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第24回★タイヤまわりのチェックは超重要

投稿者:DJ GALAPA

第24回★タイヤまわりのチェックは超重要

みなさんこんにちは!DJがらぱです!
急に冷え込んで雪が舞ったり、寒いのはカンベンと思う反面、ようやく冬らしくなったなあ、という印象ですね。
ちょっとそこまで、なら、コートを着ていなくても大丈夫というくらいの気候が続いただけに、ようやく冬用の分厚いウェアの本領発揮!という感じ。こうなると山にも雪が結構あるんじゃないかなあ、と期待も膨らみます。

最近でこそなかなか行けなくなってしまいましたが、昔は雪が降ったら翌日は必ずといっていいほどマウンテンバイクで山へ遊びに行ったものでした。
誰もまだ踏んでいない雪がふかふかなシングルトラックを乗るというよりひきずって(笑)なんだか笑いが止まらなくなりながら雪まみれになったのが懐かしい!
そしてお決まりの人型づくり(^^)。ばったりとそのまま倒れて自分の型がついたのを喜んで写真とかとりまくったり。
そんな写真が結構残っています。
四季のある日本ならでは、冬ならでは、ですね。

こういうときはあまり関係ないことかも、なのですが、今日はタイヤまわりのお話。

直接地面とコンタクトを取るところのタイヤ。その形を保っているのは当たり前ですが空気が入っているから。
状況によって、この空気をどれだけ入れるか、ということが、快適な、そして安全で楽しい走行につながります。
そんなの当然!とこまめにチェックされている方も多いことでしょうけれど、逆にそういうことには案外無頓着、という方も多いのが現実。
でも、トラブル回避のためにも空気圧チェックは大切です。

まずはこれも常識だよ!と思われるかもしれませんがバルブの形が3種類。
ここのところはやりのピストやロードレーサーならばほぼ間違いなくフレンチバルブと呼ばれる一番細身のタイプになっていることでしょう。
このフレンチバルブ、高圧を入れることができるのでこういう細いタイヤでハイプレッシャーをかける必要がある場合は必ず使われていますが、気をつけなければいけないのが「必ず空気が抜ける」ということ。
これはバルブの構造上どうしても仕方ないことで、どんなにねじをしっかり締めこんでも必ず抜けます。
毎日乗っている方も多いでしょうけれど、朝、通勤通学などで出かけられるとき、必ず空気圧、チェックして空気を入れてますか?
一日くらいなら特にリム打ちパンクなどをするほどは抜けてないことがほとんどですが、それでも乗り味が少し重く感じられるほどには空気圧が変わっています。
めんどくさいけれど、毎朝の空気圧チェックが快適ライドにつながります。

ハンディタイプのインフレーター(空気入れ)ではなかなか入れにくいタイプのリムもありますから要注意。
家ではフロアポンプを常に使っていてハンディタイプは持っているけど使ってない場合は一度ためしに使ってみることをオススメします。

最近はディープリムも多いので、そのままでは空気が入れにくいものも結構ありますね。

また、いわゆるママチャリタイプのものに多く使われている英式バルブは一冬越すと虫ゴムがボロボロになっていることも。
パンク?と思ったらまずは虫ゴムをチェックすると解決することも多いので、特にゴム製品は一冬越したら一度確認するほうが無難。

マウンテンに多い米式バルブはガソリンスタンドでも空気が入れられるのでツーリングなどには便利。
トラブルの少ない印象がありますが、空気が入れっぱなしの場合は一度あえて空気を抜いて、もう一度入れなおしたりするとバルブまわりのトラブルを発見できたり未然に防げたりすることも。

そしてどのバルブにしても案外トラブルの多いのがバルブの付け根の破損。タイヤをはめるときに中のチューブがずれてしまってバルブが曲がってしまうことが案外多い。チューブラーの場合もはめるときに曲がることが結構あります。
眺めてみて、バルブがまっすぐになっていない場合は要注意。タイヤをはめなおしてリムに対して垂直にまっすぐになるようにしておかないと、バルブまわりから空気が抜けるトラブルにつながってしまいます。

せっかく自転車を引っ張り出してもトラブルがあってはがっかりです。
特にタイヤ回りのトラブルは即乗れなくなってしまうのでおうちでしっかりとチェックしておくことが大事ですね。

バルブまわりや空気圧だけでなく、冬を越すとゴム製品のダメージは相当。タイヤ自体の劣化も見逃せません。
凍結防止剤などのせいでダメージを受けることも。
どうしてもタイヤとチューブは一番の消耗品。
交換の機会も一番多いでしょう。
たまには自分でやってみよう!と思われる方も多いかも。でも、最初のうちは自分でやってみたらぜひプロにチェックしてもらってみてください。
気がつかないうちにブレーキシューが当たっていたりセンターが出ていなかったりということも。場合によってはせっかくの新しいタイヤを駄目にしてしまうこともあります。

新年ももう1ヶ月がたとうとしています。
春の足音ももうすぐ。それまでめいっぱい冬を楽しんでくださいね(^^)

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