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RACE DJ がらぱASHIDAの自転車雑学 / 

第42回★安全第一

投稿者:DJ GALAPA

第42回★安全第一

doraemon.jpgみなさんこんにちは!DJがらぱです。

レースファンのみなさんにはそわそわしっぱなしの一週間がやってきましたね。そう、ツアーオブジャパン(TOJ)の1週間です。
昨年はすべての日程に帯同したワタシですが、今回は始まる前日に大阪の堺で行われた前日祭(プレステージ)の司会のみの仕事となりました。
そして、今週末は京都の美山ロードに行きます(^^)

このプレステージは、市役所の前の広場で行われるのですが、レースレースしておらず、ドラえもんショーがあったり、地元の(レースでもスタート前に先導してくれるのですが)小学校の一輪車クラブの演技や中学校の吹奏楽の演奏があったり、地場産ブースがたくさん出たりしてとてもにぎやか。そして最後に出場選手、チームの紹介とおみやげ抽選会などが行われて盛りだくさんの一日となりました。

今、まだまだこのTOJはレース真っ只中。日曜日までの合計7ステージで勝者が決定します。

さて。
以前にも、自転車をめぐる法律の話をしていましたが、なんだかいろいろころころと変わっている感じがしてよくわかりませんね。
一体どうしたらいいんだ!と行き場のない苛立ちを覚えたりもします。
この間、先述のTOJにも出場しているチームの監督が普通に道路を自転車で走行中、自転車との接触事故で不幸にも骨折してしまうということがありました。骨盤骨折で1ヶ月の入院。洒落になりません。
この事故の状況ですが、何も彼はスピードを出していたわけではありませんでした。
相手は大学生でいわゆるママチャリ。
結果からいうと、この監督さん以外自転車も相手も無傷でした。
交差点でスピードをゆるめて通り過ぎようとしたところ、相手側が「一時停止」をそのまま走行してきて、あっと思って止まろうとしたところ接触。いわゆる立ちゴケ状態に近い状況で転倒、そして運悪く骨折してしまったということでした。
そこまでの怪我にはならないにしても、このような事故は結構多いのではないかと思います。
道路に示されている一時停止の表示や、十字路での左右確認など、車では当然やるべきとされていることをしっかり自分が出来ているだろうか?と問うてみると、結構いい加減だったりしませんか?
自転車が歩道を走るようにだとか、車道を走るべきだだとか、いろいろ議論されていますが、安全に走るために、ということをベースに考えてみると、いろいろ考えることが多そうです。

ワタシがQBEIでバイトしていたころ、MTBブームで小中学生、高校生がよく親御さんと自転車を買いに来ていました。そのときに、「スタンド、泥除け」などをオプションでいろいろ案内したのですが、子供たちが「ライトは格好悪いからヤダ」とよくごねたり、出来るだけ細身のバッテリーライトをつけたがりました。
シティサイクルタイプのものでも「ライトはつけるの面倒くさい」「つけない」とか「かっこ悪いからとって」なんていう子供もいました。
そのときにびしっと「これはファッションじゃなくて、安全のために必要なんだ」と言える親御さん、案外少なかったなあ~と記憶しています。

最近ではオートライトか手元でつけられるライトが主流のようで、逆に「カッコイイ」などとうちの子もいいながらつけていますが、「カッコイイ」から「大事なんだよ」という気づきをつくってあげるのはオトナの仕事かな、と思ったりしてしまいます。
もちろん!オトナはちゃんとそれを考えて自分の自転車に安全をチョイスするのは当然!ですよね。
加えて、車と同じように、自分の安全、相手の安全をしっかり守れるような走り方を考えることがとても大切だなあと思います。

現在、先述のチームの監督はようやく松葉杖になったそうです。
安全第一。みなさんも事故のないように、楽しく自転車に乗ってくださいね。

写真は最初にご紹介したTOJプレステージのお楽しみ「ドラえもんショー」の様子。このあと出場チームと選手のめちゃめちゃカッコイイ紹介タイムになりました。なんでもあり!な感じで楽しかったです(^^)

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投稿者情報:DJ GALAPA

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