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第3回装備の話パート2・自転車専用ウェアの話

投稿者:DJ GALAPA

第3回装備の話パート2・自転車専用ウェアの話

DJがらぱ

みなさんこんにちは!DJがらぱです!

このコーナーも3回目。楽しんでいただけていますか?

前回は補給の話をしましたが、今回は装備のお話をしたいと思います。それも装備の基本中の基本。「サイクルウェア」のお話です。

テレビなどで見かけるヨーロッパのプロ選手や、日本の実業団の選手たちはそれぞれに「ジャージ」と呼ばれるユニフォームを着ています。そしてボトムはスパッツのような「レーサーパンツ」をはいています。場合によっては上下一体型のワンピースというものもありますが、今回はもう少し気軽なお話です。

というのも、自転車用のウェアは、レースに出場している方だけではなくて、是非、通勤にしか乗らない、週末だけサイクリング、など、普段身近に気軽に自転車に乗っている方も手にとって、着てみていただきたいからです。

ええ~でも、なんだか気恥ずかしい、とか、会社にそんな格好ではなかなかいけない、などという方もいらっしゃるでしょう。でも、最近はそんな「通勤ライダー」のための普段着感覚で着られるサイクルウェアがたくさん揃ってきています。

普段着とかわらないんだったら、別に普段着でええやん、と思われるかもしれません。でも、自転車用のウェアはやはり「快適に自転車に乗れるための工夫」がいっぱいいっぱいしてあるのです。

その工夫。いくつかあげてみましょう。

まずは汗をかいてもさらりとしていてすぐ乾くこと。これはこの季節、重要です。そして冬の季節は汗が長時間残ってしまうことで身体を冷やしてしまうので、冬はこの「冷え」を防ぐために速乾性の高いウェアはとても重要です。

それと、レーサーパンツ。これはパツパツで体型もばれてしまうので、最初はとても抵抗がありますが、これにも重要な意味があります。それは体に外的な負担をかけないこと。もうすこしダイレクトに言えば、フィットしているからこそ、何度も何度もサドルとこすれる太ももの内側の部分や、サドルと直接あたっているオシリの部分を「こすれ」から守ってくれるのです。長時間走っていると、どうしてもばたばたする服などでは生地がもたついてサドルとナマ足(笑)が結構こすれます。これは結構つらいです。いわゆる擦過傷ですから、身体にも負担がかかります。そしてサドルにあたるオシリの部分。これにもきちんと考えられたカッティングでパッドが縫い付けられていることによって、大事なオシリを随分守ってくれます。パッドには女性用と男性用があり、ステッチの入り方も違うんですよ。このレーサーパンツは「パンツ」とあるとおり、ずばりみなさんがズボンという名前の代わりに使うのではないほうの「パンツ」です。ですから、どうしても、という事情が無い限りはレーサーパンツはノーパンではきます(と明言してあるものって以外に少ないんですよね。私結構これで最初悩みました)。慣れるといかに自転車のウェアはよく考えられているかを実感すると思いますよ!

でも、やっぱ街中を通勤のときに着用するのは恥ずかしい・・・という方。特にレーサーパンツ!

でも最近は気軽に着れるウェアもたくさんあります。女性用にレーサーパンツの上から着用できるストレッチ素材のスカートなんかも出てきているんですよ!デザインもそのままレストランに入れそうなくらいかわいいです。上からショートパンツをはいちゃってもいいですよ。

身近で参考になるのは、「メッセンジャー」のみなさんのスタイル。自転車便のお仕事をするこのメッセンジャーの発祥の地はこの京都なんです。スリムだけどカッコイイウェアに身を包んで街を颯爽と駆け抜けるメッセンジャーのみなさんみたいにちょっと自分のサイクリングウェアをコーディネートしてみませんか?

そろそろ各メーカーでは来年モデルのラインナップも出てきています。お店でカタログ見せてもらうのも楽しいですよ。

直接肌に触れる部分に頑張って気を使っておくと、とっても快適に自転車に長く乗れます。

かく言う私ももう何年も乗れていなかったロードに最近乗り始めたのですが、さすがに最初、昔使っていたジャージを着るのが実は恥ずかしかったんです。でも、引っ張り出して着て走ってみたら、全然違う!!!

それだけで「風を切る感覚」が倍になったような快適さでした。

みなさんもぜひぜひ専用のウェアを試してみてくださいねっ(^^)

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投稿者情報:DJ GALAPA

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