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第2回☆トライアスロンとは

投稿者:山本 良介

第2回☆トライアスロンとは

今年も残すところあと1ヶ月となりましたがいよいよ本格的な寒さがやってきましたね。
外へ練習に行くのが大変な季節になっていきますが防寒対策をしっかりしてトレーニングしましょうね。
冬場のオフトレーニングの量がシーズンインへの土台作りになるのでこれからの時期の練習はとても重要です。

さて2回目の今回はトライアスロンという競技の歴史や詳しいお話をさせてもらいます。
トライアスロンは1974年、アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴで誕生しました。
トライアスロンは3つの競技を続けておこなう競技です。
その3つの競技とは、水泳(スイム)、自転車(バイク)、ランニング(ラン)の3種目です。
トライアスロンの名前の由来ですが、ラテン語の「3」→「トライ」と「競技」→「アスロン」を組み合わせてトライアスロンと呼ばれています。
現在、トライアスロンは大きくわけて2つのタイプの距離にわかれています。
1つが、アイアンマンと呼ばれるロングディスタンスタイプ。もう1つは、トータルで51,5kmを走るオリンピックディスタンスタイプです。
この2つのタイプは同じトライアスロンといえどもルール、内容、運動強度、練習方法等、異なる部分があります。
また基本的には選手層も違います。(中には両方やられている選手もいらっしゃいますが。)

トライアスロンの歴史ですが1978年に、スイム2.4マイル(3.86km)、バイク112マイル(180km)、ラン(42.195km)の距離で走り抜くアイアンマンタイプの距離が誕生したそうです。
この時の参加人数はたった15人だけ。
現在はアイアンマンはロングディスタンスの主流であり世界各地でアイアンマンンシリーズが開催されています。
このシリーズのチャンピオンシップレースがアイアンマンハワイで毎年10月にハワイ島で開催されています。
アイアンマンにとっての聖地はこのハワイ島で開催されるアイアンマンハワイなのです。
アイアンマンの選手はプロもアマもこのハワイの世界大会に出場する事を一年の最大の目標として取り組んでいる選手が大半です。
それぐらいハワイの地には魅力があるそうです。
日本では、数年前から長崎県の五島列島でアイアンマンジャパンが開催されています。
他にもアジアではマレーシア、韓国、中国などでも開催されています。

次にもう一つの主流の51,5kmのタイプです。
こちらのタイプは1982年に、USAトライアスロンシリーズで、スイム1.5km、バイク40km、ラン10kmの51.5kmの距離タイプが設定されました。
これが通称”オリンピック・ディスタンス”と呼ばれ、オリンピックや世界選手権をはじめ数多くの大会で採用されています。
国内の大会でもこの51,5kmのタイプのレースが非常に多いです。
トライアスロンは2000年のシドニー五輪から正式種目として採用され今年の北京五輪で3回目でした。
まだ歴史の浅いスポーツですがその分、年を追うごとに進化し続けているスポーツです。

ご紹介した2つのタイプ以外にも色々なの距離設定の大会がたくさんあります。
最近、注目されているのはアイアンマンの半分の距離に設定されているハーフアイアンマンというレース。
これもアイアンマン同様、世界各地でシリーズレースが開催されていまして、近年人気急上昇のシリーズです。
他にも51,5kmの半分の距離でおこなわれるスプリントレースやさらに短いスーパースプリントれーすなど様々なレースがあります。
またリレータイプや駅伝タイプなどもあり個人競技ながら仲間と一緒にレースを楽しむこともできるのです。

まだまだ書ききれないほどたくさんのレースがあるのですが、どの距離のタイプでもトライアスロンですし、どの距離でも完走すればそこに感動や充実感があると思います。
短い方が得意な方はスプリントレースから。長く走りたいという方はアイアンマンへチャレンジと是非いろんな距離にチャレンジしてもらいたいです。
僕はオリンピックで金メダルを穫る事を目標にしているので、51,5kmのレースがメインですが、パフォーマンスを高める為にスプリントやハーフアイアンマンなどにもチャレンジしています。いつかはアイアンマンにもチャレンジしてみたいという夢もあります。
無理にどちらのタイプの選手という風にわける必要はないと思います。
同じトライアスロンなのですから自分の好きな距離や大会にチャレンジするのみです。

どの形でもいいので是非トライアスロンにチャレンジしてください!!
一度、チャレンジすればその魅力に取りつかれてしまうこと間違い無しです!!!

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投稿者情報:山本 良介

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