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【週刊きゅうべえ瓦版】zwiftの始め方とオススメローラー台【Vol11】

投稿者:マツオ

【週刊きゅうべえ瓦版】zwiftの始め方とオススメローラー台【Vol11】

こんにちは!きゅうべえスタッフ マツオです!

ついに春、4月というのになかなか外でサイクリングを楽しむのも難しい状況ですよね。

新型コロナウイルスの影響はもちろんのこと、未だに寒い地域では雪が降ったり、外に出ると花粉症がつらかったりといろいろな要因がありますがそんなとき、みなさんはどうされていますか?そう、zwiftを始めとしたバーチャルサイクリングですよね!!(もちろん無理せずおやすみもいいですね。)

ということで今回の週刊きゅうべえ瓦版は、趣向を変えて、zwiftの始め方とオススメアイテムをご紹介します!

目次

zwiftとは

そもそもzwiftって何なのか?サイクリングできるアプリっぽいけどいまいちわかっていない…という方もおられるかもしれませんね。
そんな方はぜひzwiftのオフィシャル動画をご覧ください!

英語にはなりますが、何ができるか、どうやってプレイするのかイメージは伝わるのではないでしょうか。

詳しく解説しますと、zwiftはアメリカ発のバーチャルサイクリングサービスです。実際に自転車を漕いで、そのデータを元にバーチャルな世界でサイクリングやトレーニングができるサービスです。また、一緒に走っているライダーたちはコンピュータではなく、世界中のサイクリストたちの1人です。つまり、友達とバーチャルグループライドを楽しむこともできるんです!

さらに、スマートトレーナーやインタラクティブトレーナーと呼ばれる対応ローラー台を使うことでバーチャル世界の勾配やワークアウトに必要なパワーに応じて自動で負荷をかけてくれたりと実走さながらのライドを行うこともできます。世界中のトッププロ達もトレーニングに活用していて、プロ選手とのライドが実現することも!

zwiftに必要なもの

さて、そんなバーチャルサイクリングが楽しめるzwift、興味はあるけど何があればプレイできるのか、高価なスマートローラーが必要なのか?と迷っている方も多いのではないでしょうか?
実はそれほど特別な機材が必要ではないんです。あなたもすぐに走り出せるかもしれません!

大きく分けて、必要なのは2つです。

① zwiftアプリ環境

② ローラー台環境


① zwiftアプリ環境

こちらは、zwift本体に当たるアプリを動かす環境です。すでに多くの方がお持ちのスマートフォンやタブレット、PCやApple TVなど、zwiftアプリの動作が可能なハードウェアにzwiftアプリをインストールしましょう。これでアプリ環境の準備は完了です!

対応するデバイスについてはこちらから


② ローラー台環境

こちらの環境をどうすればいいのか、お悩みの方が多いのではないでしょうか?
zwift公式は下記の2つのパターンをサポートしています。(公式サポートローラー台リストはこちら

・スマートトレーナー (+パワーメーター)

・クラシックトレーナー + スピードセンサーorパワーメーター

ローラー台はこちらから


 

スマートトレーナーの場合

まず1つ目、スマートトレーナーでのプレイ。
スマートトレーナーとはインタラクティブトレーナーとも呼ばれ、その名の通りインタラクティブ(双方向)に通信するローラー台のことです。つまり、スピードやパワーデータを双方向にアプリと通信してくれるローラー台で、これを使うことで坂に差し掛かると負荷がかかったりとリアルな走行感で楽しむことができるんです。

この場合、スマートトレーナーとアプリを動かすハードをBluetoothまたはANT+で接続することでプレイできるようになります。
※ANT+の場合はレシーバーが必要となります。


クラシックトレーナーの場合


次に、クラシックトレーナーでのプレイ。
クラシックトレーナーとは、ローラー台に通信機能を搭載していない、いわゆる通常のローラー台のことです。このタイプでもプレイすることはできますが、バーチャル世界に合わせた負荷調整などはありませんのでご注意ください。
この場合は、走行のデータをzwiftへ送るためのセンサーが必要になります。このセンサーもいくつかありますが、主な種類は下記の3つです。

パワーメーター

スピードセンサー

専用センサー


パワーメーター

まず1つ目はパワーメーター。こちらは外でのライドで使えるパワーメーターと同じものでOK。ペダルタイプ、クランクタイプ、スパイダーアームタイプなど様々ですが、基本的にはどのタイプでも使用可能です。こちらをスマートトレーナー同様に、アプリを動かすハードとBluetoothもしくはANT+で接続します。


