第166回★シクロクロスシーズン終了
このあいだの日曜日で、全国のシリーズでも最後までレースが行われていた関西シクロクロスも千秋楽を迎え、2010-2011シーズンのシクロクロスシーズンもとうとう終了しました。
このあっという間だけど1年分くらいある濃密なおよそ3ヶ月。
本当~に、濃いんです。
大人も子供も男性も女性も、初心者もベテランも、週末ライダーもプロも。
みんながどういうわけか楽しい。
本当に不思議です。
この間の最終戦は何と600人を超える選手がエントリー!
もう、会場はヒト、ヒト、ヒト、です。
最終戦はマスター(ベテランおじさまクラス)のトップカテゴリーM1と、レディース(言うまでもなく女性)のトップカテゴリーL1、そして全部をあわせたトップカテゴリーのC1では年間シリーズランキングが決定することもあり、そのランキングをめぐる戦いも大盛り上がり。
別にプロじゃないヒトたちばかりのマスターのスタート前でも鈴なりの観客で、スタート前のランキングによるシードコールではものすごい大歓声。
まるでプロの集うレースのスタート前のようでした。
さらにC1では前週の世界選手権に出場した代表選手「全員!」と、ワールドカップに遠征していた2人が勢ぞろいというなんとも垂涎の超豪華メンバーにもう、みんなうっとり(がらぱ含む)。
コースサイドは見渡す限りの観客で、いわばただのローカルシリーズのレースなのに、まるで全日本か(いやそれ以上か)という盛り上がりよう。
関西シクロクロスはすごいです。
何がそんなに、と、見たことない方には思えるかもしれませんが。。。
なんていうんでしょうね。
大の大人が思いっきり真剣に遊んでるというのがシクロクロスなんですよね。
場合によっちゃあ、泥んこだし、場合によっちゃあ雪まみれだし、場合によっちゃあコケまくってるし。
そのひとつひとつがなんかもう笑いがこみ上げてくるほど楽しいのです。
さらに、日本を代表する選手たちが非常に身近な存在であることも特長かも。
しっかりとした昇格精度が存在し、勝てばカテゴリーがあがっていく中で最高峰のC1には、そこでトップで走っている選手たちは日本代表として世界選手権へ、という非常にわかりやすいシステムが存在し、だからこそ「我らがヒーロー」と思える、ということも熱くなる要因のひとつだろうと感じています。
終わりには「ま~た、ら~いね~ん!」
といって(シクロクロスは年末なので・・・笑)終わった千秋楽。
今年の11月には「あけましておめでとうございま~す!」と新たなシーズンが始まることを楽しみに、名残惜しみつつシーズン終了を宣言しました。
もちろん、これからはいよいよロードレースシーズンも始まり、MTBシーズンも始まり、いわゆる自転車シーズンはこれからインなわけですが。
シクロクロスシーズンが一年の重要な位置をしめるクロス人たちは、みんななんとなくさみし~い思いを抱きつつ、シーズンの名残を惜しんでいる最中です。
(そんな関西シクロクロスの情報は関西シクロクロスブログ http://d.hatena.ne.jp/kansai_cyclocross と、現在作成中のポータルサイト カンクロー広場 http://kankuro.org で発信しています)
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投稿者情報:DJ GALAPA