【エンデューロ企画6】第15回スズカ8時間エンデューロ秋SP その2
前回のあらすじーー
ついにスズカエンデューロに参戦した「チームきゅうべえ」
”自転車のきゅうべえ”のサポートをうけ、ロード初体験からこの日のためにもう練習を繰り返したリサ、そしてチームは完走することができるのだろうか。
****** 第6話「第15回スズカ8時間エンデューロ秋SP その2」 **********
スズカサーキット、朝7時。
山下「じゃ! 余裕あるうちに一枚とっときましょーかー??」
山下監督の号令でチームきゅうべえのスズカエンデューロが始まった。
レースには各人修練を積んできたであろう様々な強豪が参加。
緊張と歓声が入り乱れる。
そんな中、エンデューロでオンリーワンとなる一台「Thompson(トンプソン)」乗りのタガミン。
タガミン「僕これでレース制しますから」
そんなタガミンを制し、レース経験豊富なアツシがスタートランナーをつとめる。
そしてついにエンデューロが始まった!
まずバックストレートを駆け上がりすぐにシケインに突入。
その後はスピードの乗るエキサイティングな下り坂。
「・・・とにかく安全に帰ってきてくれ」
そんな不安とは裏腹nなんとカテゴリー別13位でピットに帰ってきたアツシがいい表情を浮かべる。
いい流れの中、タガミンがTHOMPSONで走りだす。
足が吊りながらピットに帰ってきたタガミン。
なんとタイムは「チームきゅうべえ」でNO1を記録!
栄養補給を終え、今回ここまで「チームきゅうべえ」を率いてきた山下監督、出動!
皆を元気にする才能がこの男にはある!
引き続きユイコが走る。
今回エンデューロまでの道で一番走り込みを行ったユイコ。
そして今回のためにFELTを新調したマルさん。
レース直後に滴る汗がその全力ぶりを物語っている。
そんなマルさんの後をついで最終走者、ついにリサの出番が登場。
全力で走りきった彼女の一言がこちら。
一人二周で8時間の走り続けるエンデューロの時間が過ぎていく。
時間が経つにつれ、次第に疲労がたまり記録も落ちていく。まさに自分との闘い。
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そしてついに長かった8時間、秋のスズカエンデューロが終わりを告げた。
Panasonic POSオーダーシステムで作ったOCR07で見事走破したリサ、そしてチームきゅうべえ。
見事、初心者がスズカエンデューロを走破!。
自転車に乗ったこともない素人が、数ヶ月で8時間のレースを走り切ることができるのか。
リサの自分を変えたいという想いがなければ達成できなかっただろうし自転車のきゅうべえのベテランスタッフのサポートがなければかなわなかったはず。
なにより自転車という乗り物が生み出した出会いと物語である。
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投稿者情報:migr_qbei