとるほうがよい場合も。
反射板や、テールライトを常備しておくとさらに安心ですね。
トンネルではどんな短いトンネルでも前照灯をつけることが基本。
ライトをつけていなかったら、車からは全く見えないと思ったほうが無難です。
前述の講習会でも言われたことですが、「基本は、自分だけで走っているのではない、周りに必ず人がいる、と思うこと」が大切。
この講習会と、スタッフの努力で、シマノスズカでも前年と比べてとても事故が減ったという報告がありました。
サイクリングに出るときも、一緒に行かれるみなさんで出発前にこういう話をして、安全の気持ちをぜひ確認して欲しいです。
サイクリングにいい季節になってきました。
まずは安全に!そして、楽しく、秋の自転車ライフを楽しんでくださいね(^^)
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投稿者情報:DJ GALAPA