スピードセンサー

続いてスピードセンサー。こちらも既に取り付けている方も多いハブに巻いたり、マグネットの回転を測るスピード/ケイデンスセンサーなどで問題ありません。このセンサーをアプリを動かすハードと接続します。この場合、パワーのデータを測っていませんので、zwift上では仮想パワーを計算して表示されます。計算のためローラー台の負荷を指定の値にする必要がありますのでご注意ください。


専用センサー

そして最後に専用センサータイプ。こちらはEliteのMISURO B+のように、ローラー台に専用の通信機能つきセンサーを取り付けるタイプです。このタイプでも、センサーを取り付けた上でアプリを動かすハードと接続します。

以上のセンサーのうちどれか1つ以上を接続することで、通信機能を持たないローラー台でもzwiftを楽しむことができます!また、すでにパワーメーターを取り付けたバイクをお持ちだったり、自動負荷調整は必要ないという方はこちらの方が安価に始められます。

オススメローラー

これからローラー台を購入してzwiftを始めたい!という方にオススメなのは断然スマートトレーナーです!しかし、そんなスマートトレーナーも種類がたくさんあって選べない…という方のためにきゅうべえスタッフのオススメローラー台をご紹介します!


MINOURA(ミノウラ)SMART TURBO KAGURA神楽DD LSD9200

MINOURA(ミノウラ)SMART TURBO KAGURA神楽DD LSD9200

まずオススメしたいのは、我らが日本のメーカーMINOURA(ミノウラ)のスマートターボ神楽DD(ダイレクトドライブ) LSD9200です。

これを選べば間違いない!というのがこのスマートターボ神楽DDです。

まず注目なのが、最大2200Wの高負荷対応。これが何を意味するかというと、zwiftのようなトレーニングアプリでのヒルクライムの再現性が高いということです。もちろんスプリントやもがきのようなハイパワー練習もできますが、最大2200Wの出力は斜度にして25%までの坂を再現できるんです!25%というと、ツアー・オブ・ジャパンの見どころの1つ富士山ステージのふじあざみラインの最大勾配が22%ですから、このレベルのヒルクライムを再現できるんです。

そしてもう一つ、プラスマイナス1%の高いパワー計測精度です。スマートトレーナーのパワー計測精度はプラスマイナス2%程度が多い中、しっかりトレーニングしようという方にとってはこのパワー精度は重要ですよね。各部分の抵抗を低減したり、パワーアップを狙ったトレーニングもすぐに大きな効果が現れることは少ないので、精度はトレーニングのモチベーションにもつながります。

そして!最も重要なのがここまでの機能を持ちながらも、お求めやすい価格なのがスマートターボ神楽DDの嬉しいところです。同程度の機能を持つ他社のローラー台が税抜15万円以上が当たり前なラインナップの中で、スマートターボ神楽DDはなんと108000円(税抜)!!
なんと5万円近くお得な価格の上、ANT+用のレシーバーまで付属します。もちろん日本メーカーですから、故障やトラブルの際の対応も速く、安心して使えます。

今、スマートトレーナーを選ぶなら総合的にみて最もオススメのモデルです!


wahoo(ワフー) KICKR SMART (キッカースマート)

wahoo(ワフー) KICKR SMART (キッカースマート)

次に、オススメのモデルがwahooのKICKR SMART(キッカースマート)です。
サイクルコンピューターのELEMNTや、Team INEOSやBORA-hasgroheといったプロチームをサポートしていることでも有名なブランドですね。

KICKR SMART (キッカースマート)の最大の魅力は2つのスマートアクセサリとの連携です。

1つ目が、斜度を再現してくれるKICKR CLIMB(キッカークライム)です。
こちらはフロントホイールの代わりに取り付けることで、zwiftなどバーチャル世界の斜度に応じてフロントを上げ下げしてくれるシミュレーターです。これをキッカースマートと合わせることで、実際の斜度に応じた負荷とポジションをインドアで再現することができるようになります!特に勾配の大きい坂では、バイクの傾きによって適正なポジションが変わってしまうのでシリアスなヒルクライムトレーニングには最適です。もちろん、バーチャルサイクリングのリアリティを向上させてくれるのでそこまでのトレーニングはしないよ!という方でもローラー台をリアルに楽しむにはおすすめですよ。

