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第17回☆実業団ロードレース大会 2009初出場

投稿者:山本 良介

第17回☆実業団ロードレース大会 2009初出場

みなさん、こんにちは。
3月下旬になりましたね。
桜の開花宣言もされ春へまっしぐらといきたいところですが、先週の陽気な暖かさはどこえやら今週に入り冬に逆戻り?!
京都は1週間先までの天気予報を見てもかなり寒い日々が続くようです。。。
練習ウェアが薄着になってきて洗濯物も減り喜んでいましたが、まだ少し早かったですね。

さて3月20日に、大阪万博公園で開催されました実業団ロードレース大会に出場しました。
万博公園での実業団レースは初開催です。
大阪とはいえ、万博公園のある吹田へは京都からでも一時間以内で行けるのでスピード練習と捉えてエントリーしました。
特設コースは万博記念公園の外周管理道路を使用した1周 約4,8kmの折り返しコースです。
ほぼフラットなコース設定ですがゴール側の折り返し前後がアップダウンになっており、最後は約300mの上りゴール。
コースのすぐ脇の道は中国道をまたいでいる陸橋があり、当日は高速道路休日割引の一部スタート初日ということもあり大渋滞が見渡せました。

コース横の中国道の渋滞

万博公園のシンボル・太陽の塔 
陸橋からの図、万博公園のシンボル・太陽の塔もすぐ近くに。

トレーニングの一環なので、会場に行く前に京都のスイミングで5kmのswim朝練習。
ここで呼吸器系のウォームアップ完了。
swim後、急いで会場へ移動。
名神高速が渋滞していないかヒヤヒヤしながら行きましたが吹田まではギリギリ渋滞無し。
吹田から先は渋滞20km以上の看板表示が。。。
会場へはレーススタート一時間半前ぐらいに到着。
急いでバイクを組み、着替えて受付へ。
受付で3点アイテムとプログラム等を受け取り急いで3点アイテムを取り付け、急いでウォームアップへ。
(実業団レースでは規定でフレームプレート・計測チップをフレームに取りつけ、ボディーナンバーをバイクジャージのトップスに取り付けます)
この日に失敗したのはローラー台を持って行かなかったこと。
レース前の短時間で脈を上げしっかり乳酸を散らすにはやはりローラー台が一番。
準備完了からレーススタートまであまり時間が無く、ロードではまともなアップができませんでした。(反省。)
しかし、スタート前に公式のコース試走で走れたのでなんとか。
そこで自分が所属している「muur‐king.com」のチームメイトにお会いして心強いレース情報を入手。
コース試走終了後すぐに、自分の走る実業団BR-1予選1組がスタート。

ここで改正された実業団自転車連盟カテゴリーの2009年詳細を。
昨年まで長年続いたBR‐1・2・3という区分が今年度から変更され、
TR(TourRacer)カテゴリー
BR‐1(BissinesmanRacer)カテゴリー(昨年までのBR‐1・2)
ER(EntryRacer)カテゴリー
FR(FeminineRacer)カテゴリー
昨年までのBR-1カテゴリーの中のトップ20チームの選手がTRという新しいカテゴリーに登録。
このTRが最上級クラスになりました。
そしてそれ以外の昨年までのBR-1とBR-2の選手が、今年度のBR-1カテゴリーへ。
僕は今年このBR-1カテゴリーで走ります。
このカテゴリー以外にERと女性カテゴリーのFRというカテゴリーがあります。

さてレースへ戻ります。
BR-1クラスは、85名がエントリー。
この85人を2組に分け、各組の上位15名が決勝へ進出。
予選は3周回の14,4kmと7周回の33,6km。
少しでも長く乗りたい僕としては短過ぎましたがそこはスピード練習と割り切り挑みました。
予選は15km弱と短過ぎるので、逃げるのは難しいと想定。
コース幅が狭く、路面が悪かったので、落車やトラブル回避の為にも集団の前々で走る事を意識。
集団はスプリント勝負体制へのにおいプンプンでペースまずまず速いものの動きは無し。
そうこうしてるうちに最後の折り返しに入り、上りのスプリント勝負へ。
踏み出すタイミングとラインを間違えてしまいスピードに乗れずに焦る。
前にいる人数を数える。20人ぐらいいる。「ヤバいっ!!!」
全開っ!!!!!
必死で10人ぐらいかわして一安心でフィニッシュラインへ。
最後の最後に前の選手が失速して脚を止めてフィニッシュ。
自分では10位ちょいぐらいかなと。
ゴール後の、予選通過15名がアナウンスされる。
1位、2位、3位…… 12位、
「あれ?まだかな??」
13位、14位。。。
「うわ~、やってしまった~~。。。。。」
15位 「muur‐king.com 山本良介選手!」
「助かった~。15kmだけで帰らないといけないとこやった~」

正直にドキドキしました。
最後まで集中して走る大切さを、ロードレースとはいえ久しぶりのレースで思い出させてくれました。
リカバリーダウンを入念にして、決勝までの休憩時間にジョギングを。
ジョギング後に、チームメイトの方のお知り合いのカイロの先生に体を診てもらう。
さすがはプロの先生、軽くさわってもらっただけで、自分が今 気になっている箇所を的確に指摘。
今年のオフトレは筋疲労の回復の遅さに悩まされていて、筋肉痛に常にまとわりつかれています。。。

いよいよ30名で決勝。
ギリギリで与えてもらったチャンスなので積極的にいくしかないかなと。
ただ心のどこかでは欲はあったんですけどね。
1周目から何回かエスケープを試みたんですが、自分の力不足とクラブシルベストさんやその他の強力な選手の引きにより玉砕しました。
沿道で、「頑張れ~!」とか「逃げ切れ~!!」と応援してくださった方々すいませんでした。
最後は集団の後ろで壮絶なスプリント勝負を見送りました。
一時は一人で抜け出す事に成功したのに吸収されたのはやはり自分の力不足ですね。
まだまだスピード、スタミナ、パワー不足です。
今の自分の力を知る事ができた点でも出場して良かったと感じています。

やっぱりロードレースは楽しいですね。
あの駆け引きがゾクゾクします。

またレース中はたくさんの方に応援していただき力になりました。
この場をお借りして、「ありがとうございました。」

そしてレース後には会場でMCを務められていた、このQBEIブログでもお馴染みのDJがらぱさんにもお会いしてお話する事もでき満足で帰路へ。
がらぱさんは、ロードレース以外にもシクロクロス、自転車イベント等でもMCをされています。
大会やイベントに行かれた事のある方は一度は声を聞かれた事があるのでは?!
もちろん僕は会場入りしてアナウンスの声を一声聞いただけでわかりますよ~!

さてもうすぐ4月。
この寒さが通り越せば、暖かい季節の到来です。
お花見も良いですが、漕いで、走って、Let’s try sports!
ENJOY!!!

第1回全日本実業団サイクルロードレースin万博公園 第1回全日本実業団サイクルロードレースin万博公園

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