HOME / 

トライアスリート山本良介 全力疾走 / 

第46回☆WCSハンブルグ大会

投稿者:山本 良介

第46回☆WCSハンブルグ大会

みなさん、こんにちは!
日本全国暑~い日が続いていますね。。。
予想では9月もまだまだ猛暑が続くという事でトレーニング、日常生活も大変な残暑の残る9月になりそうですね。
京都の週間天気予報では9月2日の最高気温は38度とか•••

さて僕は現在、北海道の千歳市で合宿中です。
ここ千歳市も今日の最高気温は34度と暑い一日でした。
朝晩は涼しいですが日中はまだまだ蒸し暑いのでランニングのポイント練習などは夕方でないと脱水症状や熱中症になってしまうので時間にも注意して練習しています。
8月中旬は京都にいたのですが、朝イチでも暑かったですし、一度お昼に走ってしまった時にはさすがにサウナ状態で30分に一回は給水しましたね。
トレーニングの方ですが環境は素晴らしく、バイクは平地メインですが100km以上をほぼノンストップで走り続けられますし、ランは宿のすぐ近くに約3,6kmのクロカンコースがある森林公園があります。木々におおわれている公園ですので日差しを遮れて快適に走れます。また公園内にはきれいな競技場もありスピード練習も集中して行えます。
バイクコースはファームが集中している地域をいつも通るのですが、超有名なホースファームがたくさん集中していて夏休養中のサラブレッド達が優雅に牧場を駆け抜けています。
毎年、日本全国たくさんの場所で合宿させてもらっていますが、沖縄には沖縄の、長野には長野の、そして北海道には北海道の良さがありその土地に行く度に「あ~またこの土地で合宿できて幸せだな~」とヒシヒシと感じています。
こんな事を思うようになったのもトシを取ってしまったせいですかね~
でもどこまでもずっと続いているような道を走っていたら北海道に来たな。 って感じています。
トレーニング内容の方ですが、11月に開催される今年のメインレースのアジア大会に向けてベーストレーニングを中心に取り組んでいます。
今回の合宿では特にランニングの強化が中心です。
強豪実業団陸上チームの合宿に参加させていただき鍛えてもらっています。
毎朝6時から森林公園の中を60分ジョギングするのですが、このペースが速い!
早朝から4’ペース/kmを切って走ります。
陸上のスペシャリストの彼らにとってはジョギングですが僕にとってはメイン練習になりうるペース走。
きついですがその中からたくさんのものを吸収できるようにいろんな事にアンテナを張って観察しています。
ここで得たものを今後の取り組に活かしていきまずは29分台の走力を身に付けたいですね。

WCSハンブルグ大会

さて7月4連戦中の3戦目→WCSハンブルグ大会のお話を。
国内2連戦を終えて、慌ただしくヨーロッパへ出発。
オランダはアムステルダムを経由してハンブルグ空港に到着したのは深夜。
自宅を出発して24時間以上の移動でした。
ハンブルグに到着してまず感じたのは暑い。。
過去の経験からヨーロッパは乾燥しているので夏でも涼しいというイメージで乗り込んだので、湿度の高いハンブルグに少し驚きました。
とは言え、日本からの移動ですからさほど問題はありませんでした。
レース会場はハンブルグの中心街のど真ん中。
高級ショッピング街を走り抜けるコースですので日本で言うと銀座のど真ん中を走るという風にイメージしていただければと。
銀座?! 大げさやろう! と思われるかもしれませんが大げさでなく本当なんです。
こんな場所で大会が開催されるのもドイツでのトライアスロン人気の高さからでしょう。
もともとはアイアンマンが人気なドイツでしたが、北京五輪男子でドイツのフロデノ選手が金メダルを獲得してからはオリンピックディスタンスも凄い人気になっています。
ふと立ち寄った本屋には5冊以上のトライアスロン月刊誌が置かれていました。
土曜日の午前中には一般カテゴリーのスプリントディスタンス、午後からは男子のWCSレース。
日曜日の午前中には一般カテゴリーのオリンピックディスタンス、午後からは女子のWCSレースと大会運営もSHOWとしてうまく運営されていました。
観客数も半端ではなく両日とも数万人規模。
出展ブース数も100店以上あり本当に大きな大会でした。
観客もイベントがやってるから見にきているのではなく、トライアスロンの大会が開催されているから見にきている人達ばかりなのでレースの見方や盛り上げ方、楽しみ方を知っているんですよね~。日本でもこれぐらいの人気競技になるように一選手としてまだまだ頑張らねばと思わせてもらえる大会です。

WCSハンブルグ大会

スイムコースは川を泳ぐのですが決してきれいとは言えない川。
ウォームアップで軽く泳いだだけで緑の藻のようなものがウェアにはりついてしまいスタート前に選手みんなのウェアが緑になっているのには笑えました。

WCSハンブルグ大会

バイクとランコースは市街地を駆け抜けるテクニカル&高速コース。
トランジッションエリアのあるメイン会場はロードレースのクラシックレース「ヴァッテンフォール・サイクラシックス」のフィニッシュ地点と同じです。
ロードファンの方にはイメージしていただけましたか??
とにかくドイツはロードレースと共にトライアスロンも大人気スポーツ。
知り合いなどから、どこの国が強いの? とか どこの国が一番盛り上がってる? と聞かれたら僕は「ドイツ!!」と即答します。
エリート選手の選手層も非常に厚く、強化や普及のシステムが充実しているのでしょう。

WCSハンブルグ大会

レースの方はスイムから先頭集団前方で進める事ができ、バイクは後半に大集団になってしまいましたが、ランではまずまずの走りで18位でのフィニッシュでした。
今年の中ではベストリザルトですがトップからは約2分差。
世界のトップへはまだまだ課題があり、一つずつ一つずつクリアしていき追いつき追い越すしかありません。
2012ロンドン五輪までは2年を切りました!(トライアスロン男子は2012年8月8日開催)
毎日毎日が勝負!!
充実した日々が過ごせるように頑張っていきます!

WCSハンブルグ大会

次回は4戦目のWCSロンドン大会のレポートです。

まだまだ暑い日が続いていますが体調には気をつけて頑張っていきましょう!

シェアをお願いします!

投稿者情報:山本 良介

SNSをフォローして新着情報をチェック!