第116回★いよいよ関西もシクロクロスシーズンが始まりました!
いよいよ11月。1日からは関西シクロクロスのシーズンが始まりました。
細めのブロックパターンのタイヤにドロップハンドルのバイクでオフロードをかっ飛び、泥んこになり、担いで、走りまくるシクロクロス。
特に関西では参加者がものすごくたくさんになり、ここ数年でかなりの盛り上がりを見せています。
先述した「シクロクロスバイク」で走るのがもちろん一番なのですが、オフロードを走るということで、自分が持ってるマウンテンバイクでまず走る、という方もいらっしゃいます。
カテゴリー制度がしっかりしていて、初心者はC3から始まり、「勝てば」昇格。C2になったらレース時間が10分増えて40分に(C3は30分)。
そしてここでも「勝てば」C1に昇格します。
C1は60分。
最高カテゴリーでも1時間ほどのレース時間になるということからも、いかにガッツリ走る競技かということがおわかりいただけるかと思います。
「○分」という表現であれ?と思われた方もいらっしゃるかも。
そう。シクロクロスは、サーキットコースを使いますが、最初から周回数は決まっていません。
最初のほうのラップタイムから、トップが決められた時間に一番近い長さで終わるように「決められた時間÷ラップタイム+1周」を目安に周回がその日、その場で決められるのです。
もちろんコースは平坦ではなく、アップダウンあり、そしてシクロクロスならではの「担いで越えなきゃいけない障害物」あり、なコース。
機材交換は認められていますが、決められたピットでのみ可能。
なのでピットを過ぎてすぐにパンクなんかをしてしまった場合は、担いでほぼ1周に近い距離を走る場合も・・・。
ピットは行きと帰りに2回通れるようにWピットになっているとはいうものの、アクシデントをテクニックも要求されます。
パンクって、不可抗力なときもたまにはありますが、結構テクニックで防げるもの。
空気圧を落として走る場合も多いオフロードですが、うまい人はリム打ちなんかすることもなく、ひょいひょいと走って最後までトラブルを起こさないことも多いのです。
そんな様々なテクも要求されるシクロクロスは、冬の自転車競技になくてはならないもの。
1日の日吉から始まった関西クロスのシリーズも、3日にはこれは(1戦と順番は前後しましたが)0戦、プロローグとしての耐久と行われ、今週末は第2戦マキノです。
何を言ってもやっぱ言葉じゃこの楽しさはなかなか伝わらないですが・・・。
とにかく会場も行きやすくって、家族で楽しめて、みっちり苦しめて(笑)、そして笑いがたくさんある、そんな1日になることは請け合い。
関西クロスはブログも開設していますので(私もスタッフなのですが)、ぜひ興味のある方は情報をチェックしてみてくださいね~。
URLは、http://www.voiceblog.jp/kansai_cyclocross/
今回写真は、3日の耐久dayのときのものをチョイスしました。
こんなふうに障害物を越えたりすることもレースの中に入っているのがおもしろいところ。
1月には世界選が行われるのですが、毎年関西クロスで常連さんの選手が世界選で頑張っているんですよ~。
おもろいけど、同時にかなり熱い、そんな競技です。
さ、お時間ある方は、是非是非、一度クロスの会場に足を運んでみてくださいね~。
関西クロスではほとんどのレースでがらぱがお邪魔しています(^^)
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投稿者情報:DJ GALAPA