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第53回☆矯正サドルとインソール作成→バランス修正。

投稿者:山本 良介

第53回☆矯正サドルとインソール作成→バランス修正。

東日本大震災により、被災されました皆様、そのご家族の皆様に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧 復興を心よりお祈り申し上げます。

私自身も、社会人、アスリートとして今できる事に精一杯取り組んでいきたいと思います。

 

今シーズンのオフトレは、バイクポジションや体のバランスを含め、全ての面を最初から見直すことにしました。
というのも 12月初頃、RUNトレーニング中に右膝裏側に違和感を感じはじめ、その後スイムやバイクでも違和感を感じる様になり、ついに障害(痛み)が出てしまったからです。
これまではバイクやランなど、左右バランスの違いを感じても小手先部分の修正のみで済ませてきましたが、今回の故障を機に徹底的に見つめ直す事にしたのです。

体のメンテナンスはまたの機会に紹介させてもらうとして、バイクポジションとパーツの両面から修正アプローチをかけながら、その結果を少しずつ報告していきたいと思います。

前回に引き続いて、サドル後編とシューズについて

その前に、僕が愛用しているシューズ【MAVIC トライヘリウム】の話は、次回に変更します。

改造計画・・・その1【サドル後編】

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前回からの続き(後編)になりますが、先に結論からお話しすると、【2号機 3号機】のサドル作成は見送ることにしました。
というのも、1号機 【アンコ抜き「スポンジを削る」をした矯正サドル】の効果に期待して 沖縄合宿に行って来たのですが、1号機矯正サドルには期待以上に裏切られました・・・
というよりも、サドルより体の歪みの方が勝っていた様です。。。

それが原因なら2号機 3号機のサドル作成はすぐに依頼していたのですが、今回の合宿は、ベース作りからレースモードへの切り替え作業をするためのもので、フォームを意識しながら【時間と強度】を少しずつ上げ、全身の神経回路に刺激を入れて高強度に慣らしていくトレーニングであり、故障のリスクも低いことから早急に2号機 3号機の作成をする必要もなかったのです。

見送った理由はこれだけではないのですが、沖縄合宿が終わり京都に帰ってから合宿後半に気になり始めたインソール(中敷き)を、新たに作成することにしました。
インソールの作成は、大阪吹田市にある関西でも有名な「アドバンスフットさん」で、2種類のシダスインソールを作成してもらいました。

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今回は、シューズの加工もありバイクメカニックをお願いしているメカニックの方と一緒に行くことになりました。
偶然にもアドバンスフット店長さんの師匠にあたる方と、メカニックの師匠の方(インソール成形)は同じだそうで、2枚のインソール作成に3時間もかけて下さいました。

 

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さて 1号機サドルの思い出は何処へやら、インソール作成のための問診 ポドスコープ(足型・足裏の特徴を測定する台)を使って足裏を目検でチェックします。
前回作成(半年前・・・)より体重のバランスに変化が現れていた様で、今度は数千ものセンサーが配置されたフットプレート(足裏の圧力分布・重心バランスをモニターで確認できる機器)で、
重心動揺からインソール製作にとって重要な情報を僅か数分で得ることが出来る機器を用いて計測しました。

すると両足にかかる圧力分布図は、まるで右半身が壁にもたれ掛かる様に体重が移動しており、忘れていた1号機矯正サドルを思い出しました。
ところが、圧力分布比率を確認すると【5050 FIFTY・FIFTY】とバランスの取れた素晴らしい結果が出てました。
 これが2号機 3号機を見送った理由なのです。

これは僕の仮説ですが、どのような足の形状や長さであっても、必ず重心位置は【1つ】しか存在せず、それをバランスコントロールしているのが【体幹】ではないかと思います。
 重心が右側に寄っていても、データー上では5050 FIFTY・FIFTY。
もしかすると1号機矯正サドルは、バランスボールのように体幹をコントロールさせる刺激があり、体の歪みを矯正することは不可能でも、足裏の圧力分布量を均圧させる効果があったのではと思います。

1号機矯正サドルの違和感は、使い慣れない筋肉への刺激によるものではないかと感じています。
今まで使えていなかった筋肉を稼働した事で慣れない筋肉痛などを感じてしまい違和感がでてしまったのではないかと。
もう少し長期的にみて取り組めばその違和感も解消できるのかもしれませんが。。。
今回は開幕も近いという事で1号機は見送ることにしたのです。

サドルについてはココまでなのですが、1号機矯正サドルとフラットなノーマルタイプをもう少し使い分けてみて、結果をお知らせしたいと思います。

そして、今回サドルから得た情報を基に2枚のインソールを作成したのですが、これらは重心バランスを長時間維持するために作成したもので、詳しくは後編で紹介してみたいと思いますね。

というわけで次回は:シューズ・インソールについて
になるかと思います。

ではまた次回お会いしましょう~

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投稿者情報:山本 良介

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