第60回★250mバンク初体験
みなさんこんにちは!DJがらぱです。
この週末から、大分の国体のため移動、なので、とんでもなくばったばたとしております(バタバタはいつもですね・・・)。
そして先週は、全日本実業団トラックのため、伊豆の修善寺に行っておりました。
ここには日本で唯一の250mバンクがあります。
トラック競技で使う競技場は日本の場合、競輪場を使用することが多いので、333mか400m、または500mのバンクを使用することが一般的。
そのため競輪場ごとの競技のための周長補正などを事前に行って競技を行います。
でも、世界のスタンダードは250mバンク。
オリンピックでも見た目から忙しくぐるぐるすごいスピードで回るトラック競技をご覧になった方も多いでしょう。
日本のトラック競技がなかなか世界で戦えないのは、この競技環境によるものだ、とも言われることもあるほど。
とはいえ250mバンクで競技を行うこと、それを見ることはなかなか出来ないのが現状です。
私自身、今回この実業団の大会で250mを使う、ということで、初めての250mバンク体験。
残念ながら、2日間の日程のうち、雨のために1日しか250mバンクは使用できなかったのですが(2日目は333バンクを使用しました。日本CSCには250m、333m、400mのバンクが揃っているのです)、それでも250mバンクとはなんぞや?を垣間見ることはできました。
その実態は、というと・・・
今、日本で行われている競輪場を使用した競技とは、正直全く別のもの、という感じがしました。
コーナーの角度(カント)は最大45度。
まさに壁です。
そこをすごいスピードで駆け抜けていくサマは圧巻。
とにかく非常に速い展開とスピードで、ためる間がないのです。
例えば日本の競輪は、番手につけて捲くっていく、なんてよくあるイメージですが、250mはそんなヒマがありません。圧倒的に先行有利。
直線でためてコーナーで仕掛けるなんてことができないので、とにかくガツガツに踏んで先行を取っていくような激しい仕掛けあいが醍醐味。
これを見ていたら、競輪とケイリンは全く別物、というのも納得です。
なかなかナマで見る機会はないかも、ですが、もし250mバンクでの競技を見るチャンスがあったらみなさんもぜひぜひご覧になってみてください。
競輪とはまた違った競技の醍醐味を見ることができますよ!
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投稿者情報:DJ GALAPA