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第27回★愛車はやさしく乗りましょう~

投稿者:DJ GALAPA

第27回★愛車はやさしく乗りましょう~

みなさんこんにちは!DJがらぱです!

関西シクロクロスのシリーズもとうとう終わってしまい、一足早く(まだ寒い日々なのですが・・・)冬が終わった気持ちの私です。

最終戦はなんと朝は銀世界。
なんでも京滋バイパスも通行止めになっていたとかのすごい天候でした。
でも、そんなコンディションもなんのその。これでこそシクロクロス!なんていって喜ぶクレイジーなクロス大好き人間たちがワイワイと何百人もこの状況を楽しみました。
途中から少しずつ気温が上がっていくにつれ、だんだんと雪がとけてきたら今度はその雪どけ水であたり一面どろっどろ。
深さ30センチくらいの池もあちこちに出現し、みんな寒い寒いうひゃひゃひゃとか言いながら(笑)オトナの泥遊びを楽しみました。
一度はまったらやめられない?シクロクロス。まだ体験したことない方は是非今年の年末に足を踏み入れてみてくださいねっ♪

さてさて。
今日はちょっと予定していたお話を来週にして、木曜日の朝に朝刊で見た記事のお話をしようと思います。
その記事は「折りたたみペダルにご用心」という記事でした。ご覧になった方も多いかと思います。

記事では、折りたたみペダルはペダルシャフトが貫通していないため、外側に体重をかけると折れやすい、事故も起こっているという内容でした。
最近はやりの折りたたみ自転車。
正直値段もいろいろで、すごく作りの良いものもあれば、「ええ~」と私は思うようなものも実際あるのが現状です。
また、せっかくいいものでもホームセンターのような大型ショッピングセンターの中には組み立てや整備があまりちゃんとされていないものもあり、危ないなあ~と買い物に行った時にたまたま見て思ったこともしばしば。私自身かつてQBEIで組み立てや修理もやらせていただいていたこともあるので、いろいろつい見てしまうのですが「オイオイ、私がやったほうがなんぼかマシやでー」と思うことも・・・。

安かろう悪かろうとは言いません。でも、安いものにアレコレ求めるのはちょっと無理があるように思います。
自転車のパーツは本当に安いものから高いものまで様々。

いわゆる「ルック車」と呼ばれる「それっぽい」自転車というのはやはりそれなりの安いパーツでそれらしく見えるように作られているだけで、ハードな使い方には適していません。
日本のものは多少乱暴に扱っても確かに壊れにくいものがほとんどですが、それでもやはりモノには限界というものがあるわけです。

先述の折りたたみ自転車もそう。
そもそも車のトランクなどに入れたりして場所をとらないというのがメリットな自転車なので可動する部分が当たり前ですが多くなります。
その分普通に折りたためない自転車と比べて同じくらいのクオリティのものを作ろうと思えば価格は高くなって当然なのです。
逆に言えばものすごく安いものはどこかを犠牲にしていることもあるわけで、そういうものにハードな用途を求めてもちょっと厳しいかも。
通勤などでゆっくりポタリングするのには問題ないでしょうけれど、立ちこぎなどでガンガン走るようなものではないんじゃないかな~と思います。

無理な力をかければ自転車は壊れてしまうこともあります。私もいわゆるマウンテンルックタイプの自転車で調子に乗ってウイリーしてものすごい勢いでガーンと前輪を地面に叩きつけてしまったら、何とフロントフォークが曲がったことがあります。
もちろん山へ遊びに行ったりレースに出たりするのに使っていたマウンテンバイクではそんなこと起こりませんでした。

なにはともあれ、乱暴に扱っては丈夫なものも壊れてしまいます。
あまり過信せず、丁寧にやさしく乗れば、大事な愛車、ずっと乗れます。
限界に挑戦~はぜひレースで!
いよいよ立春も過ぎて春がそこまで来ています。
この機会にどこか悪いところや危ないところがないか、スタッフに点検してもらってくださいね!

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投稿者情報:DJ GALAPA

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