そしてもう一つが、KICKR HEADWIND (キッカーヘッドウインド)です。
こちらはローラー台に乗るには必須のファン、つまり扇風機ですがただの扇風機ではありません。もちろんキッカースマートと連動するんです。スピードや心拍数に応じて風速を切り替えてくれるので、常にちょうどいい状態を保つ事ができるんですね。時間が経つと汗だくだけど、最初から全開の扇風機は寒い…というようなことがなくなりますし、手動で風速を切り替える手間もなし!そして何より、ローラー台用に設計されているのでセットするだけで必要なところへ風が当たるんです。
これが私としては嬉しいポイントで、普通の扇風機だと設置面積も大きく取ってしまい、ファンの部分も大きく設置しづらい上にしっかり向きを決めないとほしいところに風が当たらなくて微妙なセッティングは妥協してローラー台に乗っていました。それがなくなる上に、走りに応じたコントロールまでありというローラー台用扇風機の悩みを解決する存在なのではないでしょうか?

そしてキッカースマートは上記の2つのアクセサリの連携はもちろん、最大2200Wのハイパワー対応でプラスマイナス2%のパワー精度と他社ローラー台と遜色ないスペックも持ち合わせています!ローラー台をスマートに、快適に楽しみたい方にオススメです!


Tacx(タックス) NEO 2T SMART (ネオ2Tスマート)

Tacx(タックス) NEO 2T SMART (ネオ2Tスマート)

最後にもう1台、静かなスマートトレーナーが欲しい方にオススメなのがTacx(タックス) NEO 2T SMART (ネオ2Tスマート)です。

他のスマートトレーナーとは異なる、モーターブレーキによる負荷装置で高い静粛性を実現しています。そしてただ静かなだけではありません。最大出力は2200W、再現可能な最大斜度は25%とフラッグシップモデルにふさわしい負荷を得られます。さらにパワー計測はキャリブレーション不要で、精度はプラスマイナス1%の高精度を実現しています。そしてパワーは左右のペダリングパワーの計測が可能です。この左右パワー計測ができるスマートトレーナーはネオ2Tスマートのみ。Tacx Desktop appを使用するときだけの計測になりますが、これが計測できるのはシリアスに練習する方にとっては大きなポイントですね。

オススメアイテム

では最後に、zwiftやローラー台を、より快適に楽しめるアイテムをご紹介!この他にも自分の好みにセッティングすると、よりローラー台やzwiftも楽しめますよ!
Let’s enjoyインドアサイクリングライフ!!


トレーニングマット

トレーニングマットはローラー台の下に敷くことで、汗やドリンクで床が汚れないよう保護します。さらに、どうしても音の発生してしまうローラー台からの振動を吸収してくれるので床に響くような音をカットしてくれるようなマットもあります。ローラー台のメーカーと揃えたマットなど、選ぶのも楽しいですね。

wahoo(ワフー) KICKR TRAINER MAT

 

KINETIC(キネティック) トレーニングマット

 

RideOasis(ライドオアシス) フロアプロテクションマット

その他のトレーニングマットはこちら!


サイクルキャップ

外で走るように風を受けないローラー台では、走り出すとかなりの汗をかくことになります。特に顔に垂れる汗は不快感のもとです。これを防いでくれるのがサイクルキャップやスカルキャップと呼ばれるキャップ。1つかぶっているだけでしっかり汗どめとしてはたらきます。もちろん外でのライドでも使えるので、いくつかあると便利ですよ!

OPITANO(オピタノ) サイクルキャップ

 

BIKOT(ビコット) BIKOT キャップ

 

BIKOT(ビコット) BIKOT バンダナ

その他のサイクルキャップはこちら!


ケミカル

ローラー台でケミカル?と思われるかもしれませんが、汗がたれやすいローラー台ではフレームなどのコーティングをしておくと汚れの拭き取りも楽々です!どうしてもドリンクなどで汚れてしまったときには水なしで使えるクリーナーも便利ですね。そして、意外と盲点ですがチェーンオイルもローラー台に乗ることの方が多いようであれば雨の心配はありませんから、ドライタイプのものにしておくと汚れにくく、掃除の頻度も下げられますよ!

MUC-OFF(マックオフ) SWEAT PROTECT (スウェットプロテクト)

 

MUC-OFF(マックオフ) WATERLESS WASH (ウォータレスウォッシュ)

 

MUC-OFF(マックオフ) C3 DRY CERAMIC LUBE (C3 ドライセラミックルブ)

 

その他のケミカルはこちら!


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投稿者情報:マツオ

ロードバイクでツーリングを楽しむきゅうべえスタッフ。
最近はグラベルロード購入を計画中。

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