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第92回★GWは向日町競輪場三昧でした

投稿者:DJ GALAPA

第92回★GWは向日町競輪場三昧でした

みなさんこんにちは!DJがらぱです。

GWが終わりましたね~
この週末まで最大で休みを取った~という方もいらっしゃったでしょうね。
楽しい時間を過ごされましたか?
私は、先週お話していたサイクリングのあと、5日、6日と向日町競輪場でお仕事をしていました。
5日は、いわゆる「競輪」関係といえばその関係のお仕事。
こどもの日にあわせて「こどもまつり」が行われた向日町競輪場で、初めて競輪場に来られた方や、競輪を見たことがない、あるいは、車券を買ったことなんて全然ない~という方に、「初心者ガイダンス」と銘打って、「競輪ってこんなだよ」をご紹介するナビゲーターのお役目。
この日は、本場開催はありませんでしたが、場外が行われたていたので、モニターではどんどんとレースの様子が写っていて、この場外をめあてに来られた方と、キャラクターショーめあてで来られた方が入り混じって、競輪場はものすごい人、人、人!

そんな中、初めて競輪に触れた方がたはとても興味を持って話を聞いてくださいました。
そして意外や意外、場外に来られたベテラン競輪ファンのみなさんも、競輪選手の自転車の話やアレコレこぼれ話にとても興味を持ってくださり、トークタイムが終了すると、拍手をいただいてしまったり、アフタートークに花が咲いたり(^^)
競輪選手の使うピストバイク、是非ホンモノをみなさんに見ていただきたくて、競技会からお借りしたんですが、目の前にホンモノの自転車があったのでとても喜んでくださいました。
そういえば、競輪ファンの方でも、スタンドから遠目に見るくらいで、間近でピストバイクを眺めることってあまりないですもんね。
フリーのない自転車を実際に見て「おおお~後ろにも回ってる~」「バック踏むってそういうことか~」なんて。
いや~楽しかったです。

あまり身近に感じたことや見たことがないと「え~、競輪?ギャンブル~?」ってちょっと敬遠してしまいがちな方もいらっしゃるかもしれませんが、自力だけで(人間の力だけで)競う競輪は、迫力満点!
ちょっと最初は何がなにやらわからない、というとっつきにくさがありますが、だんだんとなんとなくわかってくると、予想の楽しみも出てきます。
それに、競輪の収益って宝くじと同じように、身近なイベントや施設などに使われていたりするんだな~なんて思うと、小額でもちょっと車券を買ってみようかな、なんて思ったりしませんか?
当たれば嬉しいし(笑)
このときもお話したのですが、まずは地元の選手を応援してみるっていうのが入り口としてはいいかな、と思います。
例えば京都なら、村上兄弟や、稲垣選手などをはじめとして、活躍している選手がたくさん。
山岸選手は、子供たちのウィーラースクール向日町教室の発起人のひとりで、競技にもとても深い思いを持っていらっしゃいます。
最近は競輪場ごとにネットでレースの模様を見ることができたりもするので、はまってみると案外楽しいですよ。
選手たちも、いわゆる「並び」というチームを組んでレースを走ります。
近県の選手が集まることが多いので、そういう機微が見えてくると、見ていても展開がだんだんとわかってきておもしろい。
これから競輪のアレコレも、機会があったらご紹介していきますね(^^)
この日は、翌日も同じ向日町競輪場でお仕事だったので選手宿舎へお泊り。
競輪選手の選手宿舎のお食事ってやっぱりボリューム満点で「さすが!」なんですよ。
夕飯はバイキングにしていただいていましたが(一人ひとりサーブされる夕食だと間違いなく食べ切れません!)、その中のハンバーグも手のひらくらいのビッグサイズ!
さすがです。
翌日は、大学生のレースの実況。
西日本学生選手権でした。
さまざまな種目をまる一日かけてやっていくのですが、今回は落車もなくて、素晴らしい展開のレースがたくさんあって、実況しながらかなり熱く楽しかったです。

そんないろいろな種目から、ひとつだけ種目をご紹介。
今回はポイントレースを紹介します。
トラック競技では距離の長いレースで、決められた周回ごとに「ポイント」が与えられていくこのレース。
ポイントの合計が高い選手が勝つので、場合によってはゴールの着順が後ろのほうでも勝つことがあり、見ている人にはわかりにくい一面のあるレースなのですが、これがかなりアタマを使うおもしろい種目。
400mのバンクの場合5周回ごとにポイントになるのですが、1位~4位通過にそれぞれ5、3、2、1点が与えられます。
例えば男子決勝で24キロのレースの場合、トータル周回は60周で、ゴールを含めて12回のポイントのタイミングになるわけですが、60周ずーっと先頭を走り続けることは絶対無理なので、ポイントのタイミングごとに集団のスピードがあがり、4着通過までの熾烈な争いを繰り広げます。
私は実況しながら、通過の選手のナンバー(ヘルメットキャップのナンバーが使われます)をお伝えし、手元では同時に計算して、ポイントリーダーは誰か、とか、2位と何ポイント差だ、とかをお伝えしていくわけです。
20名を超える選手が走ることも多く、単純な足し算とはいえ、慣れないとかなりこの計算は大変!
でも、これがわかると、選手の動きひとつひとつが見えてきて、なんともいえないおもしろさがわかってきます。
トラック競技では必ずといっていいほど行われるはずなので、見る機会があれば一度プログラム片手に計算しながら手に汗握ってみてはいかがですか?
プログラムは計算が手元で出来るようなフォームで印刷されていることがほとんどなので、要領がわかってくるとスタンドでの観戦も一味違ったものになりますよ~
さ、というわけでそんなこんなしながら終わった私のGW。
来週からは大きなレースが続きます。
またその様子もお伝えしますね!

 あ、そうそう、先週お話をちらっとしたこないだのサイクリングの様子が、COP15サイクリングツアーのブログに載ってます(^^)

是非見てみてくださいね~ http://cop15.blog.ocn.ne.jp/ 参加もお待ちしています!

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