【週間きゅうべえ瓦版】新型ZIPP 303はスペック最強?!【Vol18】
こんにちは、コンビニのハイカロリー商品を日々探しているマツオです。
先日、ZIPPの新型ホイール 303S についてブログにしましたが、今回はついに本命!上位モデルの303 が新型になりました!
目次
ZIPP(ジップ) 303 Firecrest Tubeless Disc(303ファイアクレストチューブレスディスク)
【スペック】
- ホイールサイズ:700c
- リム材質:カーボン
- 適合タイヤ :チューブレス
- ブレーキタイプ:ディスク(センターロック)
- ホイールセット重量:1,355g
- リム内幅:25mm
- スポーク:Sapim CX-SPRINT
- スポーク本数:24
- ハブボディタイプ:SRAM XDR、SRAM/SHIMANO ROAD
- アクスルタイプ:前TA/12×100mm、後TA/12×142mm
前回ブログにしていた、303SはZIPPの中でもエントリーモデルに当たるモデルでした。
最新のフックレスリムを採用し、軽量化を果たしてはいましたが、リム面のディンプル加工が省略されていたりとコストダウンしている部分もありました。
しかし、今回の303はフラッグシップモデルです!ZIPPのアイコンとも言えるディンプル加工もしっかり施されています!
さらに!重量は303Sでもディスクブレーキ用ホイールとしては十分軽い1540gでしたが、303はさらに軽い1355g!!
私も体重があまり重くはない方なので、ディスクブレーキでも軽いホイールを!と思っていましたがここまで軽いホイールはほとんどがチューブラーでした。
チューブレスタイヤ仕様でここまでの軽さ、というだけでもそのすごさがわかります。
そして今回のモデルチェンジではリムがフックレス構造になったことも注目です。
フックレスについて説明しますと、その名の通りフックがない構造です。この場合の”フック”とはクリンチャータイヤを保持するためにリムに存在するフックのことです。
つまりリム内側のタイヤがはまる壁部分がストレートな形状になっているんです。
そんなフックレスリムですが、なぜZIPPが採用するのか?どこが良いのかということですが、ZIPP社としてはやはり速さのために採用しています。
フックレスリムの利点として速さに関連するのは下記の3つです。
- 転がり抵抗の減少
- 空気抵抗の減少
- リム重量の減少
フックレスリムの利点
転がり抵抗の減少
フックがなくなると、よりリム内幅を大きく取ることができ、タイヤサイドの変形が小さくなります。
このおかげで、荷重をかけても潰れづらく、タイヤの変形で損なわれていたロスが少なくなり、
より低圧でも転がり抵抗が少なくなります!
空気抵抗の減少
フックがなくなることで、タイヤとリムの境目の溝、凹みが浅くなるので、
よりスムーズに空気が流れるようになります!
リム重量の減少
物理的にフックがなくなった分、軽くなることはもちろん、構造が簡単になることで同じ強度でより軽く作ることができます!
303 Firecrest Tubeless Disc
1645g ➞ 1355g (-290g)
302 Disc ➞ 303S Tubeless Disc
1695g ➞ 1540g (-155g)
ホイールセットで比較するとこんなに軽量になっているんです!
生涯保証
さらに、303に限らず2021年モデルからこれまで2年間だった保証が生涯保証へと変更されました!
消耗品(ベアリング、フリーボディ、防水シール、スポーク等)以外のリム、ハブ本体が破損しても同等製品への交換が可能。
自責、他責を問わず、落車等で破損した場合にも保証の適用が可能です。
これはレーサーはもちろん、高価なカーボンホイールを長く使いたいホビーユーザーにも嬉しいポイントですね!
全ての面で進化した新型 ZIPP 303 Tubeless Disc!!
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それではまた来週
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投稿者情報:マツオ
ロードバイクでツーリングを楽しむきゅうべえスタッフ。
最近はグラベルロード購入を計画中。