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第18回★寒い冬の防寒対策

投稿者:DJ GALAPA

第18回★寒い冬の防寒対策

こんにちは!DJがらぱです!

すっかり寒くなってきました。
今週の日曜日には先週お話したシクロクロスの全日本選手権が大阪の堺で行われます。
お時間のある方はぜひぜひ会場にお越しください!

詳しくは関西シクロクロスブログhttp://www.voiceblog.jp/kansai_cyclocross/
をチェック!

コースをほとんど一望できるので、初めてレースを見るという方にもぴったり。お子様奥様彼氏彼女みなさんで楽しめますよ~

さてさて。
今週のテーマは「寒い冬を快適に過ごす」ことです。
それには何と言っても「防寒」。これは誰でもわかります。
それでは防寒するためにはどうすればいいでしょう。

簡単に考えれば、冷たい外気に触れない、風を通さない、ということに気をつければ暖かいように思われます。
確かにそれはそうです。

でも、自転車に乗ることを考えたとき、例えば風を通さない、ということは通気性が悪いわけで、そうなると運動でかいた汗は出て行く場所がなく、結局冷たくなってしまったり不快な思いをすることになってしまう、なんてことになります。

そう。自転車に乗る場合は、普通にしていてあたたかい服装ではダメなのです。ある程度の通気性も必要です。そして速乾性の素材も重要です。
大事なのは、暖かいことではなく、「冷えないこと」なのです。
そこで重要なのが、まずアンダーウエア。
冬用のジャージはどれも裏起毛などになっていてあたたかいものが多いですが、これを直接着てしまうと汗をかいたとき、起毛部分に汗がはじかれて、そのうちじっとりと冷たくなってしまうことがあります。
そこで自転車用、あるいはスポーツ用として販売されているアンダーウエアを必ず着てからジャージを着用するようにすると効果的。
素材は汗をすばやく吸収する素材、メッシュなどいろいろありますが、その上速乾性のある素材が使われていますので暖かく感じます。
この自転車用のアンダーウェアは普段着としても結構オススメ。
私はシクロクロスのお仕事のときは必ず自転車用のアンダーウエアを着込んでから上に○ニクロのヒートテック素材のタートルネックを着用します。
余談ですがこのヒートテック、すごいいいですよ。あったかい。

アンダーウェアの上に裏起毛などのウインタージャージを着込んだらほとんど冬のツーリングOKスタイルになりますが、念のため、ウィンドブレーカーと安いカッパ(別に安くなくてもいいですが・・・笑)は持っておきましょう。いざというときはとにかく風を遮断するのが一番です。
自転車用のウィンドブレーカーは素材がやわらかくて小さくたため、面ファスナー(マジックテープ)で前が止められるようになっていたりするのでとても便利です。普通の飲み物のオマケなんかでついてくるウィンドブレーカーと違ってサイドがメッシュになっていたり、自転車に乗ったときのことを考えられているのでぜひ1枚は持っていたいですね。
私もパールイズミのウィンドブレーカーを愛用しています。

ボトムはあまり着込むわけにはいきませんが、まずはレーパンをはいて、その上に冬用のタイツをはくというのが一般的。
最近はデザインもいろいろ出てきているようですが、なかなかこのスタイルに抵抗が・・・という方はとりあえずレーパンにレッグウォーマーをはいて、さらに寒くなってきたらカッパをはく、というのも一手。
ただしカッパを着たときはすそを止めて絞っておくのをお忘れなく。
その点、モンベルなどの自転車用のカッパは足首が絞れるようになっているのでとても便利です。

靴下は自転車用のものもありますが、最近私が気に入っているのが、カイロのメーカーが発売した「あったか靴下」(寒くならない靴下、とか冷えない靴下、とかいう名前だった)。分厚さもいろいろあってクルーソックスからハイソックスまでいろいろあるのですが、とにかく確かにあったかい!
足先まで冷えることなく過ごせます。
これはドラッグストアなどで最近いっぱい並んでいますので、まだ見たことない方は一度ドラッグストアに行ったついでに探してみてください。
自転車用のアイテムではつま先だけにはくネオプレーン(ウェットスーツの素材)のカバーなんかもあります。
シューズカバーをはく、というのも有効。
シューズカバーならば多少ぬれても安心です。

あとは私の必殺アイテムはコンビニのビニール袋と新聞紙。
もう、ツーリングで究極寒くてどうしようもなくなったら、まず足にコンビニ袋を履き、ハラに新聞紙を入れる!
もうこんなものに頼ろうなんてときは蒸れようが気持ち悪かろうがどーでもいいくらい寒いときなので、見てくれはサイテーですが古くからの新聞紙の防寒というのはかなり有効です。

どちらにしても大事なのは、「あまり着膨れしないようにする」こと。
着膨れしてしまうと動きにくいし、結局血流が悪くなって冷えます。
薄着で出来るだけ工夫することが冬のツーリングを楽しくするコツです。

あと、休憩したときにグローブを裏返しておく、サドルにビニールをかけておく(急な雨雪対策)、など、細かいことを気をつけると完璧です(^^)

冬になったから乗れないな~なんていわずに、冬だからこそ味わえる日本の風景をたくさん満喫してくださいね(^^)

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